見出し画像

Astrology Predictions for 2023(2023年の星の動きと予測)

2023年は、土星が魚座へ、冥王星が水瓶座へ、木星も年の半ばに牡牛座へ、ノード軸は牡羊座と天秤座に移ります。
2022年の土星と天王星のスクエアによる激しい分断のエネルギーは遠ざかりつつあり、荒れた社会には新しい芽が育とうとしています。

2023年の数秘

2023年の数秘は7。数秘術の祖と言われるピタゴラスは、7は物理的なもの (数字4 ) と精神的なもの (数字3 )の結合で構成されており、特に興味深いと考えていました。
聖書にも7は、聖なる数字としてたびたび記されています。聖書では、3と4に分けることのできる7は完全数と考えられています。

正の整数の初期の素数として、数字の7は、宗教、神話、迷信、哲学において非常に象徴的な関連性があります。
また、7つの古典的な惑星を用いて、1 週間の日数になりました。

3は創造性と精神、4は特に物質世界の完成、物事の達成に関連していています。7は、この2つのエネルギーが組み合わさった精神性を表します。
3+4=7は神聖で神秘的な数です。

タロットカードで表すと3は女帝、4は皇帝。
3の女帝は妊娠しており、創造性を意味します。4は地球を構成する物質の4大元素を表し、皇帝はその地球を統治します。
女帝(母)、皇帝(父)、7は戦車に乗る王子。 王子は、戦場に行くのではなく、精神的な成長を目標に自分の内的世界へ旅をします。

また3を母(マリア)、4を父(創造の神)とすれば、7は子(イエス)という三位一体の顕れともなります。

上の図にも書いたように、7は精神的成長を目指すエネルギーです。
2023年は、地上のすべての人類に精神修養と内省を促されるような、様々な出来事が起きると考えられます。

また、日本人は「スピリチュアル」という言葉に嫌悪する人が多いですが、(日本人こそスピリチュアルな民族だと思う)、数秘7の年には非常にスピリチュアルな年になると思います。
スピリチュアルなことに引き付けられる人も多いかもしれません。
前々回、数秘7だった2005年は、美輪明宏さんと江原啓之さんの『オーラの泉』が大人気でした。これは偶然ではなく、数秘7と知って狙った企画だったかもしれませんが。

『国分太一・美輪明宏・江原啓之のオーラの泉』

2023年の星の動き

各月の新月、満月や日食、月食、四季図の星読みは、間近になったときに別記事を立てます。この記事では流れだけをお知らせします。

【1月】

2日   天王星食
3日   金星が水瓶座入り
4日   火星食
7日   満月
13日 火星が逆行終了
18日 水星が逆行終了
20日 太陽が水瓶座入り
22日 新月
23日 天王星が逆行終了
27日 金星が魚座入り
29日 天王星食
31日 火星食

新年の始まりは、火星が双子座で逆行し、水星が山羊座で逆行し、天王星が牡牛座で逆行しています。
月の後半にこれらの逆行が終了し、4月後半に再び水星が逆行を始めるまでの約3か月間は、2023年の計画を進めるのに良い時期です。

1月の星の動きの詳細は、別記事をUPします。
火星食、天王星など月の掩蔽についてはこちらの記事に書いています。

【2月】

6日   満月
11日 水星が水瓶座入り
19日 太陽が魚座入り
20日 新月
   
金星が牡羊座入り
23日 木星食
25日 天王星食
28日 火星食

【3月】

3日  水星が魚座入り
7日  満月
   土星が魚座入り
11日 木星とカイロンがコンジャンクション
17日 金星が牡牛座入り
19日 水星が牡羊座入り
21日 春分(太陽が牡羊座入り)
22日 新月
23日 冥王星が水瓶座入り 
   木星食
24日 金星食
25日 火星が蟹座入り

【土星が魚座へ】
7日に土星が魚座に入り、土星魚座時代の約2年半が始まります。魚座の価値観を土星が具現化する動きになると思います。
しかし、広大な海のような何でもありの魚座を、2年間で冷やし固めることはできない。むしろ世界は混乱するでしょう。
でも、何が真実で何が嘘かが暴かれる2年半になると思います。それは、私たちに幻滅と失望をもたらすかもしれません。(今以上に)

