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大腿骨を骨折した母とこれから

退院

ようやく母が退院できた。

施設難民にならないよう、なんとか今月一ヶ月空かないように調整してもらった。
退院できないと、今の施設に戻れずまた待たないといけない。

ホッとした。

直前まで点滴もしており痩せたと思うので36キロ切ってしまったと思う。これから栄養をとらせなければ。

しばらく(もしかすると今後)、室内でも車椅子になりそうで、その準備が追いつかない。

母は身の回りのことができない(食事はかろうじて取れるが、こぼしたりするのでサポートはしている。)ので家でもトイレは私か父が介助している。
(その際に私がミスをして、母を転ばせてしまって大腿骨骨折になってしまった😢)

現時点で、母は立ち上がることができるが足が出ない。
おそらく、足が出ないのは元々の(要介護5の原因となっている)パーキンソン病のせいだ。

昇降機

家の構造上、玄関のアプローチから玄関までのスロープが無理だったので、車庫に昇降機を設置することになった。
まだ段差解消ができていないので、できるまで暫定措置と併用しながら。

玄関を出たポーチとアプローチの間に段差があり、少し歩くとその先に階段があり、さらに少しスペースがあって道路までまた小さな段差がある。

車庫は2台が余裕で停められる幅があったが、昇降機が1.2m四方。
つまり車庫の端から1.2m+αが車庫として使えなくなる。
弟の車が大きいので1.2mが潰れると2台は厳しいと聞いていた。
(が最初の計測で無理だと聞いていたが、停められたらしい。)
弟がいない時は、昇降機を避けて停めることにした。

アプローチを挟んで車庫と庭がある。
本当は3台車庫にするという話もあったが(当時我が家は、父と母と弟が車を持っていたため)
弟も大学を出てすぐに家を出ていたこと、私は自宅マンションに駐車場があり、たまに帰るくらいなら駐車場は要らないということで車庫は2台分にして、アプローチの反対側は庭になっている。
そちらをつぶしてスロープにするという話もあったが、大掛かりで大変だし、移動が大変そうなので昇降機となった。

昇降機が上がった場所は玄関ポーチの横なのだが、ポーチとアプローチの間の段差が車椅子が厳しいので、車庫とアプローチの間の花壇を潰して、そこにコンクリートを敷いて段差を解消することになった。
それが間に合わないので今はそこだけ短い折り畳みのスロープを借りるのだがこれがかなり重たい。

車庫とアプローチの間の花壇を潰すにあたって、ちょうとそこにツツジがあった。2本あったのだが1本が干渉してしまう。
かわいそうなので、その1本のツツジは父が掘り起こし、移動してコンクリートを避けることになった。枯れないことを祈りたい。
これも結構大変で父は未だ「腰が痛い」と言っている。

予定変更


当初いきなり家で全面介助は無理なので、当面施設に預けることになっていた。

が、退院の打ち合わせの後、ケアマネさんがおっしゃる。

小規模多機能にいる間は、訪問リハビリが受けられない。
小規模多機能では生活リハビリしかできない。2週間何にもしないでいるとせっかく動けるようになったのに動けなくなると困るから、家に戻る日を設けて、訪問リハビリを受けたらどうか?

ケアマネさん

訪問リハビリの方は調整で何となかると思うし、可能なら母の体力を見ながらリハビリはしたい。

訪問リハビリの担当者の方

なので、しばらくは母は小規模多機能に入りっぱなしだと思っていたが、平日週に2日ほど自宅に戻ることになった。
(なので、これからとにかく昇降機と車椅子対応は進めないといけない。)

母は家にも帰りたがっているからいいのだが。
足が出ない状況で、トイレ・・・大丈夫なんだろうか?

まだ休みの申請も終わっていないから、週明けからも普通に仕事があり、父がトイレ介助や施設への送り出し・出迎えはできるのだろうか?

最初の難関


母の持病の通院が初の難関。

施設に迎えに行ったり、その後また施設に送り、施設の方が昇降機の状態を見にくるなどやること満載なのでお休みをとっている。

あいにくその日の天気は雨予報・・・。
雨の中、車椅子から車への乗せ替えとかうまくできるだろうか・・・。

やってみて無理だったら次は介護タクシーを呼びたいと思う。

ありがたいこと

これは本当にありがたいのだが・・・
正直、骨折した時は、母はもう施設利用がほとんどになるのかなと諦めていた部分があった。

なのに、小規模多機能のケアマネさんも訪問リハビリの会社の方も、いかに母が今までのように家でも暮らせるか(施設と併用)に心を砕いてくださっている。

これが本当にありがたい。

父がずっと「家に戻せるかな」と言っているし、母も「家に帰りたい」と言っているから・・・。
(唯一の不満は、父。だが愚痴になるのでここでは省略。)

私も今の母を見ていると、施設に行きっぱなしはかわいそうだし、できる限り看てあげたい。

仕事との両立は課題だけれど、きっと何とかなるだろう。するしかない。

+++++++++++++++++

1ヶ月ちょっとの入院生活。
病院の配慮もあって、なんとか乗り切れた。

関わってくださった皆様に本当に感謝しかない。
もう2度と転んだりしないように注意したい。。。。


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