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手書きも手打ちも。

仕事が終わった昨日の夕方、久しぶりにスタバに行く。コロナモードになってから(たぶん3月以来?)、スタバには行ったことがなかった。久しぶりのスタバは、ところどころ座れない席があったけれど、シンプルにおしゃれで居心地が良かった。席に座り、抹茶ラテを飲みながら(ここもまた閉店しちゃうのかな……)と思った。まだ緊急事態宣言を出されていない(し、出すのかわからないけど)けども、一度経験してからはなんとなく身構えてしまう。だから今のうちに、スタバに行こうと思った。

ついでに無印良品にも寄る。わたしは日記や雑記を毎日ではないけど、気紛れに書く習慣(といってよいものか)がある。その際、使うのは決まって無印良品の青いニードルペン。キャップの先端でこすれば消せるインクを使用しており、それがそのペンの特徴で売りなのだけど、わたしはぜんぜんその機能は使わない。使わないけど、一番書き心地がいいと感じるのが、それだった。ボールペンは物によって、なんだこれ? と思うくらい字が下手になってしまう。でも無印良品のニードルボールペンならば、滑り具合がわたしの指の不器用さにちょうどいいのか、そんなに不格好にはならない。なので、愛用している。

ということで、その日は青いニードルペンを2本まとめて買った。もしも万が一緊急事態宣言が来たら……のために備えておく。

WEB記事を作成する仕事では、よくシャーペンを使う。PCがあれば、メモをとることもないのだけど、わたしはリサーチした情報をいったん自分の頭の中に納得できる形で落とし込まなければ、情報処理できないのでPCを開いてGoogleで延々とリサーチしながら、チラシの裏に自分にわかる言葉でメモをとっておく。そのときは、殴り書きできるシャーペンを使っている。シャーペンのブランドにはこだわりがない。大学のオリエンテーションでもらったシャーペンを、今も大事に(でもあまり思い入れはない)使っている。

手書きが好きか? 手打ち(パソコンとかポメラに)が好きか? と問われれば、どっちも好き! と答えるだろう。とにかく、書くという作業が好き。書くことが何もなくとも、何か書いていないと、頭の中に情報や思考が溜まりやすいのでどこかに置いておきたい。

Twitterではいつでもちょっとした思考を置いておける。けれど、最近なんでも書いていいっていうものでもないよな……と思い出し、自分の中の黒い言葉は控えている。フォロワーさんのTLに流れてくる自分のツイートで、その瞬間であっても気分が悪くなられたら嫌だなあと思ったから。

使用しているSNSが限られてくると、わたしの場合、そこに集中し依存してしまう。だから、SNSをいくつか使うようにしている。そうすれば、集中していたのが分散され、「そのSNS」に対する依存感情が目減りしていくからだ。

創作では逆に、同時並行に複数の小説を書かない。正確にいえば、「書くことができない」。たとえば、公募に向けた小説を書きながら、息抜きにショートストーリーを書くことはできるかもしれない。でも、中編小説を書きながら、また別の中編小説に取り組む……といった器用なことは、とうてい自分にはできない。ひとつの作品に集中できないからだ。

結局、自分は不器用な人間なのだと思う。ボールペンさえもうまく使えないし、SNSに依存しちゃうし、小説は量産できないし……、でもまあ、それでひどく困るということもないので、自分なりにある程度工夫(もしくは加減具合)を見つけられているのかなとも感じている。

青いニードルペンも買ったことだし、これからもバリバリ文章書いていくぞ(という意気込み)。

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