あなたの読者が実在する

インターネットをはじめてすぐ、そして創作活動をはじめてすぐ陥って、それきり陥りっぱなしになる人がすごくたくさんいる現象ですが、作品を公開したとたん、あるいはTwitterのツイートひとつでもなんでも、公開したとたん「読者」は発生します。

「わたしの文章を・絵を・作品を、見ている人はいないから」という認識は誤りで、鍵をかけて友達しか見ていないアカウントに閉じこもってそれ以外の場所に一切の記名のアクションを出さない生活をしない限り、読者というのは「いる」わけです。

LINE感覚でTwitterをしていて大炎上という話がいくらでもあるし、「飲み屋でやれ!」と炎上案件に対してたまやしたくなることもしょっちゅうあるわけですが、読者がいるというのはポジティブな意味だけではなくて、そういうことで、読者がいることにおいて心にとめておいたほうがよいことというのは、どんなに「わたしには読者がいない」と思っていても発生します。

いいですか。

あなたには読者が存在する!

いないふりをしてももう遅い!


・読者は欲しい言葉をくれない

読者が言ってくれるのは読者の感想であり読者は自由な感想を抱く権利があります。それをスルーするかひとつひとつ受け止めるかを決める権利は書き手にあります。

・読者はいつも読んでくれるわけではない

たまに読んでくれるし、たまに読まないこともあります。読者でいるのは諸活動のひとつにすぎないのです。読んでもらいたがらず、無になって、読者の実在を信じるしかありません。それはそれとして読まれたければ読まれる努力とアピール(具体的に言うとpixivの投稿時間を気にするとか)をやってみましょう。

・読者は時に見当違いの方向に暴走する

別にそのコントロールは書き手の責務ではないのですが、少なくとも同人イベントでスペース前で長時間おしゃべりされそうなときは早めに立ち退き頂くか一緒に離席するかスペースに入っていただくか選びましょう。要するに周囲に累が及ばないかの目配りがそれなりに必要になることがあります。面倒な人は読者がつきづらい諸行動(具体的に言うとpixivに投稿せずぷらいべったーで済ませてTwitterアカウントに鍵をかけるか一定量フォロワーが増えたらアカウントを移動するなど)で自分の身を守りましょう。


以下はケーススタディですが、今回ケーススタディ書くの気が重いので実体験だけにとどめておくね! おおむねどっかで喋ったことがあるような話だし気が重すぎて今回短くてごめんね!

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