前回、土星が魚座に居たのは、1993年5月~(途中、逆行で水瓶座に戻る)~1996年3月。1995年1月の阪神淡路大震災、同年3月の地下鉄サリン事件は、魚座土星の期間に起きました。
また、ゲームボーイやスーパーマリオが大流行したのもこの頃です。

今回の魚座土星では、メタバース、VR、AIを駆使した世界観に圧倒されそうです。メタバースコンサートやメタバース芸人とか。キラキラもエログロも良いも悪いも何でもありの魚座ワールドです。
危うい部分も大いにありますが、たぶん私が10代だったら真っ先にハマっていたかも。

そういえば、見ていなかったですが、NHK紅白もメタバース演出だったそうですね。

土星と海王星のコンジャンクションは、〇〇主義などの政治的思想も強くなると思われます。
魚座土星時代のと海王星の約36年サイクルについては、別記事にしたいと思います。

15日の下弦の月は、太陽、水星、海王星が魚座でコンジャンクションします。冥王星は山羊座29度にあり、いよいよ水瓶座へ入ろうとしています。
とても緊張感のある下弦の月の日になりそうです。

【冥王星が水瓶座へ】
23日に冥王星が水瓶座入り。2008年に山羊座に入った冥王星がようやく移動します。
しかし、すぐに6月に逆行開始し、山羊座に出戻ってしまいます。戻ってくるのは2024年1月。今年の冥王星は、水瓶座の畑にちょっと種を蒔くだけです。

冥王星の公転周期 は、約247.7年。前回、冥王星が水瓶に入ったのは、アメリカ独立宣言(1776年)の翌年1777年から1797年の間でした。アメリカ建国の歴史と冥王星の周期の関係は興味深いです。

冥王星は、その後も山羊座に戻るを繰り返し、水瓶座にどしっと腰を落ち着けるのは、2024年11月です。そのあとは2043年まで水瓶座に留まります。

水瓶座冥王星時代は、目を見張るほどの科学とテクノロジーの進歩が約束されます。すでに始まっているAIやロボット化はさらに進みます。
人々は、働く場所や勤務時間が減少しそうですね。

通貨も世界共通のものが現れるかもしれません。
以前、Twitterに暗号通貨を組み込む計画があると聞きましたが、現金のお小遣いよりゲームで使える仮想通貨を欲しがる子どもが増えているという話も聞いたので、お金の価値観の変化も早いでしょう。
おばばは乗り遅れています(苦笑)

しかし、冥王星が入る水瓶座生まれの方、対極の獅子座生まれの方には、長く影響する年月が始まることになります。
人生は潮の満ち引きのようなもので、運は来たかと思えば逃げて行く、その繰り返しです。

水瓶座冥王星時代についてもまた別記事を作ります。

【木星が牡羊座から牡牛座へ】

2023年は、木星の動きにも注目です。

3月11日頃、木星は牡羊座カイロンとタイトなコンジャンクション。癒しと楽観のサイクルが始まります。心身の健康や自分を癒すことに専念しましょう。

5月18日頃、牡牛座0度木星と水瓶座0度冥王星がスクエア。2020年に水瓶座0度で起きた木星冥王星サイクルの最初のクォーターです。
木星と冥王星はミリオネアアスペクトと言って、豊かさを意味します。そうは言ってもスクエアですから、棚からボタ餅のようには富は増えないはずです。また、トランシット木星と冥王星が、自分のホロスコープのどこに入っているかによっても、豊かさの中身が違うかもしれません。
お金だけが富じゃないですからね。

6月19日頃、牡牛座7度木星と魚座7度土星がセキスタイル。こちらも2020年12月の木星土星のグレートコンジャンクションの最初のセキスタイルです。
夢を実現するためのエネルギーになりますが、セキスタイルなのでしっかりと意図することが大切です。

【2023年の春分図】

3月21日が春分です。西洋占星術では、春分の星の配置を2024年3月20日までの1年間の運気のベースとしています。
下図は日本の春分図です。詳しくはこちらも別記事にします。

【4月】

4日  水星が牡牛座入り
6日  満月
11日  金星が双子座入り
20日 太陽が牡牛座入り
    新月(日食)
   木星食
21日 水星が逆行開始~5月15日

今年の食のシーズンが始まります。
20日の日食は、牡羊座29度の場所で起きるハイブリット日食です。
ハイブリット日食については以前に書いたと思いますが、ある地点では皆既日食に見え、別の地点では金環日食に見える日食です。

