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#日刊DXNews オラクルとKPMGが「クラウドセキュリティに関するグローバル意識調査」を発表、中国の海運大手とEC大手(アリババ)が提携、スタイラー株式会社がTencent Cloudと業務提携【2020/8/1】

8/1のDX Newsをお届けします。

①オラクルとKPMGが「クラウドセキュリティに関するグローバル意識調査」を発表

日本オラクルとKPMGコンサルティングは2020年7月30日、共同で実施したクラウドセキュリティに関するグローバル意識調査「Oracle and KPMG Cloud Threat Report 2020」に関する記者説明会を開催。

同レポートは、オラクルとKPMGがグローバルで実施している年次調査で、今回は2019年12月~2020年1月にかけて、7カ国(米国、カナダ、英国、フランス、オーストラリア、シンガポール、日本)の企業/組織に所属するサイバーセキュリティおよびIT担当者750名を対象にオンライン調査が実施された。

記者会見の中でKPMGコンサルティングの澤田氏と、日本オラクル大澤氏は、は「グローバルと比較して、日本企業の取り組みが顕著に遅れているのは、クラウド環境における『ID/アクセス管理』と『データセキュリティ』の2点」だと指摘した。

視覚的に分かりやすいインフォグラフィックスの資料も用意されているので、こちらで概要を掴める。

https://www.oracle.com/a/ocom/docs/cloud/oracle-kpmg-ctr2020-infographics-jp.pdf


②COSCOとアリババが国際物流のデジタル化に向けて戦略的提携

中国最大の海運企業グループCOSCOは6日、中国EC最大手アリババ傘下の金融サービス企業アント・フィナンシャルグループ(旧アリペイ)と戦略的提携を締結したと発表。

今後、中国内物流でのブックチェーン適用に関する調査、実際の導入を共同推進し、海運・港湾、金融などの分野でも、ブロックチェーン技術をベースとして、上流から下流までをつなぐ情報プラットフォーム構築や、業務・文書のデジタル化などを進める予定とのこと。


③OMOアプリ「FACY(フェイシー)」を提供するスタイラー株式会社がTencent Cloud(テンセント クラウド)と業務提携

2020年7月、未来の ショッピング体験を提案するスタイラー株式会社は、Tencent(本社: 中国)のクラウド事業部門のテンセントクラウドと業務提携を行い、日本の小売業や商業施設に対して、オンラインでの接客や、館内の可視化などのソリューションの提供を開始します。

スタイラーは小売業のデジタル化に強みを持っており、テンセントのクラウド技術を活用することで、店舗のDXに最速で対応できるようになる。

具体的には店舗が閉鎖時でも営業を継続できる仕組みや、買い回りを避ける効率の良いショッピング体験を消費者に提供することも可能にする。

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