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EF81 95号機を弄る(その2)

その1の続きです。

今回は、前回指摘していた
『ふにゃふにゃ高圧線』と
『ヘッドライト基盤』について弄っていきます。

まずは基盤から


TOMIX製 0723 ヘッドライト基盤
(常点灯CL・電球色LED・2個入)

サードパーティ製の超明るいタイプのLEDでもよかったのですが、
丁度在庫切れだったりもしたので純正の基盤で変更します。
これでも真っ黄色なLEDから自然な電球色っぽい色調になるので十分。
(今の電球色基盤と光量、色温度的にも同じ)

分解して、さくさく交換していきます。



ボディと分離。基盤とダイキャストを固定するように
黒のプラパーツが装着されている

バラすとプラのパーツが付いているので、丁度外すように
ダイキャストの所に凹みがあるので、ピンセットで外していきます。



固定パーツを外した状態
ON-OFFスイッチが露出して、基盤が見える

外すと基盤とON-OFFスイッチが露出します。
ON-OFFスイッチは、基盤の接触を物理的に遮断するタイプではなく、
スイッチで光を物理遮断するタイプ。
そのまま引き上げて外し、その下にある基盤を取り外します。



外した元から付いていた基盤(右)
搭載したのは今回交換した純正基盤(0723)(左)

元の基盤を参考に、位置を間違えないように取り付け
特に固定するような作業もないので、
ON-OFFスイッチをまたかぶせて、再度固定パーツを付けます。
不安ならここで通電させて点灯チェック。
今回は面倒くさいのでしません。
反対側も同じように作業して、基盤を交換します。
余った基盤は、電子工作の知識と技術があれば弄りの材料として再活用できます。
自分にはそんな作業面倒でやりたくないので、保管しておくだけ。
何かの時のために保管はします。

これで、基盤交換は終了。

次は高圧線の弄りへ。


用意した真鍮線の高圧線(上)
外した純正の高圧線(下)

屋根上の高圧線パーツを外して、真鍮線で高圧線を作っていきます。
φ0.3㍉の真鍮線を使用し、元のプラ製パーツと同じようになるように
曲がる箇所にアタリを付けて曲げいきますが、
このときに曲がる箇所や曲げる角度を間違えるとほぼ失敗パターンです。
そういうときは大人しく作り直し。



穴あけ失敗の図
こういうときはKATO式で横からはめ込む

純正の碍子パーツを利用して、真鍮線を差し込む穴を開けていきます。
今回はφ0.4㍉で開けていきましたが、刺さりが渋いのでφ0.5㍉で再開口。
碍子パーツは逆ピンセットで固定して、穴開けしていきます。
ゆっくりやさしく当てて、アタリをずらさないように開けます。
が、外してしまったときは上手く位置を調整して、横からはめ込めるように加工します。

碍子の加工がめんどくさい!というときは
社外製でパーツがでていますので、そっちにするのもあり。
(自分が知っている限り銀河モデルで出ていましたが、現状入手困難)



真鍮線を差し込み、碍子をはめ込む


前回の画像(純正プラ)をの比較用

あとは碍子と真鍮線を組み込んでいき、もとに戻します。
この時に画像だと右奥にあたる碍子の左右の2パーツ、
ここの部分の真鍮線を気持ち長めにして、
差込後、全体の長さや角度、バランスを調整してから
接着剤で当該の碍子部分と真鍮線を固定すると
パーツが分離されにくくなり紛失防止にも一役買います。
特に右奥に当たる部分は碍子が一個しかないので固定オススメ。

今回ミスってしまった一箇所はこの時に横からハメます。
こちらもハマりが甘いようなら再度加工。



横からも見てみる。ビシッと高圧線が横に張っていて気持ちがいい

最後に横から。ビシッと決まった姿がカッコいいです。
前回の純正状態と比べてみましょう。


前回からの(以下略)

これが

交換後。どうです?違うでしょう?(違うと思い込む)

こうなる。変なたわみもなくなり、スッキリしました。
碍子や高圧線の加工は少し手間がかかりますが、
十分価値のある弄りだと思います。


次回は各部の塗装をし、一気に仕上げます。
(つづく)(いつかは未定)

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