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カップラーメンを待つくらいの間でわかる音楽講座 テンポとリズムは別物  b labo vol.28

テンポとリズムは別物

今までかなりしつこくアフタービートについて書いてきましたが、本当に大切なんですよ。これを正しく理解しないと音楽になりません。
また誤った解釈でやると必ずおかしなことになります。

テンポとは単なる4分音符のスピード指標でしかありません。
リズムとは4分音符がどのように分割されてアフタービートの位置がどこにあるのか?を表すものです。

UFO(ピンクレディ)で考えてみましょう。
4/4拍子でbpm120~130がテンポです。

一拍の4分音符は8分音符に3分割される、つまり3連符ですね。
ではアフタービートは3連符の2個目か3個目か?(1個目はアタマ)

3個目が正解です。何度も言っているハネた感じのアフタービート、
タッタ・タッタというやつですよ。

文字で説明されると難しいかもしれませんが、実はほとんどの方は無意識に理解というか把握して歌っているはずです。自然に空気を吸うように、アフタービートをとっています。

ではこの当たり前を一度なくしてみます。

4分音符を2分割にして8ビートのようにしてみましょう。アフタービートは拍と拍の中間になります。ためしにこのリズムで歌ってみてください。間違いなくおかしな歌になるはずです。

私もおかしくなった様子を動画で確認してみてください!

UFOは超メジャー曲で意識しなくても正しくリズムがとれますが、いつもそういう訳にはいきません。間違いに気がつかないままの人が多いのも事実です。この曲はどういうリズムでどう解釈すればよいのか?悩むものがたくさんあります。

迷ったら、悩んだら、すぐに専門家に相談するべきです。
誤った解釈で変な癖がついたら直すのに苦労しますよ。

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