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#1『35歳からのプログラミング』

プログラミング業界を研究している”研究者の中澤”です。この記事では、プログラミングを勉強するに至るまでの”経緯”と、きっかけを与えてくれた”三人の恩人”を紹介しています。プログラミングに関する有力な情報は一切含まれておりませんのでご注意下さい。どちらかというと恩人との関係をどんどん深堀しちゃっていて、タイトルと違うイメージの内容になっているかもしれません。


勉強しようと思った理由

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どうしてプログミングを勉強しようと思ったか、決定的な事を言えばそれは自分達が立ち上げる会社のホームページを【Googleサイト】で作った事です。

Googleサイト】とは、自社ホームページ等のWebページを誰でも簡単に作成でき、インターネット上に公開できる有料サービスだと思って下さい。

有料といっても、このサービス単体に料金を支払うのではなく、【Google workspace】という【Google】の有料ビジネスサービスの中に含まれている一つのコンテンツなので、【Google workspace】を契約している人は自由に使えるぜ、みたいなイメージです。

Googleサイト】については、#2でがっつりその内容をお伝えするつもりなので、ここでは詳細を省きます。

という事で、様々な問題が生じて今後は【Googleサイト】ではなく、他のサービスを使って自社ホームページを作り直すという事になりました。


【Googleサイト】でホームページを作った理由

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どこで作り直すとしても、【Googleサイト】でホームページを作った理由が

・お金を掛けたくない
・自分でいじりたい

という二点だったので、この二つは譲りたくなかったんです。

まず業者に作成をお願いすると、初期費用が発生しますし、サーバーやメンテナンス料金として、ランニングコストも発生します。

ホームページにコンテンツを追加したり、大幅にデザインを変更したい時にも費用が発生しますよね。

そして、外注した業者の対応に満足がいかなくても、一度作ってしまったら、簡単に他の業者に変更する事はできない。

そんな理由から、自分でつくるにはどうすればいいか調べようと思ったのですが、ここまで聞いてみてどうでしょう。


私と同じような事を考える人は多いのではないでしょうか。

「できるなら自分で作りたいけど、難しそう。」

これについて私が幸運だったのは、何とかなるんじゃないかという自信があった事です。


同級生と作ったレビューサイト

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話は遡りますが、2年程前に同級生と三人で『漫画』や『海外ドラマ』のレビューサイトを作りました。

最初に紹介したい同級生は、三人でレビューサイトを作ろうと発案して、実際にWEBページを作ってくれた”みっきー”です。

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私は18歳の時にミュージックビデオや映画の監督になりたくて、映像関係の専門学校に通っていました。

”みっきー”とは当時、同じクラスだったのですが(1クラスしかないんですけど)、高校生のうちから既に色んな映像を作品を作っていて、入学早々に同級生や講師達からも注目されていました。

私が”みっきー”に驚いたところは、皆より先に作品を作っていた点ではなくて、そもそも脳の構造が違うんだなと思わせるような『頭の回転の速さ』や、自分ができる事を組み合わせて、無理やり実現する『応用力』と、遊び心が詰まったとびきりの『ユニーク』さです。

そんな”みっきー”に触れた私は、一気に夢から醒めていきました。
何も実績が無いのに、ただ漠然とセンスがあり、自分ならいい作品つくれると思っていた自分。
あぁ、今想い出しても恥ずかしいですね(笑)

そんな自分と”みっきー”を比較しては、自信がどんどんなくなり、挙句に自分が憧れている業界は”みっきー”みたいな『天才』がゴロゴロいて、”みっきー”みたいな『スペック』がなければ成功できないんだろうなと、勝手に妄想までしていました。

現在、”みっきー”は映像制作に携わるエンジニアとして自分の会社を作って活躍しています。

ここまで話すと分かると思うんですけど、”みっきー”は何でもできてしまう万能タイプなので、『Word Press』というwebページ作成ソフトを使って、とても立派なサイトを簡単に作ってしまいました。

