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【近況】ついにポメラを買いました

 先週、ポメラDM250を購入しました。ポメラとはいわゆる文字入力機能に特化した小型パソコンのようなもので、作家をはじめライターや物を書く人にひそかに愛用されている機器のことです。小説家では、羽田圭介さん、松田青子さんなどが使用している模様。わたしも20代の頃、古いポメラを使って小説を書いていました。
 
 しかし、ポメラでは同時に資料検索ができない(インターネットが使えない)ため、執筆しながら調べものをするのは向いていないかな、と考え一時期、というかつい最近までポメラを封印してパソコンのWordで原稿を書いていました。Wordもよかったのですが、ポメラに出戻ったわけは、「目に入る光りを減らしたい」から。

 じつは今月に入ってから、ひどく気分が落ちて絶不調になり、精神科への入院を考えていました。主治医の先生と相談して、入院はとりあえず保留になり、気分を上げる(鬱に効く)薬を試してみることに。それにくわえ、今までの生活を自分で見直すことにしました。

 それで、まず一日に浴びる(デバイスによる)光りの量を減らそう、と。ここ数年「HSP」という概念が広まっていますが、わたしも「HSP」のように光りや音からの刺激に弱いようです。最悪なことに、今までパソコン作業を音楽を流しながらしていたため、かなり視神経と精神、体力的に疲れを感じやすい状態でした。

 そこで対策を練ろうと考えたわけです。小説の執筆だけはパソコンを控えよう、と。手遅れの感も否めないですが、今のタイミングで気づいただけでも、個人的にはよしとしています。

 さて、取り寄せたポメラDM250。目が疲れないし、白黒反転もできる。フォントも明朝体にできる。パソコンのデータからポメラへ、ポメラのデータをパソコンへとUSBをつなげるだけで簡単にできる。前まで乾電池だったのが、充電式になっている――、となかなか優秀ですね。これで、実家療養中でも原稿の執筆ができそうです。

 秋の文学賞に向けて執筆していたのですが、絶不調を挟んだため、やむなくそれは見送ることになりそうです。これから少しずつ、体調を立て直し、新しいポメラを使いこなして小説を書いていきたいと思います。

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なんだか、体調不良の記事ばかり書いている気がする……。なので、今回で絶不調を終わりにしたいです。 

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