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【雑談】3月入り「何をしていたのだっけ?」&「トルストイを読んでいる話」

お久しぶりです。昨夜、実家からひとり暮らし先へと帰ると、夜が明るくなったなあ、と感じました。暗く寒い季節が終わり、もう春ですね……。

更新が途絶えていた期間何していたのかというと……、情けないことに具体的なエピソードを思い出すこともできません。体調面では持ち直していたものの、小説に割く体力があまりありませんでした。(※言い訳です

気が向いた休日の夕方や、夜に小説を進めてはいたものの、今の原稿を見返すと50枚にも到達していない模様です。これは、「ヤバい」というやつでは……。締め切りに間に合わない。創作に関しての近況は、そんなところ。

正直、記事を更新するほどの内容もなく。現在に至るわけです……(本当、情けないですね

読書のほうは、トルストイの「アンナ・カレーニナ」を読んでいるところです。じつは学生時代に、新潮社の海外文学全集か何かで一読したことがあるのですが、改めて新潮の文庫版で購入して再読しています。時間を置いて読むと、「なるほど……」と思うところが多々あり、トルストイ作品のなかで人気が高い理由がよくわかりました。

※じつは、ちょっと記事にして書き起こしたかったんですが、余力がなかったので断念しています。

なるほど……、と思ったのは、作品の「構成」と「人物造形」ですね。最初の部分にあるシーン(汽車にある人が轢かれる)が登場するのですが、確か記憶では、これはラストにつながる重要な伏線では……? と思ったのですよね。実際に主人公がこのシーン(事件)で不吉な予感を覚えるわけです。ここがとても、巧いなあ。と、文豪の作品に言うのもあれですが。

人物造形に関しては、人物の「癖」を細かく描写したり、家族関係の遺伝的な、あるいは宿命的な特徴を捉えていたり……(ex.主人公アンナのお兄さんは浮気症、アンナ自身も不倫に走るわけです)。本当にトルストイは、細かいのですよね。それゆえ、作品自体も長いのが多いと思うのですが。

作品自体も、ミュージカル化(舞台化)できそうなドラマ性があり、とても面白いです。一方、「戦争と平和」は戦争シーンや、トルストイの戦争観(平和観?)に関する記述が多く、はっきり言ってトルストイ初心者向けではありませんね……。トルストイは短編もいい作品があるので、短編or「アンナ・カレーニナ」から入るのがおすすめかも。

余談ですが、あるロシア文学に関するまとめサイトみたいなものの、アンケート調査では、「ドストエフスキー派」が「トルストイ派」を大きく上回っていました。ドストエフスキー好きな人、多いですね。図書館もドストエフスキー関連の本がたくさんありました。比較して、トルストイは……(省略

ロシア文学(主にトルストイですが)って、深いなあ。そう思ったので、ロシア文学の代表的な作家をまとめた解説本みたいなのを図書館で借りてきました。この本でざっくり勉強しながら、創作&読書生活を楽しみたいと思います。


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