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五味康祐の音楽巡り

どうも、ブラックチーズです。

調子にのって図書館から視聴覚資料を借りておりますが、
その検索内容の中に、媒体がレコードのものが引っかかることがあります。
大概は単にタイトルの一部にキーワードに引っかかっるだけで、
求めている作品やジャンルではないのですが。

そんな今のところ関わりが無いレコードではありますが、
私の住んでいる地区、練馬区にはオーディオの神様と言われた、
五味康祐のオーディオの遺品が所蔵されており、
月に1回、抽選でレコードのコンサートが行われています。

どのようなものなのか、なにか新しい発見があるかもれないと、
聴いてみようと思い、申込んで、当選しましたので、聴いてまいりました。

ふるさと看板

そのコンサートを聴くためには、
練馬区のふるさと文化館のサイトにある、
フォームから申し込みをする必要があります。
時間は1時間30分程、料金は¥300-です。
申し込みが多数の場合、抽選になるそうです。

当選すると、2週前ぐらいに登録したメールアドレスに連絡がくるので、
その内容を”できれば印刷”して持参するようにとのこと。
メールに記載されている当選番号を伝えるだけでもいいのですが。
楽曲はメールに記載はなく、
当日受付でもらうパンプレットにて知ることになります。

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当日、石神井松の風文化公園内にある、ふるさと文化館分室に向かい、
2階の受付で、本人確認を行い、試聴室にて聴くというながれです。
「石神井松の風文化公園」の中にある、分室の2階に受付があるので、
名前と、スマホから受信したメールに記載されていた、
当選番号を言ってすんなり通れました。

会場は、ざっと20〜30帖ほどの部屋で、前側にでっかいスピーカー、
1964年製の「TANNOY GRF AUTOGRAPH」 が左右に構えておりました。
席は10席程で番号指定はなく自由のようです。
開催する回によって、進行/解説をされる方変わったりする模様。
今回は分室の職員の方がされていました。
このコロナ禍の影響で、席を半分にして、
ドアも開放しての開催だそうです。

簡単な挨拶と五味さんの説明から鑑賞となったのですが、
五味さんの遺品のレコードですが、クラシックのみのようです。
再生された所蔵品の録音年がすべて60年以上前のものになり、
その中で最古のものは、1959年のシベリウス。

最初はオープンリールの音楽が再生され、
次にレコードの再生となりました。

オーディオ機器

CDの楽曲すらまともに音楽的解説が出来ない身としては、
うまく表現出来ませんが、私の誕生日より前の作品が、
こんなにもきれいに聞こえるのかと感心してしまいました。

そして、媒体がオープンリールから、
レコードに変わったとき、更に音に厚みが増す?というような感じになり、
良くなったことはわかりました。
結構、再生されている音は大きかったのですが、
心地よかったのか途中、船を漕いでしまったり。

後で検索したところ、パンフレットに書いてある、レコードプレイヤーの「EMT 930st」という機種、当時の値段が140万円程したものだそうで。

終了後、展示室の遺品や写真を覗いたのですが、
このコンサートと名乗るイベントとは別に、
毎週、定期的に慣らし運転を行っていることがわかりました。

音出し看板

船乗りにはこちらのほうが良かったかも…

さらに、この五味康祐という人は有名な小説家であるということで、
全く読書をしない私には無縁の人のはずですが、
写真を見て、どっかで見たことがあるなと思いました。

家に帰って掃除をして判明したのですが、この方の本持ってました。

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上京する時、暇つぶしとして親からもらった手相の本の裏表紙のこの顔。

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ググってみると、この手の占い本も多数出していたのですね。
しかも挿絵は、笠間しろうだったりする。
手相によると、もうチョットいい人生を歩んでいるはずなんですけどね…

以上、貴重な体験をしたわけですが、
その後、自分のPCで再生される音声が音割れしているように
悪く聴こえようになってしまいました。
ヘッドフォンで聴けば改善されはしますが、こんなことになるとは…
なにかスピーカーを取り付けるべきか…

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