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【Switch】非ゲーマーによる考察が捗るゲーム 5選

たいそうなタイトルをつけてしまった。
非ゲーマーというところがポイントです。

はじめに

主に20代の余暇を思いっきりゲームに費やしてきましたが、
人生ここに来て、物理的に時間が取れなくなっています。
30代、いわゆるワーキングマザーです。

ゲームに割けるのは、主に子が寝てからの21時以降。
私のSwitchライフはそこからの3時間が勝負です。
3DSの頃が懐かしいぜ。

そんなわけで、今の私は紛れもなく非ゲーマーなのですが、ゲーム愛は変わることなく、
むしろ時間が限られているからこそ、高まるばかり。

そんな思いを叩きつけたい。
非ゲーマーになってしまったが、好きなゲームについての諸々を吐き出したい。
そんな思いでnoteを書いております。

今日は、私の好きなゲームの共通要素である「考察が捗る」に焦点を当てて、
おすすめゲームについて語らせていただきます。

時間がなくてもゲームはできるのよ。

スプラトゥーン3

おすすめするまでもない、超人気ゲーム。

もちろん時間がないと厳しいゲームではある。
が、時間がないからといって、プレイしないのは勿体なさすぎる。

それがスプラトゥーン3です。

私はちまちまバイトに勤しんでいます。

でも、どこがに考察の余地があるかって?
…全てだよ。

私的には特にクマサンと、コジャッジくんの関係が気になりますね。

そもそも、バイトとはなんなのだろう。
シャケを倒すのに何の意味があるのだろうか。
彼らの卵たるイクラを集めまくることも、よくよく考えれば罪悪感を覚える。

その没入感ゆえに、罪悪感を抱きつつも次のバイトに出発してしまう、罪深きゲームです。

フェスのたびに、荒い映像で映るカミ様も気になる。


ファイアーエムブレム風花雪月

プレイ時間が300時間を超えても、まだまだやりたくなる、恐ろしいゲーム。
それがFE風花雪月だ。

正直、おすすめできる層は限られてると思う。
私が布教した中にも、SRPGがどうしても無理という人はいた。
全てのストーリーを見るには3.5周しなきゃいけないというのも、なかなかにハードルが高い。

でも、考察が好きな人、
特に、作中に出てこない歴史的背景などを掘り下げたい人、因果関係を解き明かしたい人に対しては、
SRPGが苦手でも、時間がなくても、全力でおすすめしたい。

あと、地理好きの人。今すぐプレイしてください。
荒れた土地は作物が育たないからこんな統治をしている、
この国と国境を察しているからかつてこんな介入があって今に至る、
そんな歴史が、ゲームの背後にあるんですよ。
作り込み、恐ろしいです。

プレイ時間を懸念している人、時間は作らずとも自然と積み重なっているものです。
と、300時間プレイしている私が言うのだから大丈夫。

ちなみに、ファイアーエムブレムエンゲージも面白いけど、考察は風花雪月ほど捗らない。

無双の風花雪月は私的には黒歴史なので触れません。

十三機兵防衛圏

入れようかちょっと迷ったけど、大好きなので入れます。

記憶を消して再プレイしたいゲームNo. 1、とよく言われる。

なぜ迷ったかというと、伏線や謎が全部作中でスッキリ回収されるから。
考察の余地が残るかというと、少し疑問がある。

でも、プレイ中の頭の忙しさは半端ないです。

一応考えることが好きだから、いろいろ考えながらプレイするわけです。
このキャラが何故ここで登場するんだろう、とか。
ふいに差し込まれるこの映像の意味は?とか。

プレイしてない時間も、当時頭の中は十三機兵防衛圏でいっぱいでした。
そんな風に考察しまくるけど、全く当たらなかった。

忙しくて100時間もプレイできない、でも考えがいのあるゲームをしたい、
そんな人にはもってこいのゲームです。

ちなみに、私はインフルエンザで寝込む子の枕元でエンディングに至りました。
翌日から今度は私が寝込んだわけですが、その前に終わらせておいてよかった。
高熱の頭には耐えきれない負荷なので。

