専門的な内容のホワイトペーパー制作は自社でするしかない?「協力型制作」のススメ
※bizhikeはCASTER BIZ セールスマーケへ名称を変更しました
はじめまして!株式会社キャスターbizhikeチームの庭野芽生です!
わたしは今年の4月からCaster内の異動でbizhikeチームにジョインし、「hiker(ハイカー)」として、クライアントの新規事業の立ち上げ、LP・ホワイトペーパー制作の支援などを担当しています。
実はnoteを書くこと自体がはじめてです・・!(いろんな方に読んでもらえると嬉しいな!)
bizhikeチームでは、スタートアップを中心としたクライアントのハンズオン支援を行っています。
今回の記事では「ホワイトペーパー(WP)制作」の支援について、わたしが実際に担当させていただいている会社の事例をもとにご紹介します!
この記事のサマリーは以下です。
特に、「自社製品はけっこう専門的な内容が多いから、ほかの会社に依頼するは難しそう…」「ホワイトペーパーでのリード獲得を狙いたいが、社内にリソースがないんだよな…」というお悩みを抱えている経営者の方や、事業責任者の方にぜひ読んでもらいたい内容です。
それでは、以下から本題に入ります!!
専門的な内容のホワイトペーパーって外注できるの?
この記事を読んでいただいている方は、これが一番気になるところかと思っています。
答えは「YES」です!
bizhikeでは、ニッチな業界や専門的な内容のホワイトペーパーの支援も行っています。
ただ、クライアント様からのご協力はとても必要としています!!
次項より、bizhikeが何をしていて、クライアント様にどういった形でご協力をいただいているかをお話しします!
ホワイトペーパーを作るためにまずしたこと。ーカスタマージャーニーマップの作成
本記事で事例をご紹介する会社は、クラウドセキュリティサービス主軸事業として展開されている会社です!
ホワイトペーパーからのリードの獲得を増やしたいというご要望で主にホワイトペーパー制作の支援をさせていただいています。
クラウドセキュリティサービスについてのホワイトペーパーを制作する上で、以下のポイントがありました。
そのため、マーケティングの方々・営業の方々にご協力いただき、カスタマージャーニーマップを作成するためのワークショップを行いました。
実際に使ったシート
ワークショップではエンドユーザー企業の担当者がする行動と、そのときの心理をクライアントと一緒に考え、このように本当にたくさんのご意見をいただきました!!
普段、私たちがカスタマージャーニーマップを作る際、ある程度bizhike側で内容を詰めて、確認をしていくという手法を取ることが多いのですが、お客様のサービスが専門性が高い場合などは、私たちの想像と乖離しまうこともあります。
そのため、このようにクライアントのご協力のもとワークショップを実施し、生の声を聞くことで、ホワイトペーパーを作成する前にサービスとエンドユーザーへの解像度をあげていきます。
CJM作成後、競合のホワイトペーパーの調査やタイトルの案出しを行い制作の優先順位を決めたあと、いよいよ実際の制作に入ります!
早速ホワイトペーパーを作っていきます!
通常ホワイトペーパーを作成する際は、構成案を作成⇨クライアントにてチェック⇨文章作成・初稿共有という3段階で行っていますが、前述のとおり専門的な内容が多いため、すぐに構成案を作成するとクライアントが伝えたいと考えられている内容と大きくずれてしまうことがありました。
そのため、現在は構成案の前段階にたたき台として「構成メモ」を作成、これを元にmtgを行い、全体の流れや内容を詰めていく形をとっています。
この構成作成段階は特に、クライアントのご担当にとてもご協力いただいています!毎回本当に勉強になっています!!(わたし個人的にも知見が広がりすごく楽しいです)
▼内容と説明・参考URLより、書きたい流れなどを記載して、MTGで共有。
⇨調べてもどうしてもわからない部分などがあれば、ご担当者様に随時Slackなどでご相談しています!
⇨MTGにて流れを決めた後、清書・読後感などを追記し、構成案として共有⇨クライアントにご確認いただいた後に文章の作成に入っていきます!
前述の通り、通常ホワイトペーパーは下記3段階の流れですが、
構成案作成⇨クライアントにてご確認⇨ホワイトペーパー作成・初稿共有
担当しているクライアントのように、専門的な内容を要する場合、下記5段階にわけて作成しています。
構成メモ作成⇨MTG⇨構成案作成⇨クライアントにてご確認⇨ホワイトペーパー作成・初稿共有
一見時間がすごくかかるのでは?と思われるかもしれませんが、このサイクルで基本的に月に2本初稿を共有しています!
