見出し画像

睡眠時間は「天引き」で確保する

先日の出張でビジネスホテルに泊まった。基本的にどこでもすぐに寝られるが、その日は珍しくすぐに目が覚めて3時間ほどしか睡眠時間がとれなかった。

出張からの帰り、電車での移動時間が4時間ほど。電車ではノートパソコンで仕事をするつもりだったが、寝不足のためか乗り物酔いがひどく、ほとんど仕事ができなかった。

普段の生活では、睡眠時間を最低6時間以上確保するようにしているので気が付かなかったが、やはり睡眠時間が足りない弊害があることに気付かされた。

睡眠時間を確保するには

とはいえ、寝る前にはいろいろな誘惑がある。SNSなどのネットやテレビ、本などなど。やりたいこと、やらなければならないことを実行しようとすると、睡眠時間を削ることになりかねない。そして次の日に悪影響が出てしまう・・・。

そこで、確実に睡眠時間を確保するために、「天引き」をおすすめしたい。つまり、食事やお風呂など最低限やらなければならないことを済ませたら、「まず寝る」のだ。

毎日7時に起きているとして、7時間睡眠を確保しようとすると0時に就寝する必要がある。19時に帰宅した場合、食事や風呂などを済ませて21時。21時以降が自由時間ということになる。0時にちゃんと就寝できればいいが、ついつい夜ふかししてしまい、次の日眠くて生産性が下がる・・・というパターンに陥ってしまう。

睡眠の「天引き」をした場合、食事や風呂を済ませた21時に就寝、7時間睡眠をとった4時に起床し、そこからいつもの起床時間である7時までの3時間を自由時間にあてることになる。睡眠をとっているので頭もすっきりしているし、7時には出かける準備をしないといけないので、「3時間しかない」という締切感もあるため無駄に時間を過ごすことも少なくなる。

子どもと一緒に寝るといい

お子さんがいる家庭であれば、寝かしつけのタイミングで一緒に寝てしまえばいい。私の場合、19時から20時までの間に寝かしつけるので、それまでに家事や歯磨き・フロスを終わらせて一緒に寝るようにしている。このサイクルで習慣づけできてしまえば、子どもが寝る時間に自分も眠くなってくる。

起こされるのではなく「自然に目が覚める」ことのしあわせ

睡眠を「天引き」した日は、だいたい7時間〜8時間の間で、朝3時〜4時にすっきりした気分で目が覚める。世の中の大半の人は携帯のアラームや目覚まし時計などで「起こされる」生活をしていると思うが、「自然と目が覚める」生活を送るためには「天引き」が有効だ。新型コロナウイルスの感染を予防する意味でも、「まずは寝る」ということを実践してほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?