見出し画像

非開発者のChat GPT体験記 (Webスクレイピングに挑戦する)

非開発者がChat GPTを使ってWebスクレイピングに挑戦する体験記

ChatGPTは多機能性で世間を騒がせています。
「長い文章を要約」
「人間らしい回答を生成」
「Promptでカスタマイズされた回答を作成」といった機能があります。
その中でも、今回は「コードを自動生成」する機能を利用し、筆者が非開発者であるにもかかわらずどこまでできるか試してみることにしました。

非開発者だけど、ある程度の知識は持っています

筆者はVBAを使って業務改善を行った経験があり、変数や代入の概念にはある程度理解があります。教養課程で情報技術基礎も学んでおり、Pythonのインストールは問題なくできるレベルの独学で学んだ自己流の素人だと自認しています。

株価情報取得にチャレンジ

今回のチャレンジはPythonの初級レベルにある「株価情報の取得」コードです。スクレイピングの例としてPythonの教科書でも紹介されるものです。
筆者はWebで知識を得てBeautiful Soupがスクレイピングに使われるモジュールであること程度は知っていますが、中身は理解していません。

ChatGPTに「前日から10%以上変化した株価を調査し、抽出するコードを作ってください」と依頼しました。Pythonで作成し、Yahoo Financeから取得するよう指示したところ、ChatGPTは素早く要望に応えました。
重要なポイントは、筆者は、Pythonで作れとも、Yahoo Financeで取得せよとも指示していないことです!

TIPS : 元のコードは忘れないよう繰り返そう

一方、ChatGPTは時に丁寧な指示が必要です。
調子にのって「出来高の追加」や「単位の追加」をお願いした際、ChatGPTは前に書いたコードを継続せずに新しいコードを作成しました。
この時、対象コードを明示して修正点を指定することが大事だと気づきました。

こういったChatGPTとのコミュニケーションスキルが今後より重要になるかもしれません。

ChatGPTは革命ツール

今回実現したコードは、もうすでにWeb上に既に存在する情報で検索して独学すれば、到達できるのかもかもしれません。

ただそれに到達できていない人間が大半。これが真実だと思います。

かつて限られた人の知識だったものが今では一般的になっているように、ChatGPTを上手に使いこなすことが新たなアドバンテージになり得ます。

まとめ

これが非開発者がChat GPTを使ってWebスクレイピングに挑戦する体験記です。Chat GPTは非開発者であっても、コードを自動生成してくれる機能を持っています。明確な指示を与えることが重要であり、今後、このような技術を活用する人が大きなアドバンテージを得ることが期待されます。この強力なツールを使いこなすことで、今後の情報収集や分析がより効率的になることでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?