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2024年8月初め*英国の騒乱*大量移民問題

8月の星の動きを書いていたら、長くなってしまったので分けました。
今日4日は新月ですが、詳しくは次の記事をお待ちください。

上と下は同じ

フォローさせていただいている占星術師さんが、「占星術を学ぶ最良の方法は、出来事が起こっているときに学ぶことです」とツイされていました。

「た、た、たしかに」と反省した次第ですが、すぐに忘れてしまう佐山みはるです。



占星術をやっている人は誰でも、「星はウソをつかない」と思っているんじゃないかな。
空の星の配置には、今、起きていることが現れている。
「上と下は同じ」なんです。

ただ、それを読み解くのは難しいです(苦笑)



英国の騒乱


サウスポート刺殺事件

いきなり始まったように見えるイギリスの抗議活動のきっかけは、7月29日にサウスポートで起きたダンス教室の子どもたちへの殺傷事件でした。

サウスポートはヴァイキングに所縁ある街です。

2024年、1880年代の選挙区創設以来初めて労働党の国会議員を選出しました。パトリック・ハーリー氏。


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子供のダンス教室に刃物持った少年侵入 子供2人死亡、多数負傷 英イングランド北西部 - BBCニュース
(後に、もうひとり子供が死亡し、死者は3人になりました)

「子供たちは、ダンス教室で開かれていたテイラー・スウィフトをテーマにしたイベントに参加しており、そこに刃物を持った犯人が侵入し、子供たちを襲い始めた」

この事件が起きた直後には、残忍に殺害された女の子の遺体の写真がアップされており、目を覆う惨劇の現場でした。


BBCの取材の結果、逮捕された17歳少年はウェールズ・カーディフで生まれ、2013年にサウスポート地域に引っ越していたことが分かった。
両親はルワンダ出身で、
同じカーディフで生まれた兄がいるという。
サウスポート・ハート通りで起きた事件現場を目撃したひとりは、「恐ろしい」状況で「こんなことは見たことがない」と話した。

犯人として逮捕されたアクセル・ムガンワ・ルダクバナ


両親がルワンダ出身なら、彼らはイスラム教徒ではなくキリスト教徒のはずですが(ルワンダはキリスト教)、「イスラム教徒がやった」というデマがすぐに流れました。

今週、フェイクニュースサイトが容疑者の身元に関する偽情報を流布したことを受けて、極右の暴徒らがサウスポートや英国の他の主要都市の路上に集結した。

ロシアと繋がりのあるメディアは、容疑者が昨年船で英国に到着したと虚偽の主張をし、容疑者がM16の監視リストに載っていたとの主張を伝えた。

偽情報の拡散により市民に不安と混乱が広がったため、英国の裁判では18歳未満の容疑者は自動的に匿名扱いとなりますが、あと数日で18歳になるため名前を報道する決定がされたそうです。

イギリス街頭での暴力を煽る、ロシアと繋がる無名の'ニュース'報道機関 (telegraph.co.uk)

チャンネル3Nowの記事を共有するために使われたXアカウントのフォロワーはわずか3000人だが、同じプラットフォーム上で「(サウスポートの)攻撃者がイスラム教徒、移民、難民、外国人であると推測する」投稿は、少なくとも2700万回のインプレッションを生み出したという。

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クライシスアクター説

犯人の少年は、6年前にBBCの番組に出ていたそうです。彼は俳優としてキャスティングされていました。

サウスポート刺傷事件:殺人事件の容疑者がBBCのチルドレン・イン・ニードのビデオに出演 (telegraph.co.uk)

サウスポートのテイラー・スウィフトをテーマにしたダンスクラスで3人の少女を殺害した容疑で告発された17歳の少年が、2018年にBBCのチルドレン・イン・ニードのビデオに出演していたことが明らかになった。
当時11歳だった彼は、ドクター・フーに扮した4人の子役と一緒に主演しました。

BBCの情報筋はMailOnlineに、「Children in Needはアクセル・ルダクバナとは何の関係もありません。この人物は、2018年にキャスティングエージェンシーを通じてBBCとキャンペーンビデオの契約を結んでおり、私たちが資金提供したプロジェクトとは一切関係を持っていません」

