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2023年のお酒にまつわること

この記事ははんドンクラブ アドベントカレンダー13日目の記事になっています。
はんドンクラブ Advent Calendar 2023


はじめに

初めての方ははじめまして、そうでない方はこんにちはこんばんは。
blindwalk(ふらうぉー)です。

私の趣味の一つはお酒をたのしむことです。主にビール、ときどき日本酒や蒸留酒です。だいたい週末に1,2杯飲むことが多いです。
今年はお酒について、感じたり思ったりしたことがいくつかあったなぁと思うので、それについて少し書こうと思います。
美味しいビールやお店のことがすぐ知りたいよって人は次の目次から後ろの方に飛んでください。


ビールについて

昨年までの現状を振り返ると「美味しいビールを飲みたいな」というときは私の場合はよく行くビール屋さんでベアードビールを飲むということがほとんどでした。ときどき他の醸造所のビールの缶を買う感じ。それが今年は少し変わりました。

刺激を受けたこと

1つ目

今年たまたま知り合ったビール好きな人が居ました。静岡県の用宗にあるWCBという醸造所が好きで話をしていたのですが、その人は今はアメリカに住んでいてhomebrewを趣味にしています。ビールについてはとても詳しくて、それは作り手として知識を必要としているからなのだなぁと感じました。

2つ目

昨年noteで記事を書いたのですが、ついったでフォローしているひねもすさんのワインについての記事がとても気になり、お酒のことについて考え直していました。それを今年になってからまた読み返しています。

好きなことをより好きになり、言葉にして伝えたり、自分の中で捉え直すにはやはり知ること、知識は大事だなあと思い出しました。

3つ目

知り合いの人が最近ワインエキスパートの資格を取得されました。その人の飲み物、特にお酒を飲んだ時に書かれている表現は解像度の高い捉え方だなと、読むたびに思っています。

つまり

交流があったり書かれた文章を読むことがある人たちのお酒への姿勢に刺激を受けたので、自分の好きなことについてもう少し詳しくなってみよう。というわけです。ビールについてなにか資格を取ろうとか、今の仕事をやめて醸造家になろうというわけではないですが、分かる範囲を広げて自分の好みを知り、「これは美味しい」という一杯を求められるようになりたいなと思います。
具体的に何をするかというと、基礎的なビールの知識を学び、実際に飲むときに知識と感覚の紐づけをしていこうと思います。ビールを飲む前に少しだけ、酔ってないうちだけですが、香りや味、炭酸の強さ、ホップ由来の香りと苦さを確認しています。まだ分かったり分からなかったりですね。

読んでいる本

クラフトビールの今とこれからを真面目に考える本 改

手始めにこの同人誌を読み始めました。が、結構なボリュームでまだ読みかけです。感想はどこかの機会に書きたいです。

今年飲んだビールの紹介

では実際に今年飲んだビールをいくつか紹介します。

WCB Starwatcher

WCBという醸造所の定番なビールです。IPA(インディアンペールエール)という苦味と香りの素のホップが大量に使われる作り方です。華やかな香りとしっかりした苦味があり、アルコール度数も8%くらいと高めですがそれほど感じずに飲んでしまった記憶があります。

INKHORN Hummingbird

VERTEREさんとのコラボ企画のビールです。HazyIPAという少し濁ったIPAです。飲んだのが今年前半なので記憶があやしいですが、優しい飲み口と良い香りでした。主張が激しいビールよりはこういう感じのほうが私の好みに合うようです。

VERTERE Zela

奥多摩駅近くのVERTEREさんのサワーエールです。乳酸発酵させてからアルコール発酵に移る2段仕込みと思われます。乳酸のおかげでかなり酸っぱいですが、果汁やスパイスと合わせてすっきり飲める感じです。苦味はないです。レモン果汁の入った甘くない炭酸水や食酢飲料が好きな人には向くと思います。
今これを飲みながら書いています。

Brewski Passionate Beet

スウェーデンの醸造所Brewskiが作っているサワーエール。酸っぱいです。赤い色はビーツ由来です。Brewskiさんは果物を使ったビールが得意でとてもきになっていました。サワーエールもバランスがよいです。
掛川のバケツさんでいただきました

Aphtonic Gulper Juice

Brewskiで働いていた人が作ったビールです。untappedの情報を見るとゴーストブルワリーとなっているので、まだ自分の醸造所をもっていないのだと思います。柚子とドラゴンフルーツをつかったサワーエールです。酸味が素敵な一杯でした。
仙台に立ち寄ったときにノルディックさんでいただきました。

