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第79話「ダメな男たち一覧」

 今日は、私が過去に「こいつダメだなぁ」と思った男たちを紹介していこうと思います。婚活男性は、これを読んで反面教師として学べば良いと思います。

10辛男

 ランチでカレーハウスCoCo壱番屋に行った時の話です。

 食べていると、隣の席に20代のカップルがやってきました。
 男がした注文は、
「カツカレー、10辛で」
 私は内心「あっ」と思いました。これはアレです。男が女性の前でやってしまう、謎の「オレこんなことしちゃうんだぜスゲェだろ」パフォーマンス。これは、女性から「スゴーい!」とか「え、マジで!?」とか反応してもらいたいだけのものなんです。なのに、彼女無反応
 男は、"あれ? 聞いていなかったのかな"と思ったのでしょうね。独り言で「10辛かぁ〜」ってつぶやいています。

 料理が来ました。男が一口食べます。
「(パクッ)うわっ、辛っ! あっ! 痛っ! 痛っ! 痛っ!」
 平気な顔で食べたいのに、そうさせないほどの辛さが彼の口を襲っています。
 水を一気に飲み干します。
 バタバタしている男の横で、彼女は相変わらずの無反応。自分の分を黙々と食べています。
 男は彼女の方へ10辛カレーを少し寄せました。
「食べ……」
彼女「いらない」
 食い気味で拒否されていました。
 結局男はそれ以上食べず、彼女が食べ終わるのをひたすら待っていました。

ガム男

 電車に乗っていた時の話です。
 ドア近くにカップルがいました。大学生くらいのカップル。
 男がポケットに手を突っ込むと、ガムがあったらしく、取り出して彼女に聞きました。
「ガムいる?」
彼女「ううん」
 男は自分が食べようと、包み紙をはがしました。
 ベト〜!
 ガムが溶けて包み紙にひっついています。おそらくかなり前に買って、ずっとポケットの中に放置していたであろうガムです。
 すぐに仕舞えば良いものを、男は悪戦苦闘しながら一所懸命はがして食べていました。

サイゼリヤ待機男

 金曜の夜、サイゼリヤでのんびりしていた時のことです。
 隣の席から、カップルの会話が聞こえてきました。
「家行きたいな」
彼女「汚いから掃除しないと……」
「待つ待つ!」
彼女「え〜」
 話の感じからすると、男は初めて彼女の家へ行くっぽいです。
 良いですね。こっちまでドキドキしてしまいます。
彼女「じゃあ、掃除するまで30分待って」
「うん!」
彼女「掃除終わったらどうする?」
「呼びに来て」
オレ(え? ここで待つつもり?)
彼女「LINEで教えるから来てよ」
「家の場所知らないよ」
彼女「……そっか」
「掃除ガンバって!」
彼女「……じゃあ待ってて」
 そう言って彼女はサイゼリアを後にしました。
 私は男に言おうか迷いました。

「今すぐ彼女を追え! 『やっぱり一緒に帰りたい』って言って一緒に帰れ! そして家の近くのコンビニで待ってろ!」

 これ、正解ですよね?
 少なくとも「呼びに来て」は違う。それは分かる。

自慢男

 男性は自慢をしてしまう生き物です。「女性に気に入られるためにアピールしろ!」と遺伝子が言っています。オレはスゴいんだぞ。他の男とは違うんだぞ。これが自慢として出てしまいます。

 しかし、カカシ先生がこんなことを言っていました。

「他人の自慢話ほど退屈なものはない」

 男の自慢話は、女性にとっては退屈なのです。気を引きたかったら、自慢話、ダメ、ゼッタイ。
 それでも自慢が止まらないという人は、こちらの本をお読みください。

 開発の仕事をしている人は普通に読んだ方が良い本ですが、とりあえず男性は全員読んだ方が良いです。
 この本から学ぶのは、自慢、ダメ、ゼッタイ、ということ。

 この本、結構分厚い本です。その分厚い本の半分が、著者の「自慢」で埋まっています。

 スクラム開発を考えたオレスゴい。有名な会社に呼ばれたオレスゴい。そこの開発が古くてオレが変えてやった。スゴい。また違う有名なところに呼ばれた。スゴい。ここも古い開発方式でやってた。変えろと言っても変えないから手を引いたら、少し経って開発潰れてた。オレの言うこと聞いていれば良かったのに。オレスゴい。また違うところに……

 私の読んだ印象こんな感じでした。もうウンザリ! 自慢に次ぐ自慢で、全然読み進められません。途中、息子の仕事の自慢まで入れてきた時は本をぶん投げそうになりました。

 自慢話がどれだけ人を辟易させるか、これで体験できるかと思います。男性は絶対読むべし!
 自慢、ダメ、ゼッタイ。女性と話す時は楽しい話で!

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 以上であります!
 これを読んでダメな男が一人でも減れば幸いです。

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