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文房具アーカイブ#7『サクラクレパス SAKURA craft_lab 001 』

いつかは大人になる。いつかは。

サクラクレパス SAKURA craft_lab 001

商品スペック(サクラクレパス公式より)

かっこよすぎんか

型番:LGB5005
(ブラック/ブルーブラック/ブラウンブラック/ボルドーブラック/グリーンブラック)
ボール径:0.5mm(水性ゲルインク)
インク色:ブラック/ブルーブラック/ブラウンブラック/ボルドーブラック/グリーンブラック(軸色と同じインクが入っている)
(リフィル交換可:R-LGB05A)
定価:5,000円+税
2017年9月15日~2023年1月現在販売中

https://craft.lab.craypas.com/001.html

サクラクレパスのクレヨンや絵の具など、学生時代の図工や美術で使ったことがある人が大半だと思う。なんだか学生とか子ども向きなメーカーの印象を持っていたのだが、このペンから急に大人にターゲットを狙ってきた。
急なハンドルさばきに振り落とされてはならない。

『SAKURA craft_lab 001』の魅力

急いで書くというよりはゆっくり考えて書くシチュエーションが合う

 もうビジュアルがいい。
スチームパンク好きな人は絶対好き。
軸が真鍮でできているので使い込めば使い込むほどエイジング(経年変化)が起こる。「しっくりくる」感じに育てて自分だけの一本にできる。
芯は頭冠のローレット(ネジ)をひねると出てくるので一息落ち着いて書く場面が映える。

一瞬遠目から見ると「緑要素あるか?」といった感じだが近くで見るとちゃんと緑色してる

 初期搭載されているインクは軸色(樹脂部)と一緒なのだが、このヴィンテージカラーもいい。ヴィンテージカラーは他のメーカーからも出てはいるがサクラクレパスは結構暗めなので公的文書じゃなければ仕事にもつかえると思う。なお、インク色は別売りの替芯でいくらでも変えられるので「ビジネスに使いたいけど黒以外の軸色がいい~」という人は替芯も買ったほうがいい。このインクの感じはこの後発売された『ボールサイン iD(plus)』にも共通しており、あくまで「黒ベースの黒のバリエーションだよ」感を崩してないので使い勝手がいい。

お手入れ方法

いくらエイジングがよくてもやっぱりある程度ピカピカではありたいところ。真鍮は水に弱く、お手入れを怠ると錆びてしまうので定期的なメンテナンスが必要。水に弱いので手汗などはほったらかしにしているとすぐに錆びる。じゃあ使わなかったらいいのかというとそうではなく、空気に触れているとそのまま黒ずむのでやっぱりメンテナンスは必要。

手がかかるほどかわいいっていうしな。

詳しいお手入れ方法は公式ホームページにあるのでチェック。
樹脂部分を研磨しないように注意すること。

【必要なもの】
金属用研磨剤(コンパウンド)

  • マスキングテープ(弱粘性のもの)=樹脂部分を養生する

  • 磨き用布=研磨剤を付けて磨く

  • 拭き取り布=研磨剤を拭きとる

  • 歯ブラシ=研磨剤を付けて頭冠の溝を磨く

  • つま楊枝=頭冠の溝の細かいところを磨き用布を巻き付けて磨く

  • 中性洗剤=樹脂部分の頑固な汚れに。少しでいい。

気になったら使ってみてほしい

大きめの文房具店にあるだろうなぁといった感じ。在庫を積んでいるような感じではなく、販路が絞られているので購入する際にはご注意。

今回はここまで。
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