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スタンドプレイとチームプレイ

今日も思うことを思うままに書いてみたいと思います。

野球は9人、サッカーは11人、ラグビーは15人で行うスポーツですが、もしこうしたメンバーのうち一人がスタンドプレーしたらどうなるでしょうか。
上手く行っているときは、それでもなんとかなるかもしれませんが、往々にしてそうしたスタンドプレイは、どこかでほつれが生じるもの。
そして、そうしたほつれが生じたら今度は崩れるのは早いものです。

すでに何度か書いていることですが、スタンドプレイが結果的にどんな結果を招いたか。
敢えて私の恥を再び書かせていただこうと思います。

私は、大学には行かず、まぁ大学におけるだけの能力があったのか否かも怪しいのですが、世間から1年遅れで高校を卒業後、警察官を拝命、その後改めて郵政省を受験して、地方郵政局に部内試験を受けて転用したわけです。

当時は、生意気盛りですから、スタンドプレイで何でも目立ってやろう、早く出世しようといった、そうした尖ったところがありました。
それが落とし穴となって、自らのスタンドプレイで仕事のミスをしてしまったわけです。

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校正ミスというもの・・・もし、あのとき他の人にも校正をお願いしていたら、複数の目で確認していたら、そうしたミスもなかったのですが、そのときは、次期異動で、郵便局の課長に出る前段の役職に就ける所まで来ていました。

すでに、次席候補者訓練に最年少【32歳】で参加しており、ノンキャリアとしてはかなり早い出世だったのです。

結果的にそこに慢心と、そうした前に出てやろうというスタンドプレイ的な心が出過ぎて、ミスをしてしまったわけです。

そのミスのおかげで、あと一歩と迫っていた出世の切符を手放すことになってしまいました。

その後は、何をしても空回りで、どんどん大転落、それまでトントン拍子で上がってきた階段は、チームプレイを無視した私への罰として大きく大きくのしかかってきて、私を奈落の底へ突き落としてしまうのでした。

どんなことでもそうですが、組織が大きくなれば成る程、スタンドプレイすれば目立ちますので、すごく頑張っているように見えますが、その反面、裏目に出たらこれまた、誰も助けてくれなくなるものです。

私だけが特別だとは思えないんですね、私は、スタンドプレイしても転落しないという人も居るかもしれませんけどね。

個人的には、そんな気がするんです。

皆さんの回りにもスタンドプレイが目立つ人って居ないですか?

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