メキシコの色鮮やかな伝統行事
メキシコは先週の11月1日、2日と死者の日でした。
日本のお盆のような日で、ご先祖さまや亡くなった人たちを想う日です。
cenpasúchilというオレンジの鮮やかな花を飾るのが風習で、街にはいろんな飾りがなされます。
映画「リメンバー・ミー」でも表現されたあの世界です🏵️
("Recuérdame"(リメンバー・ミーのスペイン語)。私はこの歌を聞くといつも涙が出ます🥲)
このオレンジの花は、ご先祖さまや亡くなった人が迷わず帰ってこられるようにという道標。
祭壇はofrendaと呼ばれて亡くなった方が好きだった食べ物やお花が飾られて、とっても華やか。
こちらは以前住んでいた別の街での飾りです。
これだけ華やかならきっと帰って来れるだろうなといつも思っています。
そしてこの日に欠かせないのがPan de muerto(死者のパン)。
パンの上の模様の部分は骨を表していると言われています。
お店によっていろいろなのですが、どこのが美味しいかなと食べ比べたりします。
基本は、生地にオレンジピールとアニスが入っているものが多く、ふんわり甘くて美味しいです。
今回のリトリートの開催地プエルトエスコンディードはオアハカ州の街。
オアハカ州はメキシコの中でも先住民の人たちも多く、古くからの文化が色濃く残る州です。
メキシコシティにいた時に一緒に住んでいたメキシコ人家族は、家の中でofrenda(祭壇)を用意するなど特別なことはしていなかったのですが、こちらオアハカでは家でも大家さんが飾り付けをしていました。
リトリートでメキシコにいらっしゃる時には、いろんなメキシコ文化を肌で直接感じていただけると思うと今から楽しみです!
死者の日の個人的な思い出についてこちらのnoteでも書いています。よろしければどうぞ^^
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