「ウェビナー施策」を丸ごと大解剖!月間40本以上を開催し続けるノウハウとは?
※bizhikeはCASTER BIZ セールスマーケへ名称を変更しました
こんにちは!株式会社キャスターbizhikeチームの水谷です!
bizhikeチームではスタートアップを中心とした企業のハンズオン支援を行っています。
このnoteでは、過去の支援実績について紐解いていき、クライアントと伴走しながらプロジェクトを進めた軌跡をお伝えします…!
(第一回目の山本さんnoteの評判が良く、緊張…)
第二回目は、新型コロナウィルス対策をきっかけに爆発的に増えた「ウェビナー(オンラインセミナー)」について。
bizhikeチームにもウェビナーに関するお問い合わせを多くいただき、複数のクライアントで、企画や資料作成、当日運営まで支援しています。
その一つが、ベルフェイス株式会社です(以下、べルフェイス社)。
べルフェイス社では、”ほぼ毎日”ウェビナーを開催しており、合計すると月40本以上!間違いなく、日本で一番ウェビナーを開催されています。
▼開催ウェビナー情報をチェック!
https://event.bell-face.com/
ありがたいことに、イベントマーケティングチーム マネージャーの堀さんからお声かけいただき、bizhikeチーム代表の渡が共催ウェビナーに登壇しました!
ずばりタイトルはコチラ!
(手前味噌ですが、とても好評でした🙌)
今回のnoteでは、当日のパネルディスカッションの内容をもとに「ウェビナー施策のノウハウ」を丸ごと解説しながら、bizhikeチームの支援についてもお話していきます!
Q1.ウェビナーの「テーマ」の決め方って?
前回のホワイトペーパー施策のnoteと同様、ウェビナーのテーマの根幹は「ユーザーが知りたいこと」です。
当プロジェクトにおいて、ユーザー視点で「テーマ」を出し続けてきた2つのSTEPを紹介します。
【STEP1】「カスタマージャーニー」を描き、整理する
ウェビナー施策に限らず、マーケティング戦略を立てる上で「ユーザーの心理や行動」を明らかにするのが重要。その手段の一つが「カスタマージャーニー」です。
カスタマージャーニーを描くために、3つの方向から「声」を集めました。
収集する際には、その声を発する「ペルソナ(性別・地域・役職etc…)」も細かく描きましょう。「誰が何を知りたいか」の解像度がグッと高まります。
ここで陥りがちな失敗が、集めた声を並べて、ユーザーの状況が何となく見えただけで満足してしまうこと。
カスタマージャーニーは活用されてこそ、価値が発揮されるものです。
活用しやすくするために、集まった声をユーザーの階層 ×フェーズで分類し、「必要なコンテンツは何か?」を書き出します。その後、誰が見てもわかるように一覧にまとめます。(この整理していく作業が本当に一苦労…💦)
「集める→分類する→まとめる」という過程を経て、「カスタマージャー二ー」の完成です!
※集まった声から、bizhikeチームで整理したカスタマージャー二ー(一部)
カスタマージャー二ーを作成するなかで、「ユーザーには知りたいことが大量にある」という気づきを得ることができました。結果、現在のウェビナーの本数にもつながっています。
整理されたカスタマージャーニーは、企画に行き詰まったときの寄りどころにもなります。手元でまとめている方も、定期的に見直すのがおすすめです。
【STEP2】「ユーザーの声」を聞き続ける
ウェビナー開催中は、コメントや質問を除くと、参加者の反応は一切読み取れません。参加者の声を知る唯一の手段が「事後アンケート」です。
事後アンケートで重要なのは、満足度の把握に加えて「次回ウェビナーに何を期待するか」を聞き出すこと。べルフェイス社では参加者からのニーズを1つ1つ確認し、bizhikeチームで定期的にまとめて分析しています。
※「次回期待するテーマ」についての参加者の回答(FA)を分類
事後アンケートからは当初の予想を超える期待や要望をいただき、次回ウェビナーに向けた改善、新たな企画の糸口がたくさん見つかりました。
そのニーズに応えていくうちに「オンライン営業の方法」という一つの切り口から「営業に関することは何でも解説してみよう!」とテーマの幅が大きく広がったのです。
カスタマージャーニーを基盤とし、寄せられたユーザーの声からブラッシュアップを続けていく。これがテーマを出し続けるための鉄則です。
Q2.ウェビナー集客のコツは?
