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初心者のための投資のこれから<6月>(無料) 2024年6月最新版 8日配信分
FXを中心に、ドル円相場を、株、仮想通貨の今の状況とこれからの分析を、初心者向けにお伝えします。
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5月7日金曜日 日本時間21:30
アメリカ雇用統計と失業率が発表されました。
その前の、5日には、
ISM非製造業景況指数(総合) 前回49.4 今回53.8 (予想 50.8)
予想よりも大きく上昇 ドル円は155.736円から156.445円へと上がります。
3日に発表された 5月ISM製造業景況指数がひくい数字でしたので、非製造業も低くなるのではという見方もありましたが、まだまだ強い景気が裏付けられました。
このところ雇用関係のデーターは悪いほうが多く、ドル円はドル安方向に動くことが多いのですが、こうしてまたドル高にもどるなど、上下のレンジが続いています。
そして6日にはユーローの金利が決まります。
欧州中央銀行(ECB)政策金利 前回4.50% 今回4.25% (予想4.25%)
予想どおり、金利を下げました。ドル円はほとんど反応しませんでしたが、EUR/USD は、1.0662から上昇、1.08830へと、さらに1.09018まであがりました。その後は若干さがりましたが、金利がさがったのに、ユーロー高方向にはしりました。
これはすでにECBの値下げがきまっており、すでに相当に売り込まれていたからです。まさにファクトセールでした。(この場合は売りの確定で、買いになったわけです)
6月7日21:30 発表
5月非農業部門雇用者数変化(前月比) 前回17.5万人 今回27.2万人 (予想 19.0万人)
米国5月失業率 前回3.9% 今回 4%(予想3.9%)
米国5月平均時給(前月比) 前回0.2% 今回 0.4%(予想0.3% )
米国5月平均時給(前年同月比) 前回3.9% 今回4.1% (予想3.9%)
雇用者巣は大幅な増加です!
ドル円は一気に上昇します。155.435円から156.457円へ、さらに156.735円まで進みます。その後深夜には157円をつけました。
失業率こそ、悪化しましたが、それ以外は良好な雇用関係を出しています。
(失業率4%というのは、判断材料のひとつの目安ですが、今回は27万人にというインパクトにまけましたね)
事前の報道や、観測記事では今回の雇用統計が比較的低い数字、悪い結果になるというのが大半でしたから、多くの売りポジションを損切りして巻き込み、さらに上に上がっていきました。
こうして、今週は最後にまさかの反転で、ドル円相場は、156.695円で終わりました。
株価はさがり、金相場もさがりました。
「今回の雇用統計は、米労働市場が引き続き予想を上回り、高金利と物価高による経済への影響を弱めていることを浮き彫りにしている。ただ、この力強さによりインフレ圧力は根強く続くリスクがあり、米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策に関して慎重姿勢を強める可能性が高い。」と報道されています。
クリアブリッジ・インベストメンツのジェフ・シュルツ氏は5月の米雇用統計について、「9月利下げの可能性は実質的に消えた」と話す。「米金融当局は確実にインフレ率が持続的に目標に回帰するよう、向こう1四半期は忍耐強く、データ次第の姿勢で臨むことができる」と述べた。
このように、来週のCPI(5月消費者物価指数)とその翌日にあるFOMCへと関心がうつっています。
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今回の経済指標の結果で、利益を失った人も多いようです。いつも雇用統計は前評判とは違う結果を出すことがあります。
どうしても初心者のときは利益をふやしたくて、報道に合わせたポジションをとり、やられることが多いのです。
ドル指数は大きく上昇しましたが、ドル円はそれほどではありません。為替介入と来週の日銀会合の動きが少し重石になっているのかもしれません。
それでは、気もちを切り替えて、クリーンヒットを打てるように
来週のトレードに臨みましょう!
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負けないトレーダーになる ワンニャンポイント!
欧米大口のの考えを知る
前回に、欧米の投資家の発想の、日本人との違いをはなしましたが、より欧米人に考えを見れる、指標があります。
それがサイトである「 ヘッドウオッチ 」
https://www.cmegroup.com/ja/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html
たびたび、この配信の中でもお知らせしていますので、ご存じの方も多いと思います。
市場関係者が、いまどのように今後のアメリカ金利をみているか?がわかります。金利の変更は大きく値動きとトレンドに関係してきます。
同時に、今後のポジションの動きに重要な参考となります。
常に、チェックをしておくことを心がけてください。
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<この「ひじきのFX]では経済指標のファンダメンタルを中心に、ドル円などの動き、相場の方向性をおしらせしています。相場の方向性を間違わなければ、勝ちやすくなります。なにより、短期に逆張りになり含み損を抱えても取り返すことが出来ます。この方向性を間違えると大きく損切りをして退場の憂き目をみることになります。テクニカルについては、動画をみて(ユーチューブなど)勉強した方が身に付くので、ここでは解説していません>
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