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レッスンの姿勢〜続き

僕がまだ音大を受験する前の話しでした。
当時僕は高校の吹奏楽に所属しており、同期の中でもあまり伸びしろが悪かった為、個人レッスンに付けたのです。

ところが、その先生は打楽器奏者としては勿論素晴らしい方ですが、当時受けてた指導には大変特殊に見えて、あまり習得出来なかったことを覚えてます。簡単に言えば、僕の目的としてることと、的外れなレッスンだったのです。
結局、先生を変えて、自分の目的とペースに合わせてレッスンを続けることが出来ました。

そして今現在、自分がレッスンする立場になって、最近それに似た現象に気付いたのです。
僕はステージに演奏するのと同時にレッスンで教え子さんが上達することが好きです。なので、ついつい自分の指導が一番上達して良くなると、やってる時に思いがちなってしまいます。
でも、それでは教え子さんの意図を無視してレッスンを進めてしまうため、教え子には気持ちよくレッスン受けれないのです。

確かに楽器やる人は本気で演奏を上達したい人、遊び趣味程度でやりたい人さまざまです。
まずレッスン受けたい生徒が満足して帰れることが第一優先なのに、それを忘れて進めてはせっかく信じて受けてる教え子の信頼を失うのです。

それはそれで、先生側も教えたりないと言う気持ちはあるでしょうけど、生徒が一つでも習得して満足出来ればそれでいいのです。

今、そんな1人の教え子さんが楽しく受けて帰っていただく為の新たなカリキュラムを考えています。
カウンセラーみたいに一人一人じっくり見つめ合うまでにはいかないものの、少しでも楽しく明日への明るい一歩に近寄れる場であるレッスンを作りたいですね!

今日も良き楽しい一日を✨
黒帽子の達郎

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