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なぜ、図解×研究のコミュニティ「図解総研+」をはじめるか?

図解総研

いよいよ図解×研究のコミュニティ「図解総研+」をはじめます。なぜこのコミュニティをつくったか、どんなコミュニティなのか、何ができるのか、といったことを紹介していきたいと思います。

まずは図解総研+の概要です

図解で社会の見え方が変わる「図解総研+」
図解総研+はじめます
図解総研+とはなにか?
図解総研+の活動概要
ゼミの概要
何を図解するか?
環境問題図解、ビジネスモデル図解、会計の地図
政策図解、パーパスモデル
ビジネスモデル図解による事例研究
パーパスモデルによる事例研究
政策図解による事例研究
図解による共通言語を使って事例を研究する
コミュニティのシステムについて
プランについて

追記)プランの料金が月額であることがわかりにくかったため、スライドに明記しました。

第1期メンバー募集・開始と説明会について
図解総研+のお問い合わせ先

ここまでで簡単に概要についてスライドで紹介しました。図解総研+のサイトはこちらからアクセスできます。

もっと詳しく知りたい方はここから先もぜひお読みください。なぜ図解総研+をはじめたか、メンバーになるとできること、説明会についての案内を紹介していきます。

図解総研+として伝えたいメッセージ

このたび「図解総研+」をはじめることになりました。ズカイソウケンプラスと読みます。 ビジネスモデル、会計、政策、共創、などこれからの時代に求められるビジネスを考えていくうえで必要になる考え方を学び、実践する場として、弊社「図解総研」を組織としてひとまわり拡張するようなイメージで「+」を加え、より多様な人が参加できる研究のための場として設立しました。

「ビジネスモデル2.0図鑑」(KADOKAWA)や「会計の地図」(ダイヤモンド社)を出版し、多くの方に反響をいただきました。ビジネスモデルや会計などの領域では、概念がむずかしいために理解が難しく、コミュニケーションコストが高くなりがちです。

そこで図解総研+では、共通のフォーマットで図解したフレームワークを使うことで、コミュニケーションコストを下げ、理解するために使う時間を減らし、もっと新しいビジネスモデルを生むための時間にしたり、新たな価値を考えていきたいと考えています。

ここに参加する方は、まずは基礎的な知識として図解総研がもつビジネスモデル等のフレームワークを学びながら、これからの時代に求められるビジネスについて図解で読み解いたり、みんなでリサーチして面白いビジネスモデルを発見・シェアしたりします。自ら興味のあるテーマを掘りさげるための研究グループをつくることもできます。求められるのは、好奇心と探究心です。

図解はコミュニケーションを促します。図解はものごとを構造的に読み解くレンズになります。図解を通じて社会の見方を学び、社会をすこしでも前に進める力をみんなと一緒に生み出していきたいと思います。ぜひ一緒に図解で世界を見る力を養いませんか。

図解総研+はどんな人におすすめ?

こんな人におすすめです。

おすすめする人
  • これからの社会がどうなっていくか 未来思考で考えたい方

  • ビジネス全般や社会課題の領域に 感度の高いビジネスパーソン

  • 社会課題解決にビジネスの観点を取り入れたいソーシャルセクター・NPOの方

  • ビジネスデザインまで考えていきたい デザイナー・クリエイター

  • 自ら考えていることを 図解で構造的に整理してアウトプットしたい方

  • 情報を抽象化し、 構造的に捉えることが 好きな方(得意でなくとも良い)

※ 図解総研では、ただ儲けたいんです、というように経済合理性に特化した姿勢は歓迎しません。経済合理性は活動を継続していく上でもちろん大事ですが、そのために本来配慮すべきステークホルダーを犠牲にしたりと、バランスに欠けてしまうことがないようにしたいと思っています。

なぜ図解総研+をつくったか?

