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眠れなくなるほど面白い 図解 脳の話 【読書感想文】 茂木健一郎テイスト・脳の話


★★★☆☆
Amazonでレビューしたものです。

<紹介文>
なぜ、脳から意識が生まれるの? ひと目ぼれは、どうして起きる? 頭がいいって、どういう人? 人の脳は不思議でいっぱい。身近な疑問でナゾを解明! いまだに解明されない現代科学最大の謎といわれる脳。脳を知ることは、自分自身を知ることです。テレビや雑誌など、さまざまなメディアで活躍する脳科学者の著者が、脳の働きや仕組みを最新のトピックスや知識を使い、図解を交えてわかりやすく解説します。脳力を最大限に発揮させる方法から、「ひらめき回路」の鍛え方、、AI時代の脳の活かし方、脳の機能まで、疑問形式で楽しく読める脳の話が満載。仕事や学習、恋愛、人付き合いなど日常の生活でも役に立つ、脳のエンターテインメント教養本です。脳は自分を映す鏡。人工知能時代に負けない、ヒトの脳の大きな可能性がわかります。

Amazonのページより


【目次】
はじめに
脳の全体構造
大脳の全体構造
生物の脳進化の歴史

第1章 脳の取扱説明書 脳の基礎知識
1 脳は物質なのに、なぜ意識が生まれるの?
2 頭がいい人って、どういう人をいうの?
3 いわゆる「地頭」をよくする方法はある?
4 子どもの能力は、どこまで計れる?
5 脳を喜ばせる遊びとは、どんなもの?
6 脳のストレスを解消する方法はある?
7 脳が活性化するゴールデンタイムは?
8 退屈な生活をすると、脳の働きは悪くなる?
9 ひと目ぼれは、どうして起きるの?
10 ギャンブルにハマるのは、どうして?
11 トラウマを乗り越えるには、どうしたらいい?
12 マインドフルネスはなぜ、脳にもいいの?

第2章 脳は成長する 脳力を最大限に発揮させる方法
13 脳力を最大限に高める方法とは?
14 脳もほめると成長するというのは、本当?
15 ど忘れは脳の老化現象?
16 失った自信は取り戻せる?
17 脳は新しいものとの出会いが好きって、本当?
18 本で知る知識より、なぜ生の体験が大事なの?
19 脳の健康を維持する方法とは?
20 のんびり過ごしていると、脳は衰えるの?
21 自分が望むように、脳を変えることができる?
22 脳の発達には年齢制限があるの?
 column 脳の「強化学習」機能で自分改造計画

第3章 脳はひらめく これからはひらめきの時代
23 脳がゼロから新しいものを生み出す仕組みとは?
24 創造性を発揮するために必要なことは、何?
25 ひらめきの瞬間、脳内で何がおこっているの?
26 「ひらめき回路」を鍛える方法とは?
27 ひらめきを邪魔するものって、何?
28 ひらめきを生む原動力は、何?
29 ひらめきを忘れない方法とは?
30 アイデアが次々とわく脳になりたい!
31 「アハ!体験」のとき、脳では何が起きている?
32 簡単に「アハ!体験」を味わうことはできる?
 column クオリアーいちごの「赤」と「赤らしさ」とは?

第4章 AIと脳の未来 AI時代の脳の活かしかた
33 いつか人間がAIに使われる世界になるの?
34 コンピュータもひらめくことができる?
35 AIの知性と人間の知性とでは、どう違う?
36 AIのIQは人間より高いの?
37 AIが発達したことは人間にとってよかった?
38 人間の脳を人工的につくり出せる?
39 AI時代に人間の直感はあてになる?
40 これからの時代はどんな能力が求められる?
 column 人間だけが持っている「身体性」とは?

第5章 脳の働き 脳機能の一部を覗いてみよう
41 人間の生命活動全体の司令塔・脳
42 脳内をつなぐネットワーク・神経回路
43 心と体の状態に大きく関わる・神経伝達物質
44 神経細胞が凝集した皮質が機能の中枢
45 右脳と左脳の役割分担とバランス
46 大脳の司令塔を務める前頭前野
47 欲求や恐怖など原始的な心をつくる大脳辺縁系
48 動作を洗練させる大脳基底核の働き
49 大脳の働きでさまざまな記憶がつくられる
50 忘れたり、思い出したりする記憶のメカニズム
51 睡眠は大脳のリフレッシュタイム
 押さえておきたい脳のキホンの豆知識


眠れなくなるほど面白いシリーズの脳編です。
やはり見開き右ページが文章、左ページが図になっています。

筆者が茂木健一郎氏のため、彼の専門分野が多くの章をしめています。
「アハ!体験」や「ひらめき」について多く書かれており、重要性について訴えられています。が、それらは脳の働き一部であり、それほど万人に必要とされているものとはあまり思えないのですが。。
脳の他の部分、辺縁系や基底核などは、最後の章にさらっと基本を触れられているのみです。
しかも、AIの話が1つの章をしめています。

「脳の話」という題名ではなくて、「茂木健一郎おすすめの脳の活性化法」とかって題名の方がよかったような印象を受けました。
最後に参考文献載っていますが、半分は作者の本になっています。



著者:茂木健一郎 (著)
ASIN ‏ : ‎ B0847HS4PL
出版社 ‏ : ‎ 日本文芸社 (2020/1/29)
発売日 ‏ : ‎ 2020/1/29
言語 ‏ : ‎ 日本語
ファイルサイズ ‏ : ‎ 104652 KB
本の長さ ‏ : ‎ 131ページ



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