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黒猫流写真講座 18 バブルで遊ぶ・・・・じゃなかった。バルブで遊ぶ。



バブルで遊ぶだったら、お立ち台でワンレン・ボディコンのスーツで羽の団扇で踊らなくちゃ・・・って何時の時代の話だよ。

まぁ、このネタ分かる人は40代後半か50代だろうなぁ。
私も、郵政局に転用した前後が一番バブル景気だったので、証券マンなどは羽振り良かったですよね。
新卒でも僕らの給料の倍以上貰ったり。・・・SEも結構儲けていましたね。
やはり、月40万は最低もらっていましたね、逆に今のSEの給料の安いことに驚かされるんですけどね。

日本中が浮かれていたと思います・・・・というかそんなこと書くのが目的ではなくて、今日のお話は写真のお話。

そう、バブル‥‥・じゃなくてバルブ撮影

最近のデジカメは制御技術が向上しているので、フイルムカメラ並みにバルブ撮影でもノイズが出ないそうですが。私が使っていた頃のデジはまだまだ厳しかったですね。
ISO感度もいたずらに上げるとノイズが出るとか言われて、バルブ撮影はフィルムカメラが活躍しました。

デジでも扱いましたが、比率からいうと少なかったです。
そして、バブルの場合は三脚、もしくは固定できる平地にカメラを固定させて撮影することが求められるわけで、小さく重い三脚しか無い私にはバルブ撮影は一番苦手というか嫌な撮影でした。笑

正直バルブの撮影も、実は誰も教えてくれませんでしたので最初の頃はかなり失敗しました。

最初は、露出オーバー、その次は絞りを絞りすぎて露出不足・・・自分の好みの写真が撮れるまで何万年かかったことか・・・いえいえ、冗談です。
何度も何度も失敗を繰り返しながら。脳内露出計の精度を上げていきました。
ある程度経験値を積んでいくと、この程度の明かりでこのイメージの写真を撮影するにはF値いくらで、S何秒と大体計算できるようになりました。笑

結構被写界深度なども計算しながら、不安がある時は内蔵露出計で測った露出値を参考に脳内露出計で計算した値で撮影・・・時間を測ると言ってもストップウォッチやデジタル時計ではないので時計の秒針を見ながらレリーズで・・・。

そんな話をしても、今の人はピンと来ないだろうなぁ。
でも、そうした苦労があるから、今こうして偉そうに能書きを垂れるわけですから、まぁいいかなと思っています。

画像はPENTAX ist*Dで挑戦したB撮影

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