ボクのちょうれい 「ラベルを作る」
基本的にボクは肩書というのはそんなに好きじゃないです。単純にボク自身がこれと言った肩書がないことがそうさせていると思ってますけど。
きっと世の中に胸張って言えるご立派な肩書が出来たら普通に名乗る気がします。
ちょっと訂正しておきましょう。"今の"ボクは肩書は好きじゃないです。
あなたにはどんなラベルが付いてますか?
ラベルっていうとイメージしやすいのはペットボトルに貼り付けてある商品説明の部分って感じでしょうか?
直訳した意味としても、張り紙という意味やレッテルというような意味ですね。
肩書が嫌いなボクは第三者から枠のようなものを押し付けられるのは基本好きではなかったのですが、最近はちょっと意識が変わってきていて、割とそういう物って必要だったりするんだよなと思ってます。
そして今回ボクが話したいこのラベルというのは、イコール"イメージ"の事を示しています。
例えば先程ペットボトルの話をしましたが、飲料品で考えてみましょう。
『炭酸飲料と言えばなんですか?』
これは趣味趣向、炭酸が飲めない好きじゃない色々ありますけど、皆の中に一番多く思い浮かぶのはおそらく「コーラ」じゃないでしょうか?
他には『リアクション芸人といえば誰?』とかではどうでしょうか?
出川哲郎さんや上島竜兵さんかな?
ようはこういう風に"〇〇といえば〇〇だよね"というイメージを持つ事(持たれる)って仕事の上では大事だと思ってます。
「今度新規の案件があるんだけど、JSでガチャガチャ動かすような感じになりそうだから、〇〇アサインしておいてくれる?」
「コンテンツの企画を先方としてるんだけど、ソーシャル運用も絡めたいから〇〇に相談して進めていくといいかな。」
みたいな例え話ですが、同じような感じで社外からも何かをやる、困ったことがあれば"これならあの会社・あの担当だ"というイメージを持たれることはそれだけ色んなチャンスが回ってくる可能性が上がります。
さて、、、皆さんは"自分といったら〇〇だ"というラベルを持ってますか?
時には属人化上等スタイルで
仕事において属人化というのは、その人が居なくなった時の代償も大きく、依存体質になるので会社体制としては宜しくない状態なんですよね。
基本的にはある程度の仕事に関しては、誰が居なくなっても回るようにはするものですけど、"ここぞという時にはコイツに頼みたい"という意味での属人化はボクはアリだと思ってます。
その仕事自体はおそらく他の人がやっても一応は出来るけどっていう感じで。
というか本人もこれなら自分に任せておけという自信や気概を持って働くことでよりスペシャリストに向かっていきやすくなりますし、仕事自体もより楽しくなってきやすくなります。
最初は小さなことからラベルを見つけよう
かといって、最初から皆がスペシャリストとしてのラベルを身につける事は難しいと思います。
そういう時は何でもいいです。小さなことからラベルを見つけていきましょう。もちろん、ネガティブな物はだめですよw
(アイツは遅刻魔だ。とかね)
本当に小さなことでもいいと思います。
-あいつ誰よりも元気に挨拶してるな
-いつも朝早くから来て本読んで勉強しているな
-ランチとか会食の時の気遣いが上手いな
直接的に業務の内容につながってなさそうなことでもまずは良いんです。
誰かしらの”イメージ”に残ってるかどうかっていうのが大事です。最初は大きなプロジェクトや仕事じゃないかもしれないですけど、やっぱり"イメージ"として何かしら残っているだけで、あ、アイツ居たよね?ってなる可能性が変わってきます。
最初の頃はラベルとも呼べないちょっとしたイメージ、印象程度かもしれませんけど、そういう所と合わせて日々のスキルを磨いていくことでチャンスが生まれやすくなっていきます。
正直いうと、ボクは真面目に仕事に取り組んでいれば誰かが見ていてくれて評価をしてくれるはず、というような日本人的な考えって微妙だと思ってます。ていうか仕事なんで基本的に皆真面目に取り組んでるのが前提ですからね。
(真面目に取り組んでるやつがいない職場の方がおかしい)
同じぐらいの社歴・スキルだったら印象の濃い人と薄い人、どっちに仕事ふろうかってなったら印象の濃い人の方がまっさきに誰かしらの頭に浮かぶ確率が単純に高いですよね。
あと、これは役職とかの話にもつながりますけど、職位を上げる・上げないという時には"アイツ上がったけど何してたっけ?"みたいな感じで周囲から思われてるとまあそりゃ上がりませんよ。
何かしら上に行く人はそれだけの納得の材料を持って上には上がっていく者です。もちろんその材料は数字・成果ですが、それを上げるためにも色々任せてもらったりチャンスを得る必要があります。
もし、新人の皆さんがこれからキャリアを積み上げていきたいのであれば、まずは何でも良いですので他の人よりもこれは自分の方がというラベルを身につけてみてください。
そこからさらに成長していくことで少しずつ自分が思われるラベルがどんどん変わっていきますよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?