ビールから少し外れるかもしれないですが今年はレモンラードラー(レモンラドラー)というビールとレモネードを合わせた飲み物を知りました。夏に向くとても飲みやすいものです。

宇宙ブルーイング PLANETADE

べアレン醸造所 レモンラードラー

おすすめのお店のこと

まっきさんが「おすすめの居酒屋、紹介してくれよな」と書いていたのでお店を紹介してみます。居酒屋さんじゃないところもあります。

WCB 用宗タップルーム

(静岡県静岡市駿河区 用宗)
WCB(West Coast Brewing)とは先ほど書いたビール好きな友人と話していたブルワリー(ビールを作る会社)です。静岡市用宗に製造施設とホテル、タップルーム(お酒を提供するところ)が併設されています。
静岡駅から電車で二駅、そこから歩いて10分です。
ここにはWCBの作っている通常ラインのものはほぼあります。また他のところにはない特色として長期熟成ビールのグラス提供もあります。

COLMATA

( 大阪府大阪市中央区 道修町)
まだ行ったことがないお店ですが、先に紹介したワインの記事を書かれたひねもすさんおすすめのお店です。イタリア料理屋さんです。
大阪に行った時には立ち寄りたいなと思っています。

龍鳳

(神奈川県横浜市中区 長者町)
ワインエキスパートを取られた方おすすめの美味しい中華屋さん。何かの記念や久しぶりに会う人と美味しいお料理を食べたいな、と言う時に良いです。5000円のおまかせコースで次々に美味しい料理が出てきます。人気店ですので、予約は早めにしたほうがよいです。

皮付き焼豚と叉焼の盛り合わせ

氷箱里

(静岡県浜松市 板屋町)
はんどんの人が来浜された時に何度か行っているお店です。とても良い雰囲気と美味しい中華料理のお店です。前菜から始まり、点心、炒め物、海鮮おこげまでどれも美味しいです。また紹興酒やお茶も数多く用意されており飲み物を選ぶ楽しみもあります。とても一回では頼み切れないので何回も通いたいと思うお店です。

昭和31年

(静岡県浜松市 田町)
とても良い雰囲気つながりでもう一つ。浜松市の飲み屋が連なるところから細い横道に入ったやや分かりにくい場所にあります。古民家を改装したつくりで、おしゃれというよりも落ち着く感じがします。
席に着くと好みに応じて数本の日本酒の瓶とグラスを並べてもらえます。なんと、飲んだ量は自己申告制です!悪い子はいないと思いますが、何を何杯飲んだか分からなくならないように楽しんでね、というお店とお客さんの信頼関係があってなりたつという数少ないお店です。だいたいグラス700円くらいだった気がします。量の少ないお猪口はもう少し安くて、量は飲めないけれども色々試したいときに良いです。

肴はおなかを満たすというより、お酒を楽しむために合わせたときにちょうど良いものがそろっています。季節によっては蕗の炊いたのがあったり、美味しい海苔を炭で焼くことができたり、とよく考えられています。
このお店には日本酒をゆっくりと楽しむ時間と空間があります。

とある日のメニュー

BAR 曇天

(神奈川県横浜市中区 福富町)
はんどんの友人と野毛で飲むことになり行ってみたお店です。
日本酒の濁り酒とクラフトジンを得意とするお店です。クラフトジン、気になっていたのですがまだあまりよくわからない状態でお店に入ったのですが、お店の人と話しながら出していただいた飲み物はとても素晴らしいものでした。特に2杯目のWHITLEY NEILのQUINCE GINを紅茶を濃いめに抽出したもので割ったものがよかったです。甘いけれど、すっきりした感じの良い香りがする、落ち着く飲み物でした。

ANTICA TRATTORIA INABA

(岩手県盛岡市 中の橋通り)
盛岡に帰省することがあったので、そこからも一店。
夫婦で経営されている小さなイタリア料理のお店です。テーブルは5、6個の店内だった思います。満席だとかなり忙しいようなので、予約のコースか、お肉までは最初にまとめてオーダーした方が良いのかもしれないです。パスタやデザートはおなかの具合や好みを店員さんと相談して頼んでいる人もいました。
前菜はお皿の上全てが美味しく、とてもワインに合うなと思いました。当日はドライバーだったので泣く泣くノンアルコール飲料でしたが、次はワインを飲みたいな。お肉の火入れも過不足無く、良い具合でした。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございます。
まだまだアドベントカレンダーは続きます。
皆さんの記事を楽しみにしてます。
また書く機会を作ってくれたはんさんに感謝します。

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