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カップラーメンを待つくらいの間でわかる音楽講座 期待を裏切る(その2) b labo vol.41

期待を裏切る(その2)

機動戦士ガンダムのED「永遠にアムロ」は不思議な終わり方の曲だ。

出だしからしばらくはDのキーで「覚えているかい」の部分から
Eへ転調する。
そのままずっとEのキーなのだが最後の最後の一発はDへもどる、
不思議だ。
最後の「永遠にー」の部分のコード進行はA→A7→D 
ドミナントセブンを使って意図的にDへと持っていっていますね。
こんな転調で終わる曲、ほかには知りません。
不思議だなぁと感じながらつづく「トムとジェリー」の再放送を観ていた中学生のころが忘れられない。

甲子園の常連校である徳島の鳴門高校の校歌はミュージシャン泣かせの曲です。ドミナント、サブドミナントがぐちゃぐちゃで落ち着くのかと思ったら落ち着かない、広がるのかと思ったら広がらない。
まさに「ドリルすんのかいせんのかい!」みたいな曲です。
校歌とか応援歌は普通これでもか!と「起承転結」がはっきりとしていてわかり易いものです。しかしこの校歌は難しすぎる、覚えられる鳴門高校関係者には頭が下がります。

どなたか勇気のある方、理論的に解明をお願いします。
b laboでは怖くてできません、というところが本音です。


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