ハーヴェステラ

考察の中でも、SF好きな人、哲学的問いが好きな人におすすめしたい。

壮大な歴史絵巻とかではないし、
中盤くらいまで話がなかなか進まず、このストーリーはどこに着地するんだろう、と思ってたんだけど、
終盤にかけて、すごい(語彙)。

序盤に語られる魔族と人間の敵対関係は、いわゆる王道的な構図。
でも、そこから、人間と魔族のレゾンデートル、共存を超えた生きる意味を考える展開、
世界の成り立ち、選択、怒濤の伏線回収。

お腹いっぱい通り越して呆然としました。

伏線は大体回収されるんですが、ぼかされているところもあるし(敢えてだと思います)、自分なりの解釈を膨らませることができる余地が、かなり残ります。
この世界観だけで、SF小説のシリーズが作れそう。

ネックになるとするなら、牧場物語的な要素かなと思います。
畑作業や素材集めが、序盤はどうしても必要になるので、作業がこの上なく苦手な人は嫌かもしれない。

でも、鶏とか羊とかすごくかわいい。
ボケ要員のユニコーンがいたり、池には主がいたり、動物好きにもおすすめです(?)。

ジャックジャンヌ

最後に、私がここ2年ハマり倒しているゲームを紹介させてください。

ジャックジャンヌというゲーム。
ジャンルは乙女ゲームといわれています。

・・・ちょっと待った!
乙女ゲームという字面を見て、飛ばそうと思った人、私に2分くれ。

これ、本質的には乙女ゲームじゃないと私は思っている。

理由その1、パッケージはまるでドガの絵画のような女の子のソロイラストである。
純粋な乙女ゲームなら、自身を投影すべき主人公の影は割と薄い傾向にあり、まさか1人で描かれることは非常にレアだと思う。

理由その2、いわゆる真ルートが恋愛ルートではないこと。
主人公が夢に真っ向から向き合うルートです。熱い。

というのが大きな理由で、
それを踏まえ、乙女ゲームをほぼ通ってこなかった私が断言します。

乙女ゲームだという先入観でこのゲームをやらないのは、本当にもったいない。

おすすめしたい理由はたくさんあって、
私の過去記事においても滔滔と書き散らかしているのですが、
考察という観点に絞ると、やはり舞台設定の緻密さが挙げられるかと思います。

たとえば、主人公たちが通う学校。
歴史は古く、母体となる劇団があり、その劇団設立については数百年前に複雑な経緯がある。
それは、劇団の所在地である街の名前にも関係している。
その街の名前が決定されるにあたっては、行政区とら繁華街が含まれる地区との間で軋轢があり……

と、ここまで背景の設定があるんですよ。
やば。

学校では定期的に公演があって、ゲーム内では5つの公演を追体験するのですが、
その台本もクリア後に読むことができます。
これが、一切手抜きがない本物の台本だから、読み応えがすごい。

加えて、台本執筆は登場人物の1人が全て担っているため、
彼のルートを通ると、台本の裏を深読みすることもできたりして、
まあ考察が捗ります。

考察好きな人、その中でも、
物語や推理小説を読み終えた後、初めから読み直して「この展開がここにかかってくるのか!」みたいに、
ちょっとねちっこい読み方をする人には、本気でおすすめしたいゲームです。

最後に

非ゲーマーの、こんなただただ思いの丈を、最後までお読みいただきありがとうございます。

この記事の冒頭で、ゲームをプレイする時間がなかなかとれない、と書きました。

けれど、考察が楽しいゲームは、プレイ時間だけじゃなくて、プレイしていない時間もいろんなことを考えられて、嬉しい。

ゲームをしていない時間もゲームのことを考えられるなんて幸せです。

みなさまぜひ素敵なゲームライフをお送りください。
お読みいただき、本当にありがとうございました。



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