勿論、テンプレを使ってはいるんですが、カスタマイズしたいところは中身をいじったりして、自分達が望んでいるようなデザインや構造に代えてくれました。

私はレビューを書いていただけなんですけど、幸運な事に『Word Press』の裏側は覗けるので、なんとなく『こういった手順』で、『こういった知識』があれば、『こういう事』ができるのかな、みたいな雰囲気だけ知る事ができたんです。

それと同時にwebページをいじる事に興味が湧き、その為にはプログラミングの知識が必要だという事も理解できました。


Twitchというゲーム実況配信でOBSを使った

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えぇ、半年くらい前でしょうか。
『ロケットリーグ』という、車でサッカーをするゲームがあるんですけど、
このゲームにとてもハマっていて、どうせ毎日プレイしてるならゲームを配信をしてみようという事で『Twitch』というゲーム実況配信サービスを使って、自分のプレイ映像を配信していました。

その時に使っていた配信ソフトが『OBS』というものなんですが、このソフトはかなりのユーザーが使っているので、インターネットやYoutubeで便利な機能の情報が簡単に見つけられるんです。

・ゲームプレイ画面にコントローラーを表示させる
・現在の時刻を表示させる
・自分のランク等の情報をリアルタイムで表示させる
・アバターを表示させて自分が喋ってる時は口がパクパク動くようにする

この中で、困ったのが最後のアバターを使う話なんですけど、
どうやるのかはインターネットで紹介されてるので、同じことはできたのですが

「もうちょっとこうしたいんだよな」

という、私の拘りがさく裂してしまい、どうしても仕様を変更したくなってしまいました。

しかし、アバターの口を動かす方法というのが、『CSS』と呼ばれる特殊なプログラムを使っていたので、素人の私にはアレンジする事ができなかったのです。

そこで、私はある男を頼る事にしました。


プログラミングの可能性を知った

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その男というのが”けん君”です。
レビューサイトを一緒に作ったもう一人の同級生です。

けん君

こんなイラストにして言うのも申し訳ないんですが、とびきりのイケメンですよ。当時は芸能人の『加藤晴彦さん』に似てると良く言われてました。

専門学校入学時、”けん君”とは席が前後だった事もあり、すぐに仲良くなりました。
そして、その容姿からは想像できない程『オタク』というギャップに驚かされました。
特にパソコンの裏技には非常に精通していて

『えっ?そんな事ができちゃうの?』

というような、ここではとても言えないような、便利なツールを私のパソコンに搭載させてくれました。

”けん君”はとても『要領が良く』、かつ争いを好まない『平和主義』なので、行動を共にするグループの良き『バランサー』となっていました。
誉め言葉として『世渡り上手』というのが、とても似合う人です。

現在の”けん君”はというと、映像関係の専門学校を卒業したというのに、独学で培った『パソコンのスキル』と『先見の明』を活かし、プロのプログラマーとして活躍しています。

話を戻しますが、そんな”けん君”に私は『Twitch』でのアバターの動かし方について相談した訳です。

まぁプロですから、パッっとみて

「あぁこういう事ね」

と、やり方を教えてくれたのですが、それだけじゃなくて

「こういう風にもできるよ」
「こうしたいなら、こういう方法もあるよ」

こんな感じで色々な知識を教えてくれました。
ここで私は、”みっきー”がレビューサイトを作った時と同じような事を思う訳です。

自分でできるようになりたいな


Ruby on Rails

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そんな私の姿を見て”けん君”は、興味があるならと『素人でもできるウェブページの制作過程』などのお勧めのyoutube動画を教えてくれたのですが、その中の一本に衝撃を受けました。

Ruby on Rails チュートリアル

口コミサイトのようなwebページを一人で作れるというものです。

そう、ホームページとかブログとかだけじゃないんです。
そんなサイトも勉強すればできる可能性があるという事を知りました。

・・・・これは、これはまさか、私が作れたらいいなと、頭の中で温めていた、『事業向けの比較サイト』を自分でつくれるかもしれない。そう思ったのです。


プログラミングの勉強をはじめる

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・”みっきー”がレビューサイトを作るのを見て興味を持った
・”けん君”が教えてくれた可能性を知って憧れた
・”Googleサイト”では自分のやりたい事ができなかった

