できる人は必ず持っている一流の気くばり力 【読書感想文】 気くばりの体系化ー空気の読めない貴方と私にー
★★★★☆
Amazonでレビューしたものです
以前こちらの作者の方の本、「面白いほど役に立つ 図解 超一流の時間力」を読みました。
その後こちらをAmazonで紹介され、unlimitedになっていたので、読んでみました。
こちらの本で作者がまとめた内容はズバリ「ビジネスシーンで求められている気くばりの体系化」だそうです。
気配り、、、体系化、、、?
疑問に思いましたが、読んだら結構役に立ちそうでした。私には。
「全く気が利かない」「空気読め」「人の気持ちを考えて」と言われて育った私で、おそらく今も職場では陰でそう言われていることでしょう。
でも空気なんて目に見えないんだからどうやって読むんだよ、、意味わかんない、、、と思ってきました。
もし同胞がいらっしゃいましたらおすすめです。
空気が読めない方は、読めないなりの他の対処法をしていくしかありません。
空気が読める人、気がきく人、人の気持ちがわかる人、と同じような対応をすること、そのための技術を身につけることです。
他人は他人を外側からしかみることができません。自分の言える範囲の相手の外側の表情言動で判断しているのです。
内面はどうあれ、外側を気がきく人と同じように振る舞うことできれば、気がきく人、と認定される確率が高くなります。例えが悪いですが、「悪の教典」のハスミンのようなイメージでしょうか。
気がきく、まで行かなくても、仕事で成功しなくても、とりあえず気が利かないと言われない、失敗までいかない、そんなレベルに持っていければ御の字です。
この本は、気配りを、俯瞰・共感・論理・サービス精神・尊重の5つの「アンテナ」に分類し、それぞれの特徴を述べて、それぞれの「アンテナ」を伸ばすための具体的な事例及び対処法を記載されています。
まずは、巻末の「アンテナ感度」をチェックし、自分がどのアンテナが高くどのアンテナが低いのか確認すること。
その上で、高いアンテナをより高めるのか、低いアンテナを平均に持っていくのか、を決めて、そのアンテナの箇所を読み込み実行することでしょう。
どのアンテナにも言えることですが、
まずは、他人をよく観察し、情報を集めて、その情報を記憶し時にメモして、
ここに書いてある言葉を、タイミングよく放つのが大事、
でしょうか。
ちなみに私は「アンテナ感度」のチェックは、それぞれ6点満点中、2-0-2-0-2でした。低。。まあ共感力ないし、サービス精神ないんですよね。人の気持ちなんてわからんし、楽しませるってそもそも自分が楽しくないのになんでって。
本当に共感していなくても、とりあえず共感している人のように振る舞うことによって、他人からの評価をあげて職場でうまくやっていくのは大事だと思います。
ー1なのは、
おそらくこの「アンテナ」、エゴグラムを元に作成されていると思われますが、それについて特に言及がなかった点です。
エゴグラムとは、性格診断の1種です。
自分の自我を、P=親、A=大人、C=子供の3つに分けます。さらにPを、父親のような支配的な親=CP、母親のような優しい親=NP、Cを、元気な男の子のような子供=FC、おとなしい従順な女の子のような子供=ACに分けて、CP,NP,A,FC,AC、の5つの特徴に分けて、それぞれどのくらい強いか、で自らの性格を判断するものです。
詳しくは専門書等をご参照ください。
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