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「コマーシャルイノベーション」で今の商品のまま売上爆増した事例

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コピーライター歴20年の幅辰実と、「コピーライティング」でGoogle検索1位、メルマガ読者1万人の住田辰範の2人による対談コンテンツです。
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こんにちは!ビズラジ運営局の飛花くるみです。

今回は、商品は変えずに、見せ方や切り口を変えて価値を上げるというコマーシャルイノベーションについてです。

そもそもコマーシャルイノベーションとは何かというと、技術革新に頼らずに、商品をもっと売れるようにするために改善していくこと。

よく、商品を売るために、新しい機能を追加したり、おまけを付けたりと、今ある商品にどんどんプラスしていく形で販売数を伸ばそうという流れが多くみられます。
家電やスマホなどもそうですよね。

もちろん、新しい機能が増えるのは良いことなのですが、開発にかかる費用や時間がかなりかかってしまいます。

商品自体をアップグレードするのではなく、見せ方や切り口を変えて新たな価値を発掘して売り出すのがコマーシャルイノベーションなのです。


あれこれ説明をしてきましたが、コマーシャルイノベーションって、コピーライターがよく取り組んでいることなんですよね。

今ある商材を、いかに売れやすくするか。
いつものように事例を交えてお伝えしていきますね。

ターゲットを絞るだけで顧客数が伸びた事例

ある税理士さんの事例です。
税理士さんというと、やっている仕事内容に大きな違いはありませんよね。

そこをどう切り口を変えたのかというと「ターゲットとする業種を絞った」だけ。
ただそれだけで、顧問獲得数が3倍になったのです。

しかも、その税理士さんはターゲットをかなり狭い範囲で設定していました。
ターゲットにするのは、建築に携わっているひとり親方のみ、という潔さ。

もちろん、適当にターゲットを絞ったわけではありません。
もともと、その税理士さんの顧客にはひとり親方が多く、相性が良かったこともターゲットを思い切って絞れた理由のひとつでした。

ひとり親方向けのサイトを作り顧問契約を提案したところ、顧客数が大きく伸びる結果が得られたのです。

ある分野に特化して契約件数が増えた事例

次は、ある社労士さんの事例です。
社労士さんに関しても、仕事内容にそこまで大きな違いはありませんよね。

どのように見せ方を変えたのかというと「得意分野に特化した」だけ。
ただそれだけで、年間獲得顧問数が100件を超えたのです。

その社労士さんは、助成金分野のプロフェッショナル。
通常、社労士が顧問契約を結ぶ場合、労務と助成金対応がセットになっていることが多いのですが、その社労士さんは助成金の部分のみの契約を提案しています。

相手がすでに労務の範囲で顧問契約をしていた場合、労務はノータッチのまま助成金の部分だけ対応するという提案を行うことで、顧客件数を増やすという結果を出したのです。

大企業もやってるコマーシャルイノベーション

コマーシャルイノベーションで結果を出しているのは、士業系ばかりではありません。
シェーバーを作っている大企業「フィリップス」もそのひとつ。

そもそもシェーバーは、技術革新をしようにも限界があります。

 ・肌に優しい
 ・お風呂でも使える
 ・3枚刃、4枚刃、5枚刃・・・

ひげ剃りの刃を無限に増やすわけにもいかず、そこまで大きな違いを出しにくい商品だったというわけですね。


コマーシャルイノベーションで、どう見せ方を変えたのかというと「コラボ&ギフトパッケージ」に取り組んだのです。

コラボでは、スターウォーズスペシャルデザインモデルを限定販売するなど、パッケージを変えるだけで、売り上げがポンと伸びたそうです。
しかも、何億というレベルで。

ギフトパッケージでは、贈り物にふさわしいプレミアムなパッケージとして売り出したところ、売り上げがグンッと伸びたそうです。
しかも、企業全体の売り上げの5割にまで到達するほどに。

コラボもギフトパッケージも、シェーバーの機能自体は何も手を加えていません。
新しく見せ方を工夫しただけで、単価も高く設定することができていますし、お客様が手に取る確率も格段にアップしたというわけです。

じつは個人ビジネスの方が取り組みやすい

コマーシャルイノベーションに取り組むだけで、想像以上の売り上げアップができることが事例から見えてきましたよね。

じつは、コマーシャルイノベーションは個人ビジネスの方が取り組みやすいのです。
個人の方がどちらかと言えば小回りが利きますし、サービスや商品の決定権をもつ人が分散していないので、新しい切り口にチャレンジしやすいからです。

見せ方次第で、2倍、3倍と効果が変わってくるコマーシャルイノベーション。
やってみて損はないのではないでしょうか。

ちなみに先ほど、フィリップスの事例で「コラボ」の話が出てきましたが、以下の記事も参考になりますので、ぜひ読んでみてくださいね^^

それでは、今回はこのへんで。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


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※幅辰実の実績

・IT企業 3年で売上13.3倍、さらに一部上場企業からのJVオファー殺到
・玩具メーカー 新規事業初年度で、売上目標421%、営業利益目標538%超
・社労士 開業2年、障害年金で年商3000万達成、1ヶ月で助成金1.5億獲得
・セミナー講師 年商800万からメルマガを活用し2,200万円へ
・整体院 広告費を掛けず4ヶ月で売上2.6倍
・社労士 1年で年商600万円から2300万円超、しかも広告費は大幅減
・中華料理店 席数24席で閑散とした店舗が1年で常に満員、予約必須の人気店に
・飲料卸 楽天で月商10万弱からカテゴリ1位を達成、平均月商は800万に
・不動産コンサルタント HP経由の案件獲得数0から年間64件へ
・経営コンサルタント 4年で年商400万円から8600万円
・金型製作工場 新規獲得を仕組み化して2年で売上3,1倍
・アフィリエイター ステップメールを作成しで月商平均20万円から130万円
・老舗料亭 1年で売り筋商品の売上が10倍以上
・農業団体 チラシの反応率が4.9倍!!さらにターゲットを変え9.1倍
・ITベンチャー アプリDL数6.7倍
・コンサルタント 見込み客リストにメールを5通送り売上270万円達成
・コンサルタント セミナー集客、DMからの反応率93.8%
・アフィリエイター LPからの売上が7.4倍
・コインランドリー DMの反応率を2.8倍
・税理士 たった1通のDMを送り全国展開を達成
・WEB広告会社 紹介文を変更し、ココナラの販売実績2位獲得
・社労士 1300枚のFAXで、半年100万円のコンサルを2本獲得
・不動産業 折込チラシを9,000枚配布、反応率0%から0.23%
・プロスポーツA社 観客数1年で1.97倍、ファンクラブ会員数4,6倍
・プロスポーツA社 CSRプログラム、DMのみ3週間で寄付金150万円獲得
・プロスポーツB社 観客数1年で189% ファンクラブ会員数2.8倍
・プロスポーツC社 イベントプロデュースで過去最高の6400人超を集客

等々・・・

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