ホワイトペーパーを作成する上で特に注意していることって?
ホワイトペーパー制作の支援をするうえで、私にとって欠かせない3つのポイントは以下です。
MTGで一回聞いた言葉は、すぐに調べる!書き留める!覚える!ー用語集の作成
何がどこまで進んでる?--進捗管理表の活用
サービスにつながる内容--だけど、読み手である企業の方々にとってためになるものであることは必須
用語集の作成ー調べる!書き留める!覚える!
先ほどから何回も言ってしまっているのですが、情報システム系の用語やサービス名・ツール名などはわたしにとってあまり馴染みがなく、初めの数回のMTGでは言葉がわからないということがあり、担当者の方に教えていただく場面が何度もありました。
そこで一度聞いた言葉や、ホワイトペーパー作成中に知らなかった・説明できない単語について用語集を作成し、各構成メモにも該当の言葉を記載しています。
▼構成メモに記載した内容
自分で用語集を持っているだけではなく記載をすることで、個人的には「この言葉わかってるのかな?」というご心配がなくなるかなと思っています。
進捗管理表の活用ー何がどこまで進んでる?
支援開始から作成中のものまで含めると、すでに10件のホワイトペーパーを作ってきています。そのため、何がどこまで進んでいるのかがわからなくなってしまわないように、このような進捗管理表を作成しています!
これで管理することで、一目で今何をしているかがわかるようになります!
内容が読者のためになるものであること
ホワイトペーパーをダウンロードするときって、何かについて知りたい!というときですよね。
知りたいことがあってホワイトペーパーをダウンロードしたとき、1ページ目から完全に自社製品の売り込みで萎えてしまった経験はないでしょうか?(私は何度もあります)
必要な情報を得たくてダウンロードしているのに、初めから自社製品!自社製品!だと、個人的にはその企業への印象まで悪くなってしまいます・・。
もちろんリード獲得という目的があってのホワイトペーパーです。
だから、一番は内容を読んだ上で自らサービスに興味を持って欲しい。
ひいてはホワイトペーパーを読んだ方が、「この会社はこんなに丁寧に情報を提供してくれて良い!信頼できる会社だ!!!」という印象を持って欲しいと考えて制作を行っています。
そのため、「内容が読んだ人にとってためになる内容であること」、「フラットな目線を忘れないこと」は構成作成段階から最終チェックまで、一貫して大切にしています。
おわりに
この記事では以下についてお話ししました。
専門的な内容のホワイトペーパー制作はbizhikeで対応できるか
どうやってホワイトペーパーを作っているか
何を注意しているか
結論としては…
専門的な内容のホワイトペーパーは作成できます!
⇨クライアント様にはカスタマージャーニーマップの作成や、実際のホワイトペーパー作成など、さまざまな段階でご協力いただいています!段階を重ねて丁寧にホワイトペーパーを作成します。
サービス・商品につながる内容であることはもちろん、企業価値を上げることも考えホワイトペーパー制作を支援します!
本文中に何度も記載してしまっているのですが、スムーズにご支援が進んでいることは、クライアントのご協力がとても大きいです。情報共有や、記事のご共有、フィードバックいただく際のご説明など、とても勉強になっており、クライアントには本当に本当に圧倒的感謝です…!!
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特に専門的な内容のホワイトペーパー制作の場合、bizhike側の知識が十分でない場合や、ご協力を必要とする場合も多くあります。
ですが、bizhikeでは、蓄積してきた業務ナレッジを活かしつつ、一緒によりいいものを作りたい!と真剣に考え、一社一社に合わせて支援内容をカスタマイズしつつ支援を行っています。
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今回の記事は「ホワイトペーパー制作」のご支援についてでしたが、bizhikeでは本当に幅広い領域でご支援をさせていただいております。
社内には、それぞれの領域に精通した人材が揃っており、また未経験でも広い範囲をカバーするための業務ナレッジが蓄積されています。通常であれば、その領域ごとに複数社に依頼しなければならずコミュニケーションコストがかさんでしまいますが、bizhikeであればワンストップで任せられるのが強みです!
このnoteでは、bizhikeのご支援ノウハウをはじめ、提供サービスや支援事例などをご紹介します。ぜひフォローしてチェックしてください!
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