集客の方法は、大きく以下の3つにわかれます。
いずれの方法においても「見え方」が集客を大きく左右するため、「タイトル」と「バナー」に力を入れています。
タイトルは前述のテーマ設定が肝ですが、「誰が、何の課題を解決できるのか」を簡潔に示します。数字を入れる、ターゲットを具体化するなど、タイトルがわかりやすいほど集客につながりやすいです!
ちなみに、タイトル付けでは以下の記事を参考にしています。
魅力的なタイトルができあがれば、クリエイティブもスムーズ!
ユーザーの目を引くよう、タイトルをもっとも大きく打ち出し、テーマを意識したインパクトあるバナーに仕上げます。
※バナー制作例
Q3.ウェビナー運営の全体像は?
実際に運営を経験してわかることが多いですが、いくつかコツを紹介していきましょう。
▼実施までのスケジュール
オフラインに比べて手間は少ないですが、それでもToDoはたくさん!企画決定から当日まで2~3週間あるとベストです。
▼企画→登壇資料の作成
資料に落とし込む段階で「何をどう話していけばよいのか…」と煮詰まらないためにも、テーマが決まったら構成・シナリオをじっくりと練りましょう。
べルフェイス社では、ウェビナーのタイトル・対象・構成案をA4・1~2枚の企画書にまとめています。bizhikeチームでは、企画内容がより参加者に伝わるよう、話の流れを整え、ファクトデータなど要素をプラスして登壇資料を作成します。
ウェビナーの登壇資料は、参加者の目にしっかり映ります。スマホで参加する方も多いので「文字を大きく、色使いでわかりやすく」もポイントです。
▼当日運営のコツ
どんなに素晴らしいテーマでも、当日運営の不備で参加者の満足度は下がります…。伝えたいメッセージも届きません!しっかり準備しましょう💪
Q4.KPIは具体的にどう設定してる?
細かい内容は差し控えますが、集客数・獲得単価・案件化率など様々な指標をみています。
以下、お伝えできる範囲ですが、目安として参考にしてください!
Q5.結局「良いウェビナー」って何?
このプロジェクトを通して出た答えは「”ウェビナーのよさ”を決めるのはユーザー自身」ということです。
自分が言いたいこと、自社の商品をアピールし続けるのはNG。せっかく興味を持ってくれたユーザーが離れてしまいます。
ユーザーは課題を抱えており、ウェビナーをきっかけに解決したいと考えています。「聞いた内容が役立った!」「明日から実践してみよう!」と実感を得てもらえれば成功といえるでしょう。
べルフェイス社では、「ユーザーが解決したい課題=営業におけるさまざまな悩み」であることがわかり、自社の専門性が高いオリジナルコンテンツを作り出せるようになりました。
愚直にPDCAを回してきたことで、現在は”ベルフェイスならではのよさ”が紹介や口コミで広がり続けています。
ウェビナーは、比較的スピーディーに実行できる施策です。
まずは実践すること!そして施策の効果を最大限に高める方法は、徹底的にやり続けることです!
CASTER BIZ セールスマーケにお気軽にご相談ください!
もし本記事を読んで「自社オリジナルのウェビナーをやってみたい」「ウェビナー施策を改善したい」という方がいましたらお気軽にご連絡ください!伴走しながら一緒に悩み、試行錯誤し、課題を解決していくお手伝いができればと思います。
ご興味がある方は、まずはフランクにオンラインでお話ししましょう!
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