【日記】視力1.5/2023年1月24日(火)
今日と明日は全国的にものすごい寒波が到来し、気温が急激に下がるという予報。朝起きるとさわやかな冬晴れの様子だったが、たしかに寒かった。そして、毎年冬になると必ず右耳だけにできるしもやけが、なぜだかやたらと痒い。鏡に映すと、左と右の耳の大きさが全然違う。
すれ違う中高生が、いつもオレの顔をジ~ッと見るのはこのせいかもしれない。あと、赤ちゃんも。そうそう、若いお父さんやお母さんに抱っこされている赤ん坊には、どんな状況にあってもいつも見つめられるんだ。
昔は変顔したりしていろいろやって対応してたんだけど、最近はそんなことしたら大変だもんね。まったく窮屈な世の中だ。「ごめんよ赤ちゃん…」と心の中で呟いて、そっと目を伏せるのだ。
17日にNHKで放映された『クローズアップ現代』で、「日本の家が危ない」というテーマを扱っていた。日本家屋は元来、すきま風が入ってくる構造となっていて、室内が常に寒いのだという。そして、医師や研究者たちにより、「冬の室内温度は最低18℃を保たないと、心臓その他に負担がかかり、最悪死を招く」という警告がされていた。ポイントは“最低”というところ。本当は20℃超はないとよろしくないと先生方は力説していた。だったら20℃以上って言えばいいのにね。
いずれにしてもわが家はもちろんアウト。エアコンの設定を30℃にし、どう頑張らせてみても15、6℃にしかならない。それに、室外の気温自体が下がれば当然、もっと低くなる。だから、足元のミニ電気ストーブを重宝している。低温火傷はするものの、体感温度は20℃越えだから。
窓枠や部屋自体に、防寒のための様々な工夫をすることも紹介されていたが、とてもじゃないがめんどくさい。でも、みなさんはぜひ調べてやってみてほしい。
中学生以来のコンタクトレンズ使用者である。「勉強のしすぎ」とか「本の読みすぎ」で視力が悪くなった、と言いたいところだが、短いイヤホンを装着し、ブラウン管に張りついて夜中に『11PM』や『アクションカメラ』を観ていたせい。視力はみるみるうちに急降下。最初はメガネをかけていたが、黒縁のそれをかけると「大橋巨泉みたい」とあちこちから指摘されたため、ソッコー変えた。運動するのにもメガネは邪魔だったし。
近年は「2週間ごとに代える」ものを付けている。なくなりそうになると定期的に郵送されてくるのだが、半年に1度、ショップに隣接する眼科で検診を受けねばならない。今日、残り最後のセットを付けることとなったので、延び延びにしていた検診を受けることにした。
夕方の待合室。オレ以外5、6人の患者は全員女性。10代から40代ってところか。で、当然のように全員スマホを見ている。それを俯瞰して見ていると、やっぱり異様な光景に映る。でも、彼女たちからすれば、「このジジイ、スマホも見ないで不審」ってことになる。だから、設置されているテレビのニュースを見ていた。「わいせつ容疑で逮捕」の声が聞こえたり、CMでジャニーズの男の子が出てきたりすると、皆一斉に顔を上げるからおもしろかった。
この「2WEEK」なんちゃらとかいうのを始めて以来、度数は変えてこなかった。装着すると両目とも「1.0」で、左目だけは極度の乱視が入っているのでそれ対応のやつ。でも、去年から老眼&遠視が始まった。何だかんだ仕事で使わねばならないスマホのせいだ。労災下りねーもんかな。
現在のコンタクトレンズは優れモノで、「近視」「乱視」だけでなく、加えて「老眼」にも対応できるものがあるという。でも、前回のテストでは老眼対応にしてもあまり効果がなく、やっぱり今までどおりのものに落ち着いた。
が、老眼用にハズキルーペを購入し、これを重宝していたら、思いのほか進行してしまった。「これ、何とかならないもんすかね」と、川栄李奈ちゃん似(マスク有)の担当さんに訴えたら、「いろいろ試してみましょう!」と真剣に乗ってくれた。さすがひなたちゃん!
視力が下がるのはありがちだが、たしか前回もアップしていて「1.2」だった。けれど今回はさらにアップし、何と両目とも「1.5」。バルコニーやスタンドからも、リング上のやり取りがよ~く見えていたため、うすうすは気づいていたのだが、それにしても健康優良児レベルではないか。
「この数値を多少落とすことで、近くのものを見やすくすることができるんですよ」とひなたちゃん。視力「1.0」に下がるレンズを試したら、半径5m以内のものが、よく見えるようになった。最近は、食事を作るときの材料さえもぼやけていたくらいだから、こっちが断然良い。
というわけで、自分の中では前代未聞の「視力下げ」レンズに代えてもらった。
帰り道、たしかにさっきよりは遠くが見えなくなった。100mくらい先の集団が何人いるか、それがわからなくなった。でも、そんなの大して重要じゃない。
今、こうして文字を打っているPC画面も、ハズキルーペを使わずともくっきりと見える。まったく見えなかったスマホ画面の文字も読める! 本の字も頑張れば見える! 極力、ハズキさんを使わずに、踏ん張ってみよう。
でも、試合を見る際にもし不都合が生じるならば、またがんがんハズキさんを酷使して「1.5」、なんなら「2.0以上」、驚異の6.0を叩きだしたサンコン越えを目指してもいい。
いずれにしても、あの親切な担当さんのおかげで川栄李奈ちゃんのことをもっと好きになった。いやもちろん、父親目線で。
でも、川栄さんが「お父さんとは見られません!」って言ってくれるなら、もちろんそれなりの対応をさせていただきますがね。
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