私的にはちょっとした脅威を感じている日食です。太陽と月と木星が、水瓶座0度の冥王星がスクエアになること。

それに私のSノードが巻き込まれます。ノードは集団的なものなので、牡羊座29度付近にノードがある方はなんらかの影響がありそう。
私は、ちょうど癌発症から5年目。寛解か再発か。運命の分かれ目か。

【天体逆行スケジュール】

2023年の水星逆行は、3回。3回とも土の星座で起こります。
そのほかの天体の逆行スケジュールは以下の通りです。

天体の逆行は見直し期間となるため、ペースが乱されます。牡羊座のカイロンを含め、すべての天体が逆行している8月29日から 9 月4日頃までは、とくに注意する時期になります。
カイロンの逆行は、7月23日頃~12月26日頃まで。

【5月】

2日  冥王星が逆行開始~10月11日
6日  満月(月食)
7日  金星が蟹座入り
15日 水星が逆行終了
17日 木星が牡牛座入り
   木星食
20日 新月
21日 火星が獅子座入り
   太陽が双子座入り

冥王星が逆行開始します。冥王星は地球から遠いため、逆行の実感は薄く、気が付いたらすっかり変わっていたという感じです。だからこそ、意識的に進んで古い価値観や信念を手放していくといいと思います。

6日は月食。太陽は牡牛座14度、月は蠍座14度にあり、ノード軸は3度。
ノード軸は7月に、次の牡羊座天秤座に移ります。
太陽は天王星(牡牛座18度)とコンジャンクション。サプライズの予感。良いことでありますように。

17日、木星は牡牛座入り。この日は木星食も起きます。
木星はラッキースターと言われるため、木星が誕生星座に来ると幸福になると信じられています。つまり、牡牛座の人に幸運がやってくるわけです。
私はちょっと違う見方をしていますが、多くの牡牛座生まれさんに良いことがあるといいですね。

木星が牡牛座に入ると、財政面が改善されるとも言われます。
4月末から6月初めごろまで、木星と冥王星がスクエア(ミリオネアアスペクトのハード)ですが、反作用で給与UPとかあるかもしれません。

あるいは、期待している人が多いベーシックインカムなのか?
(でも、それだけでは暮らしていけない金額でしょ)
世界的グローバリストの動向に注意かも。

28日頃、木星と北ノードが牡牛座2度でコンジャンクション。

【6月】

4日  満月
5日  金星が獅子座入り
11日 冥王星が山羊座へ再入宮
   水星が双子座入り
18日 新月 
   土星が逆行開始
21日 夏至(太陽が蟹座入り)
27日 水星が蟹座入り

5月2日に逆行を開始した冥王星が、山羊座に出戻ります。2025年1月20日まで山羊座に滞在します。
冥王星のエネルギーは「破壊と再生」と言われますが、今回の山羊座再入宮では2008年からの15年間の総仕上げです。古い社会秩序を徹底的に叩くでしょう。

21日は夏至。太陽と冥王星はクインカンクス。
ノード軸は、牡牛座と蠍座の1度で冥王星とTスクエアを作ります。

【7月】

1日   海王星が逆行開始
3日   満月
10日 火星が乙女座入り
11日 水星が獅子座入り
18日 新月
23日
 太陽が獅子座入り
   金星が逆行開始~9月4日
29日 水星が乙女座入り

3日満月は、太陽が蟹座11度、月は山羊座11度。ノードは牡牛座0度です。
17日頃に、ノードは牡羊座と天秤座の軸に移ります。運命は新しいフェーズに入ります。

23日、金星が約1年半ぶりに逆行します。前回は、2021年12月19日~2022年1月29日まで山羊座で逆行していました。

金星は地球により近いため、金星逆行は水星逆行よりも影響があると考えられています。主に恋愛やお金、人間関係という個人的な事柄に影響します。
ノード軸が変わったこともあり、恋愛や仕事に変化が起きる人が多そう。
2015年の夏、金星は同じように獅子座で逆行していました。その時と似たような感じかも。

【8月】

2日  満月
16日 新月
23日 太陽が乙女座入り
24日 水星が逆行開始~9月16日
27日 火星が天秤座入り
29日 天王星が逆行開始~2025年1月27日
31日 満月

