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「子どもがかわいい」について



保育の仕事をしていると、
他分野の人から
「やっぱり、子どもってかわいい?」と何の気なしに聞かれることがあります。


「でも、ぶっちゃけ、えこひいきしちゃったりしない?」って聞かれたことも、過去に何回か。




そんな会話のとき、
その質問の背景に「子どもをお世話してあげる職業」だったり「子どもは可愛がられる存在」という概念がある気がして、
もや〜っとしてしまうのです。


でもバシッと返答する言葉が見つからず、

「そりゃかわいいよ。でも、友達の子を見てかわわい〜っとか思う感情とは違うんだよね。」
とよくわからない曖昧な表現をしてしまい、

きっと伝わってないんだろうなあって。





私は「子ども」という存在をどう捉えているのだろう。





一生懸命に生きる姿が、成長していく姿が、魅力的だし、

私にはできないことができたり、
私が気がつかないことに気づいて、
私には思い付かないことを思いついて、

私にいろんな楽しさを感じさせてくれる存在。



そんな日々を、一緒に重ねるから、
とっても愛おしい。

ちゃんと向き合うから、どの子も、心から愛おしい。


もちろん、向き合い方で悩む時もあるけれど、
真剣に向き合うほどに、そんな過程が、より愛おしい。




「子どもがかわいい」ではなく、
「子どもと一緒にいるのが楽しい」
「愛おしい」だなって。



だから、この仕事って、楽しいを仕事にしてるって思うのです。

私は子どものおかげで、楽しいと思える仕事に出会えた!



(そう思えないとしたら、子どもと向き合うこと以外に問題があるのではないか…)







そんな子どもの存在を、
「かわいい」の一言で表現してしまうのは、
納得がいかないのです。





「子どもがかわいい」と言う言葉を聞くたびもやっとしていたので、
自分なりに考えてみました。


なんだか腑に落ち切ってない気もするけれど(笑)



今の自分に表現できるのは、こんな感じ。




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