BBCチルドレン・イン・ニードの広報担当者はMailOnlineに対し、「この衝撃的な事件の影響を受けたすべての人に深い哀悼の意を表します。彼らへの敬意から、すべてのプラットフォームからビデオを削除しました」と語った。

ちょっと胡散臭い感じがしたのは、ブラックロックが関係しているという話がありました。
先月の暗殺未遂犯もブラックロックのビデオに出演していましたよね。

確かに地元の女の子3人が犠牲になっているのですが、この犯人はスケープゴートの可能性もあるかもしれません。


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中央はスターマー首相


アンティファによる暴動

事件の翌日、サウスポートの住民たちによる追悼集会が行われていました。
集会後、よそから来た黒づくめの集団(フリーガン)が暴動を起こし、イスラム教寺院を破壊しようとしました。
暴動鎮圧用の車両と警官が駆けつけましたが、警官39人が負傷し、8人は重傷を負ったそうです。

女の子3人を住民追悼、警察へ暴力も 英サウスポート殺傷事件 - BBCニュース

マージーサイド警察によると、極右団体「イングランド防衛同盟(EDL)」の支持者たちが一連の暴力行為の背後にいるという。
アレックス・ゴス副本部長は「おぞましい」ことだと非難し、「マージーサイド地域に住んでいるわけでもなければ、マージーサイドの人たちを気にかけているわけでもない大勢」が関与したと述べた。


ロンドン他の抗議活動

サウスポートの抗議行動:混乱が広がる中、100人以上が逮捕される (bbc.com)

サウスポート攻撃:ソーシャルメディアは暴動の炎を煽ったのか?- BBCニュース

ソーシャルメディアの周辺だけでなく、何百万人ものXユーザーがコンテンツを見ることで、押し付けられるヘイトの一部が正常化される可能性もあります。
これらの考えを増幅させた人々の中には、著名な政治評論家や政治家が含まれていました。他のものはあまり知られていませんが、証拠のない陰謀論を推進しているという評判がありました。

ハートルプール通りの混乱:警察官が負傷 - BBCニュース(8人逮捕)
マンチェスターでは2人が逮捕され、ハンプシャー州オールダーショットでは警察官が軽傷を負ったそうです。


サンダーランド暴動

そして3日はサンダーランドという港町で暴動が起きました。
サウスポートから結構離れていると思います。
ここは、9世紀のノーサンブリア王国の歴史ある街です。

ワシントンDCの姉妹都市で、サンダーランドAFC(フットボールチーム)の本拠地とのことです。

労働党の牙城と言われる地域で、2011年の国勢調査では人口の70.2%がキリスト教徒、1.32%がイスラム教徒だそうです。

サンダーランドの暴動は、見慣れたアンティアのやり口で(商店の破壊と略奪)、サウスポートで刺殺された子どもたちとは何の関係もないのは明らかでした。

警察がドアを壊し、サンダーランドの暴徒容疑者を逮捕する瞬間 暴力の夜の後、市内の警察署が炎に包まれた - 警官が無秩序で12人を逮捕した |デイリーメールオンライン (dailymail.co.uk)


ベルファスト

北アイルランドの大都市ベルファストでも抗議活動が起きていますが、今のところは平和的です。この先、どうなるかわかりませんが。


驚いたのは、カトリックとプロテスタントが結託したことです。
これは本当にびっくりしました。
「奇妙だ」と言っている人がいましたが、確かにいきなりは信じられません(苦笑)

ご存じの方もいらっしゃるとおもいますが、20世紀の北アイルランドのカトリックとプロテスタントの対立は、対立以上の激しさがありました。

2001年の調査では、カトリックは47.2%でプロテスタントが48.6%だったそうです。

画面の右側が、大量移民に反対するアイルランドとイギリスの愛国者。
共通の敵に立ち向かうっているわけです。
気になるのは、警察がアンティファを守るように立っていることですね。



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ロックダウン間近?

