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陽転思考


久しぶりに涙が出た。

ポジティブシンキングと陽転思考

無意識に『ポジティブ』変換してしまう私は『ネガティブ』感情を持つこと自体にストレスを感じてしまうことがある。

けれど、最近の私は
『できていないこと』にフォーカスしていたなぁと思った。

泣いて、
内省して、
いろいろ考えた。

赴任先で親しくなった会社の看護師さんが、仕事、子育て、介護があって『泣きながら仕事してた』とおっしゃっていたことを思い出しての昨日のnoteのタイトルだった。

何人かの友達に聞いたら、
『朝泣きながら会社に行ったりした』
『泣くことあるよ』

皆、それぞれいろいろある。

泣きながら会社に行くってすごい。
先の看護師さんも、私など介護と仕事で溢れそうなのに、それに子育てが加わるなんて💦

陽転思考。

松下幸之助さんの教え。
赴任先の取引先の社長が『陽転思考』と言う言葉をよく使われていた。

今の時代はこんな本も出ているのね。

起きてしまった出来事を一度受け入れるのがポジティブシンキングとは違うところ。

先の『泣いた自分』。

ポジティブシンキングだと、

泣いている場合じゃない→仕事しよう。泣いていても始まらない。前向きに行かなきゃ。
的な感じになりがち。

これを続けていると、ずっと頑張り続けるから自分にかかっている負荷から目を背けることになる。

陽転思考の場合、
①まず事実を受け止める。
②次にその事実の良い面と悪い面を探す
③良い面を選ぶ

起きてしまったことを、悪いと思えること(陰)を良い方(陽)に転じる考え方(思考)ということ。

泣いた事実をどう転じるのか

一昨日泣いた私は、その日は『陰』だった。
とりあえず落ち込むだけ落ち込み、
親しい人たちに『辛い』という状況を打ち明けた。
悩んだけれどnoteに書いた。


ポジティブ一辺倒な若かりし頃は、そもそもそんなこも情けなくてしたくないし、いつも明るく前向き!でいたかったが、今回は『泣いた事実を受け止め』『情けない自分を受け止め』た。

○悪い部分
泣いたこと

○良い部分
感情が出せるうちはまだいい
疲れているサインに気づけた

こんなことを頭の中で考えていたら、

そもそも辛い時に泣くことが悪いのかしら?

という考えにも気づいて。
楽になった。

まだ疲れているなぁという事実は変わらない。

ただ泣いたことによって、その疲れがまぁまぁまずいレベルにいるのかもということにも気づけた。

陰の思考を陽に転じられなくてもフラット=中庸まで戻すことはできた気がする。

この1週間、
母の施設や仕事のことでいろいろあったし、
親と同居して20ヶ月。
疲れが溜まってるんだと思う。

無理は禁物。

人と比べないが過去の自分と比べてしまう

人と比べないことはできている自覚がある。
昔からそうだった。
子供の頃から『人は人、自分は自分』と育ててもらえた私は幸せだと思う。

私が比べてしまうのは、
過去の自分だ。

前の私ならできたことが、今できない。
仕事も前よりスピードが落ちたかもしれないし、すぐ疲れてしまう。

能力が落ちている気もする。

などなど、過去の自分と今を比べて『できていないこと』フォーカスをしてしまっている。

そうすると、自分が好きじゃなくなる。いわゆる自己肯定感が下がる。

過去の自分にできなかったことで、
今の自分にできていることにも目を向けていきたい。
まだうまく探せていないから、できたと思うハードルも下げないと。

陽転思考。
松下幸之助さんの教え。

備忘録。。。

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