締切破りが直せません
質問に「医療機関にかかったほうがよいのでしょうか」という内容が含まれていたのですが、その点に関してはわたしは全く専門家ではないので、なんとも言い難いのですが、かかったほうが心が休まると思えば一度かかってみるのも手かもしれません。
ただ精神医療関係は周囲の意見を総合したところ大変な博打という印象があるので、なんか失礼なことを言われた気がするが向こうは専門家なのだし正しいのだろう……とか思わずに、「失礼なことを言われたぞ! ハズレだ!」で怒って済ませましょう。
さて、締切破りというか、タスクを定刻に完了できない理由としては、以下が考えられます。
1 最終締切がわかっているので、それには間に合う自分を過信している(質問者さんは最終締切というかいわゆる極道入稿には間に合ってらっしゃるので、これではないかと思いますが)
2 体調が悪い、あるいはそのタスクをこなすのにストレスを感じているため、体調が悪くなる
3 そもそも締切という概念が把握できない
2に関してはそのタスクが発生する仕事や趣味が向いていない可能性がありますので(楽しいはずのことでも向いていない可能性は往々にしてあります)生活自体を見直す必要があるかもしれませんし、見直してみたら意外と簡単にできるようになってしまうかもしれません。ストレス性の過眠とか躁とかいうものは存在し、締切ぎりぎりまで寝たり遊びほうけてしまうのは単に心療内科案件というのは割とよくある話です。
3に関してはそういう人もいます。締切のことはタスクが発生したらできるだけ早め早めにとりかかることを心がけましょう。締切のことは提出期限くらいに思っておいてさっさと用意しておけば何の問題もありません。そしてタスクが積まれすぎていて間に合わないようならタスクを整理しましょう。
で、おそらく質問者さんは1では? と思うのですが、「ぎりぎりなら間に合う」というのは、いわゆる過集中と呼ばれる状態かもしれませんし、そこまで極端な話ではなくても土壇場でしかうまく能力が発揮できないのかもしれません。
土壇場で集中しすぎて生活に支障をきたすということならともかく、前日にコピー本を出してイベントに参加できる範疇であれば、自分や周囲にとって迷惑ということもありませんし、単に「追い詰められたときだけパフォーマンスが高い人」で済むのではないかと思います。
が、しかし極道入稿はお金がかかりますし、当日コピーだと遅刻の恐れもあります。やりたい装丁もできないし、内容についても悔いが残るかもしれないですね。
わたしはこういった質問を頂くたびに「強迫観念を味方につけろ」系の助言ばかりしてきたのですが、つまり「出なかった本は存在しないし、目指した装丁で出なかった本も存在しない。死しかない」と言ってきたのですが、これは脳を自力でいじくりまわしてどうにかせよという、つまり脳筋の発想ですので、もう少し建設的な設定をしますと、印刷所に関しては、
1 同人口座を新しく作る
2 予算を決めて絶対に動かさない
3 その範囲を出る締切は存在しないものとする
どうせ気の持ちようを変えろみたいな話になってしまいましたが、多少具体的になったのではないかと思います。わたしは金がなさすぎて極道入稿をする余裕がありません。
あとコンビニコピーの件に関しては、表紙別刷りで印刷所なり多少金をかけて事前に刷っておいて部屋に積んでおき、ケツ叩きとするという手法がかなり効力があるように思います。
まあでも、「前日に九割原稿を書いて当日コンビニコピー」それはそれでバイタリティの塊かよといった感じで、わたしは個人的には質問者さんのことかなり好きです。会場製本はできるだけ避けようね!
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