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カップラーメンを待つくらいの間でわかる音楽講座 ブルーノート b labo vol.80

ブルーノート

ライブハウスではなく音階の話、いまさらな説明なのでさらっといきます。

ジャズやブルースにおいて最も使用頻度が高い音階です。
Cのキーで言いますと3度・5度・7度の音がフラットする。
ド・レ・ミ♭・ファ・ソ♭・ラ・シ♭

要するにこの音階を使うとどことなく暗くブルージーな響きになります。
ロックでも定番中の定番でSmoke On The Water(ディープパープル)のギターリフは特に有名ですね。

ブルーノートの中で一番強力な音は♭5です。この音を最大限に活かしているのが「妖怪人間ベム」です。そりゃ耳が傾くに決まっています。

さてブルーノート=マイナーと思う方も多いですが、実はメジャーキーともとても相性がよいです。ジャズにおいてピアノやギターの人はメジャーキーであえて使用する人が多い。

不思議なんですが不供和音とはならず、メジャーでもマイナーでもない独特の響きになります。浮遊感みたいな感じがもたらされていて、これがモード理論へと発展したのではないでしょうか。
モードについてはまた別の機会で説明したいと思います。

ポイントとしてはメジャー・マイナーを区別しないこと。
半音を効果的に使うことで、メジャー・マイナーを行ったり来たりするような響きになり、とてもオイシイです。

ペンタトニックとブルーノートがあれば、とりあえずなんとかなるものですよ。

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