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デスク裏にモダンな収納棚をDIYする

すっきりデスクがお好きなみなさまこんにちは。

どんどんレベルが上がっていくデスクをすっきりさせるマガジンのおかげでみなさんのデスクもきっとすっきりしていることでしょう。

そんな神マガジンの中で個人的に気になったのがこちらの2つ。どちらもMacbook をうまくデスク裏に収納されていました。


リモートワークが主体になる前はMacbookを持って外出することも多かったのでさっと取り出せるようにとデスク上に置いていましたが、最近ではほとんど持ち出すこともなくなったのでデスク裏に棚を作って収納することにしました。


材料

必要なパーツは2個の木材と4本のアルミパイプ。あとは天板裏に取り付けるためのビスと塗料です。

・木材: 300mm x 50mm x 19mm 2本
・アルミパイプ: 500mm x 9mm 4本

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Macbook Pro 15インチの両側にケーブルが挿せるように左右50mmずつ余裕を持ったサイズにしています。ご自身の環境に合わせてサイズを調整してください。

私はワンバイ材(SPF 1x4)から切り出しましたが、お手持ちのデスクと同じ木材を使うと統一感が出るのでおすすめです。


必要な工具

・インパクトドライバー
・下穴あけ用のドリルビット 3~4mm 
・パイプ穴用のドリルビット 9mm or ダボ錐 9mm
・ノコギリ or 丸ノコ
・パイプカッター

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木材をカットする

木材を 300mm x 50mm にカットします。長辺をノコギリでカットするのは大変なので、ホームセンターでカットしてもらうか電動工具でカットしましょう。

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前面の角を落とす

デスク下に取り付けた状態で足を組むと膝が当たりそうなので、念のため角を落とします。ただ、ほとんどのホームセンターでは斜めカットはやってもらえないので自分でカットする必要があります。

ノコギリで斜めにカットするのが苦手ならマイターボックスがおすすめです。もちろん直線カットにも使えます。ダイソーで売っているノコギリガイドも評判がいいみたいです。(使ったことはないです)

丸ノコをお持ちであれば45度に定規を当ててサクッとカットできますね。


パイプを差し込む穴をあける

次にパイプを差し込む穴を下端から10mmの箇所にあけます。穴の大きさはパイプの外径と同じ9mmで深さは10mmほど。ダボ錐を使うと一定の深さに穴を開けられるので便利です。

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もちろん通常のドリルでも問題ないですが、その場合はマスキングテープでドリルビットに深さの目安をつけるなど貫通させないように注意してください。

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アルミパイプをカットする

購入したアルミパイプは1000mmだったのでパイプカッターを使って半分にカットします。くるくる回すだけで簡単にカットできるのが楽しいです。

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塗装する

今回のテーマはアイアンウッド風なのでアルミパイプを黒に塗ります。塗料の食いつきを良くするために下地にプライマーを塗っておきましょう。

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プライマーが乾いたらアイアンペイントをメラミンスポンジで叩きつけるように塗装します。

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手持ち部分を残して一度乾燥させます。乾いたら反対側も塗ります。

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木材は天板と同様にワトコオイルのダークウォルナットで塗りました。

塗装が終わったので組み立てて Macbook を乗せてみました。想定通りでいい感じです。

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取り付け用の下穴をあける

次にビスで取り付けるための下穴をあけますが、板厚が19mmと薄いのでなるべく垂直に穴をあける必要があります。

今回は貫通穴をあけるので一度に最後まであけるのではなく、上下面の同じ位置から半分ぐらいずつ穴をあけると、穴同士がつながって垂直になります。

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2つの木材をドリルビットに当てて目安にするのも効果的です。

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貫通穴を開ける方法がわかりやすい動画を貼っておきます。


ビスの皿頭が飛び出さないように皿取り

下穴があいたらビスの皿頭が飛び出さないように皿取りしておきます。皿取りしなくてもビスを締めこめばそれなりに沈めることはできますが、今回は木材の幅が狭いため割れる可能性が高いのでしっかりやっておきましょう。

皿取り
ビスの皿頭を沈めるための円錐のスペースをつくること。

面取りカッターがあれば便利ですが、ダボ錐や普通のドリルでもなんとかなります。

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木材の高さが50mmのところに65mmのビスを使うと、15mmしか天板に刺さらず強度が不安だったので5mmほど深めに皿取りしました。
この辺りはビスの長さと木材の厚みにあわせて調整してください。

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デスク天板の裏に取り付ける

ディスプレイアームと干渉しないようにビスで固定すれば完成です。

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無事にデスクのデザインに合った収納棚が完成しました。サイズはもちろんですがデザインも好みに仕上げられるのが既製品にはないDIYのいいところですね。

工具が用意できれば材料費は2千円もかからないので、気に入った方は是非チャレンジしてみてください。

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