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どんなに努力をしても、市場価値は上がらない人は西野亮廣さんに学べ

どうも、やさぐれたアルパカです。

僕は、才能に関する本を書いておりまして、その中で価値について書いています。


今日は、価値とはなにか?という話をします。

動画でご覧になりたい方は、こちらをどうぞ

最初に、価値についての誤解を解きたいと思います。

価値とは、「値打ちがある」ということなのですが、値打ちには2つの種類があります。

1:絶対的な値打ち
2:特定の人にとっての値打ち

絶対的な値打ちとは、金(ゴールド)のように、世界中で価格が決まっているものです。

一方で特定の人にとっての値打ちとは、文字通り、一般的には浸透していませんが、熱狂的なファンがいるということです。または、買う意味があるということです。

西野亮廣さんの『革命のファンファーレ』(幻冬舎)では、ゴミを売る方法が紹介されています。落ちているダンボールの切れ端(ゴミ)に「ゴミ=100万円」という値札をつけ、「100万円」の部分に赤ペンで斜線を入れて、「大特価!本日限り100円」としたら、すぐに売れたというのです。

100円でゴミを買った男性は、「100万円のやつを100円で手に入れたぞ」と言い、周囲から「騙されているぞ」と突っ込まれたというエピソードが紹介されています。この男性が買ったものは、100円のゴミを買ったのではなく、「ネタ」を買ったと西野さんは語っています。要は、100円で話題の中心になるネタを買ったというのです。


人と比較して自分の価値を下げない

このように価値というのは、明確なものがある反面、曖昧なものでもあります。
比較して価値が生まれるものがあれば、比較をして価値を下げるものもあります。
自分の価値を見出せない人の共通点は、人と比較して自分の価値を低めているということです。

うさぎとカメが競争をした話をご存知でしょう。油断をして居眠りをしたうさぎがカメに負けるのですが、第2戦を行えばどうなるでしょうか。おそらく、うさぎが油断しなければカメは負けるでしょう。
私がカメなら、第2戦は水中で勝負します。うさぎなら陸での競争を主張します。このように、人には才能を発揮できる場所があるのです。

人と比較をして負ける理由は、相手の土俵で勝負をしているからです。うさぎとカメのどっちが優れているかを比較しても意味がありません。それぞれに才能があるのです。
自分の価値に気づいていない人は、他人の土俵にいるということでしょうね。


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