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2004年12月26日スマトラ沖地震のチャート

2004年12月26日は、インドネシア・スマトラ沖地震(M9.1)が起きた日とのことで、データバンクからホロスコープを探してきました。
この地震による被害は、死者・行方不明者は合計で推定22万7,898人。地震が発生した時期は、年末やクリスマス休暇のシーズンだったため、犠牲者には日本や欧米諸国などからの観光客も多数含まれているとのことです。

ホロスコープを見ると、この日が満月だったことがわかります。(地震が起きた約14時間後)。
月は冥王星ともオポジションの範囲です。

射手座に天体が集まってステリウムですので、ルーラーの木星も勢いづいています。増やします。つまり被害を大きくします。

発生時のチャートでは、火星天王星スクエア、木星土星スクエアが目に付きますね。
月は海王星とセスキコードレート(135度)。満月による潮位の変化、津波を表しているように思います。

また、火星と海王星がクインタイル(72度)で、火星と月がクインカンクス(150度)ですが、月の動きを考えるとしだいに火星とバイクインタイル(144度)になるため、月を頂点をしたゴールデンヨドが形成されようとしています。

そのほかに、トールハンマーがあります。
水星&金星を頂点とした土星とNノードのトールハンマーが、人命と生活基盤(ライフライン)の損失を感じさせます。

また震災後に起きることとしてよく聞くことですが、治安の悪化による略奪や子供の誘拐、レイプなども多発したとのことです。

国土を表す4ハウス、対極の10ハウスには天体はありませんが、ディセンダントに土星、ICにNノードが合。
またアセンダントにはカイロンが合になっており、Tスクエアを形成します。

2004年4月19日に、牡羊座29度で部分日蝕が起きており、この日蝕は南極付近でしか観測されませんでしたが、地震発生時は牡羊座29度が国土を表す4ハウス。Nノードが合。
実際の天体ではないNノードも軽く見てはいけない気がします。

ちなみに、2004年4月19日の日蝕はサロス119。2004年の次は、2023年4月30日です。そのあと、同年10月14日に天秤座21度で、サロス124の部分日蝕が起きています。

先日、12月4日の皆既日蝕も南極付近でした。射手座12度。サロス152。
極の近くで日蝕が起きたときの影響として、スマトラ沖地震のチャートは参考になるかもしれませんね。

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