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仕事と家事と感謝をするということ

仕事をしながら家事をこなすというのは、やってみてわかりますが、かなり大変です。

あなたが男性であり、奥さんに家事を任せているとしたら、その大変さを理解した方がいいです。あなたが女性で、家事をしているなら、ご主人に理解してもらう方がいいです。


独身男の仕事と家事

私は、51歳独身の男、仕事は自営業。午前9時から20時までが仕事の時間。土曜は基本仕事で、日曜の午前も仕事をしています。ので、休みは日曜の午後。

私の1日のルーティンを紹介しますと、

朝6時30分に起床

歯磨き
洗濯機を回す(洗濯は毎日やります)
前日に使った食器洗い(食事後はやる気が出ないので朝に洗います)
新聞を読む
そのうちに洗濯ができるので干す
ゴミ出し(8時までに完了させる)

ゴミはもちろん、分別しています。自治体によってはかなり面倒なところもあります。ちなみに、引っ越して自治会に入ったので、半年に1回ゴミ当番が回ってきます。ゴミ当番とはきちんと分別されているのかを確認する役目です(笑)

朝ごはんは食べません。

願い事が叶うように、ノートに書いて、8時20分に外出します。

コンサルタントという仕事上、毎日行く場所が違います。常にパソコンを持ち歩いて、カフェなどで仕事をします。

お客さんと一緒の場合はランチをします。
一人の場合はカフェを梯子して、仕事をしつつサンドウィッチなどを食べます。
忙しい時は食べません。

夕方

仕事をしつつ、夕飯を何にするのか考えます。基本的に自炊です。


20時に仕事を終えて、スポーツジムに行きます。そこで約1時間トレーニングをします。ジムの下がスーパーなので買い物をして帰ります。だいたい21時か21時30分くらいです。

部屋に戻ったら、着替えてお風呂を洗って、お湯を入れます。その間に、洗濯物を入れて畳みます。夕飯の下ごしらえで野菜などを切っているとお風呂が沸きます。入ります。お風呂から上がったら夕食を作ります。

ストウブという便利なお鍋があるので、オリーブオイルで熱して、野菜とお肉と塩を入れて蓋をします。だいたい20分で無水料理が完成します。ストウブを火にかけている間にビールを開けます(正確には発泡酒です)。1日に500ml1本と決めています。毎日必ず飲みます。

おつまみは、買いだめしている乾き物です。ビール(発泡酒ですが)を1本飲む間にタイマーが鳴って料理が完成します。

料理をお皿に盛り付けて、焼酎かウイスキーをロックか水割りで飲みます。だいたい2〜3杯。基本的にそんなにお酒は強くないので、少し酔っ払います。そのままダラダラと家居酒屋状態です。

テレビはリアルタイムで見ないので、ネットフィリックスか録画しているWOWOWの映画かドキュメンタリーを見ます。

かなり酔ってきたなと思う頃には、お腹も満たされています。時間は23時過ぎくらいでしょうか。1時間から1時間30分も夕飯を食べていることになりますね。食器は流しに入れて、水に浸して、翌朝洗います。

眠くなってきたら、歯を磨きます。以前にタバコを吸っていたこともあり、歯が黄色いので歯ブラシを使って1回、電動歯ブラシで1回、口内洗浄液で汚れを落とします。ホワイトニングの効果を持続させるためです。

トイレを済ませて、24時に就寝です。眠りの質をチェックするためにアップルウォッチは欠かせません。肩こりと偏頭痛がするのでチタンネックレスも欠かせません。

眠りについたら、多分10秒で気を失っています。で、朝まで1回も起きることはありません。

部屋は、東京近郊の街で、70平米の2L D Kのマンションに住んでいます。他の家事は、トイレと部屋の掃除です。トイレは週に2回、ブラシでゴシゴシと。部屋の掃除はロボットが回っていますが、若干の段差があるので、2〜3日に1回はクイックルワイパーをかけます。

基本的にものが少ないので、掃除は効率的にできていると思います。これがわかってからは買うものを選ぶようになったので、お金も使わなくなりました。


もし、家族がいたら?

私は独身ですが、かつては結婚しており、奥さんと二人の娘と暮らしていました。東京郊外の一戸建てで、4K D Kでした。家は家族にあげたので、65歳まで私は住宅ローンを払い続けることになっています。

私は高圧的な夫で、奥さんはさぞや大変だったと思います。かつ、自分は仕事をしているのだから、家事は妻がやるものなんて思っていました。ので、結婚している間の20年は、料理はもちろん、掃除もしたことはありません。たまにお風呂を洗う程度だったかなと思います。

1人になってみてわかるのは、家事は大変だということです。

料理は自分で食べるならまずくてもいいですが、家族のリクエストに応えたり、味にうるさい人がいるとプレッシャーにもなります。かつ、私のように飲んでダラダラと食べる夫なら、食器も洗えません。もちろん、4人分の食事を作るのは、独身者のひとり飯とは違います。

女性だからって、料理が得意な人ばかりではありませんからね。

洗濯も一人分なら、1回回せばいいですが、4人となると2回は回さないといけませんね。私の朝のルーティンでは、後30分早く起きないといけません。

ワイシャツはノーアイロンシャツしか着ないのですが、アイロンをかけるとなるとさらに仕事は増えます。

一戸建てだと掃除も大変です。うちは、2階建てで階段もあったし、トイレは2個あったので、それも仕事が増えます。

そうそう、庭の手入れも必要でしたね。
奥さんだった人は、私の2倍以上の家事をこなしていたんですね(専業主婦でしたが)


子どもの面倒は?

家事だけではありませんね。子どもがいれば世話をしなければなりません。おむつを変えるのも夜泣きを抑えるのも、私は任せっきりにしていました。そら、育児ノイローゼにもなりますわね(うちは大丈夫でしたが、実際にところはわかりません)

昔のドラマとかで、子どもの成績が悪いと、「お前の教育が悪いからだ」と妻を叱咤している夫が出てくることがありますが、今となってはシーラカンスですね。


50歳くらいが最もやばい

森発言が女性差別として批判されていますが、私たちはどうでしょうか?

男女平等と言いながら、家事の負担を女性に偏らせていないでしょうか?

私たちの世代は、専業主婦の母親が多かったように感じますが、うちの母は正社員として仕事をしていました。祖母がいたので、私と妹の面倒が見てくれていましたが、もし、共働きの夫婦で家事の負担が奥さんに偏っていたらどうでしょう?

かなりのストレスでしょうし、熟年離婚が増えるのは、こうした日々のストレスが原因ではないかと思うのです。

女性活用と言いながら、内心では面倒だと思っていた森さんと同じように、家事は分担と言いながら主要な家事を奥さんに押し付けている男性は、森さんと何ら変わりません。

私見かもしれませんが、50歳くらいになると活動的な女性は老けませんし、定年を意識する男性は活力がなくなりますね。

50歳くらいから男女が逆転するのかなと思います。

これは1人になったからわかることで、奥さんがいてくれる男性は、感謝の気持ちを持つ方がいいと思います。

多様性というのは相手を理解しようとするだけでは不十分で、実際に相手がやっていることをやってみてはじめてわかることもあると思う今日この頃。


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