休憩時間　実は必要なのは「60分」じゃない。

労働者の休憩時間のはなし。

私のお客様で最も多い勤務時間が
9時～18時　休憩12時～13時（60分）
実労働　8時間

このように
「休憩60分」
という会社が多いので、
「休憩は60分必要」と思われがちなのですが、
実は60分取る必要がないというのはご存知でしょうか。

労働基準法では休憩時間について
・労働時間が6時間を超え8時間以内→45分
・労働時間が8時間超→60分
以上の休憩時間を与えなくてはいけない
と定めています（労基法第34条）

つまり、法定労働時間の8時間勤務であれば、
休憩時間は45分で足りるのです。

休憩時間を45分にすれば同じ8時間労働でも
・9時～17時45分　休憩12時～12時45分
とすれば15分早く帰れます。
・9時15分～18時　休憩12時15分～13時
とすれば15分遅く出勤して朝ラッシュを避ける
ことが出来ます。

お昼ご飯はゆっくり食べても30分あれば
大体の方が召し上がれます。
それならば、残りの30分をスマホを見て過ごす
より、早く昼休みを切りあげてその分早く
帰りたい、と思う方も多いはず。

従業員さんの希望も聞きながら
「昼休み45分」
を取り入れてみるのはいかがでしょうか。

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