この三つの流れを経て最後に紹介するのがこの人

兄貴

私の”兄貴”です。

私には兄弟が四人います。兄貴は長男で、私は次男です。
年齢は私の一つ上で、子供の頃は喧嘩ばかりしていました。
喧嘩も年が経つに連れて熾烈を極めていき、高校生の頃からは口も聞かくなっていました。

当然、社会人になった時もお互い何も近況報告をせず、”兄貴”がシステムエンジニアになったと聞いたのは母からでした。

そんな絶縁状態から数年が経ち、私の祖父が入院する事になりました。

持病が悪化し高齢だった為、もう助からないかもしれないという事でした。

当然、家族や親せきが代わり替わり、病院に足を運び看病する事になりました。

はじめのうちは祖父も意識がはっきりしていて元気だったのですが、月日が経つにつれて衰弱していく姿を見て、とても辛い気持ちになった事を今でも覚えています。

私の番が”兄貴”と被る訳も無く、時間だけが経過し、祖父は遂に昏睡状態となってしまいました。

そして、遂にその日がやってきました。

「今日が山場だって」

母がそう言いました。

23歳の私は、身近な人の”死”という事に対して想像すらできませんでした。

それがこれから訪れるってどういう事なんだと憤りさえ感じました。

とは言え、行くしかない。

祖父の病室につくと、皆が集まっていました。
そして母と祖母はずっと泣いていました。

私は涙を堪えて、ただ見ているしかありませんでした。

あまり覚えてないのですが、最後にモルヒネのようなものを打ったせいか、祖父の意識が一時的に回復し、みんなと最後の別れを行う事ができました。

祖父は”産まれつき耳が聞こえない”という障害を持ってるので、その最後のコミュニケーションを今際いまわの言葉というのは違うかもしれませんが、祖父が何を言いたいのかはみんなちゃんと理解できてるようで、まるで神様が最後にくれた奇跡のような時間でした。

私は”兄貴”と一緒に祖父に呼ばれました。
そして祖父は私と”兄貴”の手を掴み、握手させました。

「兄弟なんだから仲良くしろ」

そう聞こえてなりませんでした。

私は泣きながら”兄貴”を見ると、”兄貴”も泣いていました。

その後、祖父はまた昏睡状態となり、しばらくすつと意識がついえて天国へ旅立って行きました。

祖父のおかげで、”兄貴”と仲直りする事ができ、私達は久しぶりに会話をする事になりました。

まず最初に話しかけたのは私でした。

「今、どこで働いてるの?」

「表参道だよ」

「え?近い!俺は渋谷と表参道の間だよ」

すると兄貴も同じことを言いました。

「僕も一緒だよ。どこなの?」

ここで驚愕の事実が判明します。

私と”兄貴”は三つ隣のビルで働いていたのです。


・・・・・・。えぇ誠に申し訳ありません。

”兄貴”の事を書こうと思ったら、祖父の出来事を書かずにいられなくなってしまい、脱線してしまいました。

ここからは手短に話します。

現在”兄貴”はプログラマーとして働いていて、更にプロラグミング講師としても活躍している。プログラミングマスターだったのです。

私は”兄貴”に相談しました。

自分がやりたい事を実現する為に必要な順序を教えて欲しいと。

するとその答えは『HTML』と『CSS』そし『JavaScript』にある事が分かりました。

そうと決まれば後はどう勉強するかです。

勉強する方法は沢山あると思いますが、私は無料で学ぶ事ができる『Progate』というサービスを選ぶ事にしました。

#2へ続く


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いやぁ、本当に申し訳ないです。
タイトルからは想像つかないような身の上話を聞かせてしまいましたね。
熱くなると振り返らずにひたすら進み続けてしまう癖が出てしまったようです。

話したかった事が上手く伝えられたのか不安なので簡単に説明しますと

元々プログラミングに興味があり、プログラミングを覚える環境が普通の人よりも恵まれている状態で勉強をスタートしたという事です。

次回はGoogleサイトを使ったホームページの作り方を説明しながら、そのメリットとデメリットをお伝えし、このサービスを使っていて悩んでいる人、これから使おうとしている人に参考になるような記事を書きます。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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それでは皆様、お身体ご自愛くださいませ。

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