13日頃にヴィーナススターポイントが発生するようです。詳しくは調べてまたお知らせします。
前回のヴィーナススターポイントについては以下の記事に書きました。

2023年2回目の水星逆行は、乙女座の場所で起きます。シャドウを含めると、夏休みの帰省や旅行にぶつかります。余裕を持った旅行計画を立ててくださいね。

8月は満月が2回。2回目の満月は、ブルームーンと呼ばれます。

【9月】

1日   海王星食
4日   金星が逆行終了
    木星が逆行開始~12月31日
15日 新月
16日 水星が逆行終了
17日 火星食
23日 秋分(太陽が天秤座入り)
29日 満月
   海王星食

4日に木星が逆行開始。直前直後は、投資などには不向きと言われています。

【10月】

5日   水星が天秤座入り
9日   金星が乙女座入り
11日 冥王星が逆行終了
12日 火星が蠍座入り
14日 水星食
15日 新月(日食)
16日 火星食
22日 水星が蠍座入り
24日 太陽が蠍座入り
29日 満月(月食)

2023年2回目で最後の食が起きます。ノード軸は牡羊座天秤座に変わっています。
15日の日食は、天秤座21度の場所。ノード軸は25度にあり、Sノードと準惑星エリスがコンジャンクションになるため、人間関係のトラブルに注意してください。でも、縁が切れることにポジティブな意味もありそう。

29日の月食は、太陽は蠍座5度、月は牡牛座5度。
ノードが24度で、山羊座27度の冥王星とTスクエアに。ノードは多くの人に影響します。大きな変化が起こりそうです。

【11月】

4日   土星が逆行終了
8日   金星が天秤座入り
9日   金星食
10日 水星が射手座入り
13日 新月
22日 太陽が射手座入り
24日 火星が射手座入り
27日 満月

【12月】

1日  水星が山羊座入り
5日  金星が蠍座入り
6日  海王星が逆行終了
13日 新月
   水星が逆行開始
19日 海王星食
22日 冬至(太陽が山羊座入り)
23日 水星が射手座に再入
27日 満月
30日 金星が射手座入り
31日 木星が逆行終了

23日の冬至は、太陽と水星がコンジャンクション。月と木星が牡牛座5度でコンジャンクション。山羊座と牡牛座はトライン。土星が魚座2度にあり、ミニトラインになります。
2024年の最初の3か月は、穏やかな運気かもしれません。大晦日に木星も逆行終了しますし。木星冥王星のミリオネアアスペクトが良いほうに作用するといいですね。

【2024年1月】

2日  水星が逆行終了
4日  火星が山羊座入り
11日  新月
14日 水星が山羊座入り
20日 太陽が水瓶座入り
21日 冥王星が水瓶座へ再入宮
23日 金星が山羊座入り
26日 満月
27日 天王星が逆行終了

最後に

2023年は、3月の土星の魚座入り、冥王星の水瓶座入りがビッグイベントです。冥王星と密接な関りがあるアメリカの行方も気になるところですが、冥王星が水瓶座に落ち着くまでは、地に足をつけたくても必死で泳ぎ続けなくてはいけない感じかもしれません。
地に足がつかないなら、ブランコに乗っているほうがいいのになぁ。

2023年は単純に2つの可能性があります。
ノードが牡牛座、蠍座にある年の前半は、インフレ、価格上昇などによる混乱。富と安全が脅かされます。
2022年のハロウィンの頃に続けて起きた大勢の人が一晩で亡くなってしまった事故のように、2023年前半も生命の危機があるかもしれません。

年の後半、ノードが牡羊座天秤座に変わると、戦争の気配が強まります。今、戦争をしている国はさらに激しい状態になりそうです。それまでに終戦になっていればいいですが、新たにほかの国で?
別の意味では、これは私たちに自立を促しているとも考えられます。

羊の集団に紛れていれば安心だった時代は終わり、誰か偉い人に盲目的に従うことをやめ、自分で考え行動していく。そんな人が増えて行く、それが水瓶冥王星の時代でもあるのでしょうね。
また、お金を稼ぐというより、自分が出来る事をして社会に還元していく。自分も相手もwinwinを目指す。そんな感じかなと思います。

いずれにせよ、簡単な年ではありません。
でも、私たちはタロットカードの戦車に乗った若者のように、精神的な勝利を信じて未来へ進みましょう。

それでは、今回はこの辺で。
最後までお読みくださりありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?