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向上心を持ち続けよう

年末から、今年の一月一日までカスタマーエンジニアとして、病院のPC入換などの仕事に従事していました。

まぁ、この時期は短期間で大量の人員を要するため、正直色々な人が参加しています。

もちろん、正月はじっくりと休みたいというエンジニアもいるので、正月は特に人材が不足気味になります。

当然のことながら、本来のカスタマーのスキルに到達していない人も沢山混じっていることから結果的に、ある程度出来る人にはそのしわ寄せがやってくるなんてことになります。

中途半端に作業をほったらかして、出かけてしまう人とか・・・。

頭数が揃っていても。結果的にはということが多々あったりします。

それと、休憩時間中などに話を聞いていると、聞こえてくる言葉には、段取りが悪いから遅くなったとか、作業が難しいとか・・・そんな愚痴ばかりなんですね。

全体の底上げを図るには、賃金単価を引き上げることは大事なのですが、仕事量に対して単価が高すぎると判断したら、やはりちょっと二の足を踏んでしまいますよね。

単純作業というと語弊は有るかもしれませんが、少なくともその段取りは作業手順以上に手間が掛かっているわけで、実際にある程度スキルが無いと難しかろうと思う場面もありましたが、最近の設定作業などは正直拍子抜けするほど簡単になっています。

それこそ、powershellと呼ばれる、昔のバッチファイルに相当するものをクリックするだけで設定が進むと言ったことが一般的になっており、昔ながらに、一々ウインドウズの設定画面を開いて設定なんてしなくて良いわけです。
逆に言えば、私などは自分のスキルを磨くことが出来ないと嘆くわけですが。

まして、自分でpowershellの内容を見ることなどしたら、叱られますからね。それも出来ないので、どのような手順なのか、見ることも出来ないわけです。

飽くなき向上心を持ち続けよう

しかし、作業に対して文句を言う人は、こうした簡素化された作業にも難しいと感じるわけで。

作業が難しすぎる。とか、以前の作業は簡単だった

と言って嘆くわけです。

そこで、今回の作業が難しいと言っていた人に聞くと、通常はコールセンターの仕事で、時々カスタマーの仕事に入るとのことで、前回は、タブレットをラックに収納する作業だったとか・・・・。

もちろん、色々な作業がある訳ですが、それを聞いて、思わず目が点になってしまったものでした。

愚痴というわけではなく、そこに仕事に対する覚悟というか、向上心というかそうしたものが無いように感じたわけです。

少なくとも少しでもスキルを磨くことで更に自分自身が高収入を得る人で有るというアピールをする気持ちがないわけです。
逆にそうした風潮が、全体に蔓延しているような気がするのです。

結果的には、日本の元気がなくなっている背景に繋がっているような気がするのです。

結局、賃金が全体に上がらないという点が問題なのか、そうした人が増えていることで賃金が増えないのか。
その辺は、悩むところではありますが、何れにしても、現在の日本経済が低迷している原因は、働く人の意識にも有るのかなぁと思った次第です。

やはり、まず自分自身が高い志を改めていくべきではないでしょうか?

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