スターマー首相はまだ就任1カ月ですよね。
支持率が約20%低下しているそうですが、移民問題だけでなく(これはこの人だけがやったのではない)、公約では増税しないと約束したのに増税すると言い出したり、年金受給者の冬季燃料手当の廃止などへの反発があるようです。

スターマー、暴力的混乱に対処するための警察の新たな計画を発表 (bbc.com)

「これらの凶悪犯は移動性があります」と彼は付け加えました。私たちは、同じことができる警察の対応をしなければなりません」
新しい権限には、インテリジェンスの共有と顔認識技術の広範な展開が含まれます。
また、サッカーのフーリガンに対して取られた措置と同様に、犯罪者の移動を制限し、移動を阻止するための犯罪行動命令(CBO)も含まれる予定です。

いくつかの場所広範囲にわたる混乱の標的となったのはモスクでした、英国ムスリム評議会は、金曜礼拝中の警備を強化するようモスクに要請するに至った。
懸念を表明した英国のイスラム教徒へのメッセージで、首相は「はっきりさせておきたい。私はあなたの安全を守るために必要なあらゆる措置を講じる」と述べた。

首相が「顔認識」と「イスラム教徒の安全を守る」と言ったのが、新たな反発を引き起こしています。
また内務大臣は、容認できない混乱に関与した者は投獄や渡航禁止にすると警告しているとのこと。

8/3英国の抗議行動:極右デモで80人以上が逮捕 - BBCニュース

8/3ブリストルでの抗議行動の暴力は「絶対に言語道断だった」と警察は言う - BBCニュース

ブリストルでは、一方のグループは「イングランドは死ぬまで」「国を取り戻したい」と歌う「ルール・ブリタニア」を歌い、もう一方は「難民はここを歓迎します」と唱えているのが聞こえました。
反人種差別団体にビール缶が投げつけられ、ライバルの抗議者の一部は警官に警棒で突撃された。
エイボンとサマセット警察は、市内で14人が逮捕されたと述べ、ヴィックス・ヘイワード・メレン主任警部は「今後数日間でさらに逮捕される」と予想している。


いやいや、こんなに複数の都市で起きていて内戦状態じゃないですか。

中東の戦争も週明けに始まりそうと言われているのに、どうなるんでしょうね。


ロンドンの8月4日新月のホロスコープ

首都ロンドンでホロスコープを立ててみると、新月は10ハウスで起きます。

ノード軸とアセンダント、ディセンダントがコンジャンクション。
火星が双子座10度で、恒星アルデバランとコンジャンクションで、ノード軸をコンプロマイズ。
火星とアルデバラン・・・なかなかの闘志ですね。

8ハウス牡牛座の天王星と恒星アルゴルが、11ハウス獅子座終わりの金星とスクエア。
金星はヨドの頂点でもあるし、チャートルーラーでもあり。今のところ、抗議活動で死者は出ていないもようですが、激しい配置なので気になります。

14日頃に火星と木星がコンジャンクションになるので、それまでに鎮静化すするといいんですが。


スターマー首相のトランシットチャート

スターマー首相は、乙女座9度で太陽と冥王星がコンジャンクションしており(ナントカ大王のイメージ)、トランシットの双子座火星とアルデバランがスクエアになります。
8月のスターマー首相は強情ですね。

またトランシット火星&アルデバランは、ネイタルの魚座木星とカイロンともスクエアなので、Tスクエアを形成します。

トランシットの天王星と恒星アルゴルは、ネイタル天秤座金星とクインカンクス。
「首」がかかっている感じですね。
イギリス首相としての首と、ほかにも何かの組織の首。

4日は新月ですので、結果は半年後かもしれません。
万が一、抗議活動で死者が出た場合には、早ければ次の満月(20日)ということもあるかもしれません。

スターマー首相のネイタルチャートは、keiyatlongさんの記事をご参照ください。


最後に・・・21世紀の十字軍

現代は情報戦争(認知戦)と言われますね。
私の考えは、隠れ?宗教戦争です。
先日、シオニストのラビが「キリスト教とイスラム教が戦ってくれないと、困るんだ」と話している短い動画を観ました。

そのときに確信しました。
フランスとカナダで教会が燃えている理由が。
今回のイギリスの騒乱も同じでしょう。
キリスト教とイスラム教を対立させたい。

何のために?
聖書預言の千年王国を成就するために、中東にキリスト教徒をおびき出したいんじゃないかと思います。妄想です(笑)

「わたしは、自分の二人の証人に粗布をまとわせ、千二百六十日の間、預言させよう。」 
この二人の証人とは、地上の主の御前に立つ二本のオリーブの木、また二つの燭台である。
(ヨハネ黙示録11章)

それではまた。
お読みくださりありがとうございました。

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