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自主映画製作者と英語字幕その2 (毎日投稿61日目)

こんばんは。映画監督の武内剛です。
アタクシの初監督ドキュメンタリー作品「Padre」を世に出す為の毎日ブログでございます。

今回のブログは、一昨日書いたテーマの続きになりますので気になる方は"その1"を読んでみてください。

このテーマ、英語字幕の事だけで、その10くらいまで書けそうなくらい、奥深いモンだと思うんですよね、字幕って。
しかも、これっていう"ルール"がないんです(アタクシの調べでは)。

、、、、、

が、

暗黙の"ルール"みたいなのは存在する気がします。

今回はアタクシが独自に英語字幕を作成するにあたって参考にしたソースをいくつか紹介させていただきます。

まずはこちら、じゃーーーん!

Netflix公式の英語字幕ガイドページです。

これはNetflixに動画を投稿する製作者向けのものなので、
全人類共通の英語字幕ルールではなく、あくまでNetflix独自のものなのですが、日々ネトフリにお世話になってるアタクシは、
「Netflixの字幕は見やすいなぁ〜」と思いながら今日まで生きてきたので、
今回「Padre」の英語字幕はこのネトフリ字幕ルールを踏襲しました。

めっちゃ細かく色々規定されており、読むだけでも疲れるのですが、
忘れたり、行き詰まる度に、何回も何回も読み直して、
最後の方は結構、暗記してました。

「ナレーション字幕は斜体にする」など
ネトフリ様の字幕ルールに従っております

もう一つは、こちら伊納華さんという日英翻訳家の方が、字幕の作成方法について書かれたブログで、全3エピソードほどあります。
内容は、英語→日本語字幕に関してですが、日→英でも応用ができ、
とても分かりやすく書かれていて、大変参考になりました。

以上、独自の調査で、字幕製作にトライしたアタクシの感想としては、
文字の見易さであったり、フォント、文字数、何秒表示するか、
言い回しをシンプルにして文量を減らすか否か、などなど様々な部分に工夫が必要で、製作側の"センス"がかなり問われる作業だが、
その分、映画作りと同じぐらい創作意欲を注げるものでした。

なので、厄介だな、、、とは1mmも思わず、

「この言い方の方が、伝わるかなぁ??」

「これは文字数多すぎて読み難いから、このワードを削って…..」

などなど終始楽しく、考えながらワークできました。

2人同時に会話してるシーンは↑の様に2行に。
読みやすく見やすくなるよう工夫が必要である

やはり、「Padre」に関しては、監督のアタクシが編集も担当しているので、
字幕に協力してくれた友人達からのフィードバックを、アタクシ自身が、
すぐ編集、修正できたので、そこが何よりも良かったです。

自分が納得いくまで、とことん徹底的に作業できますからね。

でもなんといっても、字幕製作に協力してくれた友人2人に感謝、
Thank you so very much, Elly and Ark!!!

Ellyは実際に翻訳家として、テレビ番組や様々な場で活動をしています。

三浦アークさんも若干20才ながら、自主映画を作ったり、アート活動をしたり、2人ともクリエイティブな活動をしています。

2人ともとっても良い仕事しますんで、
何かありましたらぜひぜひ依頼してみてください!
活動も応援してくださいませ〜

令和五年三月二十九日 武内剛

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