【人生】夜に振り返る

昨年末に薬調整してから、夕方から夜にかけてのひどい落ち込みは減ったものの、またここ数日うつ症状がでてしまいました。日中にうつ感がひどかったので訪問看護ステーションに電話相談をしまして「何か気分が紛れることをしてみては?」と言われました。ぼーっとする頭でいくつか考え、ポッキーを食べたり呟きアプリで呟いたりしていたんですが、noteに記事を書くのもひとつの気分転換、吐き出し効果になるかなと思い、今これを書いています。

ここ数日に発生したうつ感はとくに引き金となるものはなく。勉強に集中したあと気が緩んだら、過去の嫌な出来事がフラッシュバックになって駆け巡ったんですよね。炭酸ジュースを振りまくって、キャップを外したら飲料が噴出してくる、あの感じ。

過去の嫌な出来事とはおもに家族との関係。ですが、考えてみれば子どもの頃から感じていた、自分という人間の価値の薄さかもしれません。

わたしは小学生の頃からいじめられていて、それは言葉と身体の暴力を伴うものでした。過去に書いた小説も、ほとんどいじめを扱ったものが多かったのもそのせいです。

中学に上がったらいじめはなくなりましたが、残ったのはからかいでした。知らない、別のクラスの子たちから手を振られたり、かわいいと言われたり。それは本当の好意ではなく、わたしは学校のなかでとくべつ浮いていた(変な生徒だった)からだと思います。

高校でははじめて友人というものができましたが、そこでの友人関係もあとでこじれて彼女たちから精神異常者呼ばわりされて、シャットアウト。そのときダメージが強くて、怒りがおさまらなかったです。

大学は特殊なところでして、全体的に学生の向上心が強くて打ち解けず。さらに教授にパワハラまがいのことをされて、受験ノイローゼも加わり、真剣に「人生を終わらせるにはどうすればいいのだろうか」と考える日々。

母は調子悪いわたしを見て心配もあったのでしょうけど、わたしが調子悪くするたび怒鳴っていました(母の心配の仕方はいつも怒りです

十代~二十代前半までけっこうしんどかったです。

わたしの病気はトラウマからくるストレス反応なので、ざっとこんな感じだと記憶していますが、ほとんど思い出せない。過去に5回くらい精神科に入院したことがありますが、その入院のきっかけとなる記憶がすこんと抜けているんですよね。「思い出せない」と他の人に言うと老化現象で認知機能が衰えたのだ、と笑われてしまいます。でも実際のところ、どうなんでしょう。トラウマの反応で記憶が抜けているのか、(認めたくはないが……)老化現象で記憶が抜けたのか。今でもわからないままです。

あまりにうつ症状の期間が長いので(コロナに入ってからずっと?じゃないかな)、先生に病態が変わったのでしょうか、うつ病になったのでしょうか——と訊ねたところ、トラウマによるものだと言われました。引き金となる理由がいつもあるから。それは主に家族とのことですが。

たぶん、上記にあげた経験が普段は意識していないけど、心のどこか深いところに沈んでいて、何か外部から(家族から)刺激されると、記憶しているトラウマ、思い出せないけど存在価値がないと植え付けられたトラウマが湧きでてくるのでしょうね。結果、今日も気分が沈んでお風呂に入れそうにないです。

じつは母も人の心を察する力が弱いのですが、姉も空気が読めません。これは母が認めているのだから、相当なもの。軽率に判断するのはけしからんことですが、発達障害の疑いがあるんですよね。主治医の先生に姉の状態を話したところ「否定はできないですね」と言われました。

空気が読めないのもそうですし、家族の忠告には逆らい、優しくしてくれる他人には媚を売る、簡単に信頼してしまう——、結果騙されお金をとられることが多く、あとで事情を知った母にいつも叱られています。

前までは、職場で馴染めないことや学生時代のトラウマがわたしのメンタルを脅かすものでしたが、仕事がリモートワークになりさらにコロナになりお世話になった事業所からも卒業して、今ではもっぱら家族の問題が中心。

学生時代には家族から助けられることが多く、恩も感じていますが、鈍感力の強い家族(主に母、姉。父は中国ドラマを観て寝ている)と繊細ばかなわたしとの相性が悪い。

困ったな、というわけです。

三十代のど真ん中になってからは、毎朝の目覚めが最悪。「今日も人生の1ページを埋めるのかぁ」と思うんですよね。三十代前半までは朝は心が健康的で勉強したり読書したり、意識高く過ごしていたんですが、もう今では朝食の納豆さえも食べる気がしません。ゆで卵とバナナをむしゃむしゃ食べて、ゴミ回収のタイムリミットぎりぎりで、(一応日焼け止めは塗り)パジャマ姿のままゴミ出しをする。一日のスタートはそのような具合。

結婚願望もほとんどありません。結婚したいと思ったところで、その先のこと(出産・育児)が難しいと思うんですよね。年齢もありますが、胎児に影響を与える薬を服用しているし、出産となるとその薬を抜いていく必要があるから。無事に産めたとしても、体調の波があれば子どもにいつも不安感を抱かせてしまいます。自分みたいに精神的な困難さを子どもが抱えながら、育ってしまうのではないか、と思ったりします。

そもそも、相手がいません。精神病院ではナンパされたりしますが、精神病院でナンパしてくる人は少し(かなり)変わっている人で、同じく変わっている人を狙っています。都会や近くのイオンモールではナンパされません、もちろん。

恋愛小説を書けなくなったのは、体調が悪いのもそうだけど、夢が見られなくなったから。恋愛小説って、一種の陶酔感がないと書けないんですよ。また何かときめき(たぶん、動画で見るアイドルや俳優)があれば、書けるかもしれません。

昔は怒りが強い感情でしたが、今では違和感や納得いかないことはすべて「悲しい」に変わってしまいます。もう怒るエネルギーなどないのでしょうね。人生の楽しみや目標を見つけたとしても、うつ症状で妨げられたりして、けっこう消耗しています。

本当に気分の落ち込みが長引くときは、先生にもう一度お薬の調整をお願いしようかと思っています。

つらつら弱音を吐き出してすみません。



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