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松岡美術館@白金台

私の休みの楽しみは美術館。

地元に戻り、やはり東京に足を運べる=いろんな美術館に行けることがありがたい。

今回は丸紅ギャラリー〜東京都庭園美術館(ランチのみ)〜松岡美術館に行った。美術館三昧。

松岡美術館

松岡美術館は、松岡清次郎が創立し、彼が一代で蒐集したものだけを展示している美術館。

『私立美術館というものは創立者個人の美に対する審美眼や鑑識眼を訴えるべき場所』という清次郎のポリシーによるものです。

松岡美術館パンフレットより

アクセスは、
JR目黒駅から徒歩15分。
都営三田線白金台駅から徒歩7分。

光が良い感じに差した土曜日午後


入り口の扉も美しい

緑やビルの木陰も多く、真夏でもさほど大変に感じなかった。

この美術館は、ゆったりと鑑賞してもらうために監視員を置いていない。
モニターによる監視となっている。

私達がいた時、音が鳴り、近づかないよう言われていたカップルがいたが、あれがおそらくモニター監視だったんだと思う。

シャッター音がなければ撮影も可能だった。

松岡清二郎について

80歳を契機に、これまで自分のためだけに蒐集していた美術品を一般公開しようと決意して、昭和50年11月に自分の会社の自社ビルに『松岡美術館』をオープンしたそうだ。

今は、東京都庭園美術館から程近い場所、松岡氏の自宅跡地に移っている。


常設展示

古代オリエント美術、現代彫刻、古代東洋彫刻があり、時間があればもっとゆっくり見たかった。

また行きたい。

彫刻は、遠目からヘンリー・ムアがあるのが分かった。
大型ブロンズが展示されている。


彫刻はまだ私は見る機会が浅いのでよく分からないのだが、

『猫の給仕頭』という彫刻が何だか気になった。


あとは、東洋古代彫刻では、インドのシヴァ神や、ガンダーラ地方の菩薩像があり、この顔が日本に来ると全く違う顔になるのも興味深く、今度ゆっくり見て来たい。

ちなみに松岡氏は日本の仏像には興味を持たなかったらしい。

企画展


今は、

『モネ、ルノワール 印象派の光』

これは後期の展示だと思う


『江戸の陶磁器 古伊万里展』

で、どちらも私は大好きで大満足。

今は前期だが後期が半額となるリピーター割引券ももらえたので再訪するつもり。


古伊万里が好きな私は、古伊万里展もとても楽しめた。

柿右衛門様式、鍋島、金襴手、古九谷を中心に美しい陶磁器をゆっくり満喫。

個人でこれだけ蒐集する財力がすごい。
一般公開いただいて、私達が見ることができるのはありがたいことだ。

美術館が好きな人にはおすすめしたい。

良い時間が過ごせると思う。。。

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