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苺の次世代は、孫株から

ランナーを伸ばしている苺の苗づくりを始めました。使うのは孫株です。子株は使いません。親株に病気などがあった場合、子株がそれを受け継いでいる可能性があるそうです。
 

囲ってあるのが孫株、これは子株からランナーが二本でています
 

孫株の王冠に土が被らないようにして埋めますが、ランナーを切ってしまうと枯れることが多いので、わたし、ずぼらなもんで、根付くまでランナーはつけたままにしておきます。
 

けっこう大きく育っていた孫株さん
 
園芸用クリップで、株が抜けないように留めておきます
ランナーはこのまま、孫株が電車のように繋がっていきます
 

動かないように、園芸クリップで株を留めています。動くと根付かないので。でも他の作業をしていて、気を抜くとランナーをひっかけちゃって、株ごと抜けちゃうのよねぇ。子株がぶらぶらしているから、引っかかるの。「あぁ、やっちまった!」とちょっと凹んだりしてみたり。
 

孫株さま、勢揃いです
 

孫株の苗は、今のところ全部で20個くらいです。でもまだランナーは伸びているので、もう少し苗を作る予定でいます。このレイズドベットは、全て実の成るもの(ベリーと名の付くもの)で埋め尽くされる予定です。


そうそう、園芸用のクリップですが、地元のホームセンターを回ってもいいものが全く見つからず。ビニールタイなどで代用しても、すぐランナーが浮いてしまうので困っていました。

ググっても、これ!というものがありませんでしたが、何とかイメージに近いものをアマゾンで見つけました。それが、写真にも見えるオレンジのもの。
 


使い勝手は、苺のランナーには少し大きめな気がしています。がっつり留められるという感じではありませんし、やっぱりランナーをひっかけると抜けます。

ま、でも、そんなもんかな。ランナーにわたしが引っかからなければいいのだものね。(苺トラップには気をつけろ!)株を植えたポットは一塊にして、寄せておいています。(けど、今日もひっかけたけどね~)
 

親株は今後実をつけにくいので、抜くほうがいいという記述もありますが、個人的な体験では、自然栽培だと親株も子株も孫株も、あまり差がない気がします。

そんな気はしますが、先人たちの知恵はこれまでの経験が詰まっているので、親株は抜く予定です。自然栽培のサイクルとして、レイズドベットの環境が整った後は放置しておくかな。ま、予定は未定です。


そうそう、私が育てている苺は、露地栽培に向いているという宝交早生です。とても育てやすく実もたくさんつけてくれる品種だと、実際に栽培をしていて思います。寒さにも強いですし。

移住前も宝交早生を育てていましたが、それは毎年もう苺祭りばんざーい!な状態でしたので、ここでも今後の動きを期待しています。富士山麓の寒さにどのくらい耐えるのか、そこが実験ポイントでしょうかね。

まあ、私はミニトマトにしても苺にしても、ものすごく甘い状態を求めてはいません。甘酸っぱいぐらいでちょうどよいのです。野菜を甘くしなくていいので、苺もわりと気楽に育てられています。



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