ここから、なぜ図解総研+のような場をつくったのかについて背景をかきます。

理解・伝達のコミュニケーションコストの高さ

これまで、ビジネスモデル2.0図鑑、会計の地図など書籍を出版し、多くの企業・行政・大学の方々からのご相談を受けるなかで、そのどの領域においても高いコミュニケーションコストがあることにもやもやした気持ちを抱えていました。

多くの書類・文章を読み込む時間、打ち合わせをして認識を確かめる時間、経営陣に稟議を通すための企画書をつくりこむ時間など、ものごとを理解するための、より正確に伝えるために時間を使うコストがどの領域もとても高い。

もちろん、前提としてそれぞれが持っている知識や経験が違うので、擦り合わせるための時間は多少なりとも必要だと思いますが、それでも、理解するためや伝達するためだけの時間にさかれすぎていて、もっと新たな価値を生み出すところに時間を使えた方がいいのでは…?と思う気持ちがありました。こういった課題感に共感いただける方、それなりにいるのではないかと思います。

専門と素人の情報の非対称性

そもそもなぜこんなことが起こってしまうのかといえば、専門分化され、専門性が固定化されやすい社会構造にあるからだと考えます。専門を持つことで役割を与えられ、権限が生まれ、より多くの報酬が入ってくる。その権限が固定化される時間が長いほど、専門用語だけでしか語れなくなり、素人の視点を忘れてしまう。多くの組織に未だ存在する縦割りの構造がそれを助長し、権威がいつまでも権威として君臨してしまう。

特定の領域で専門性を高めることはもちろん大事ですが、専門性が役割としていつまでも固定されることで専門的な概念が素人に届きにくくなり、その情報の格差が深刻化し、専門家と素人の間の翻訳コストがとても高くなることで、いつまでもコミュニケーションコストが減らない状況がいろいろな業界・領域に存在しているように感じます。

ある編集者に聞いた話では、ベストセラーのビジネス書を書いた著者に、この本をもっと平易に書いた素人の方にも通じやすい本を出しませんかと問いかけたところ、「優しく書くことなんかできない、なぜなら難しく書くことで企業から相談を受け、仕事が成り立つからだ」というような回答だったと聞き愕然としました。こうした情報の非対称性を利用したビジネスにインセンティブがあるからこそ、なかなか専門と素人の間のコミュニケーションの断絶は解消されにくい。

情報の非対称性を乗り越える「素人力」と図解の技術

専門的な知見をもちながら素人の視点を忘れずに情報を翻訳して伝えられる力のことを「素人力」と呼んでいますが、専門と素人の間の断絶が深刻だからこそ、今こそ素人力のような力が求められています。

ここで難しいのは、専門と素人、両方の視点が必要だということです。ある領域について知れば知るほど、専門家に近づいていき、素人的な視点を持つ、素人力を発揮する難易度は上がっていきます。かといって素人すぎてしまうと、概念を捨象しすぎてしまい、正しくない状況を引き起こしてしまうリスクが高まります。

こうした専門と素人の行き来を、図解によって行うことがある程度できます。図解は、複雑性の中間です。スライドで図解する場合は、面積が決まっているために、文章のように無限に情報をつめこむことはできません。限られた面積のなかに情報を配置するためには、情報を一部捨てる必要があります。情報を捨てるためには、情報の優先順位がわかっていないといけない。情報の優先順位をつけるためには、情報をロジックで構造化する必要がある、というように順序があります。この順序をまとめたものが以下です。

図解するまでの5つのステップ

世間的にはさまざまな図解が溢れていますが、図解総研は、図解を「情報をシンプルに整理・可視化するための技術」だと捉えており、こうした技術をもっと多くの人が使えるようになっていけば、より複雑な概念をコミュニケーションしなければならない場面においても、コミュニケーションコストは適切に下げられるのではないかと。

図解総研+という図解×研究の場

図解総研+は、図解総研をひとまわり拡張した新たな組織形態です。ここに参画することで、図解総研が持つ研究リソースにアクセスし、みんなで研究に参加し、その研究を必要に応じてオープンにしていきながら、各々の現場にその研究のエッセンスを持ち帰っていく。そんなサイクルを考えています。

そのため、メインの活動をゼミという形式で3ヶ月サイクルにし、一定期間でアウトプットすることを目指すプロセスにしました。図解総研はこれまでの各共通言語のノウハウを参加する方に提供し、参加する方は自分が深めたい領域を事例研究しながら図解でアウトプットしていく。可能な限り参加した方同士でフィードバックしあいながら、アウトプットの質を高めていく。もちろん、ゼミは主軸の活動ではありますが参加必須ではないため、他の活動にのみ参加する形、ひとまず見るだけ、の参加も大丈夫です。

実験的な活動ではあるので、どこまでうまくワークするか、自分達にとってもチャレンジではあります。中身も必要に応じてアップデートしていきます。今回、第1期のメンバー募集ということで、ファーストペンギンとして、その不確実性の中でも飛び込んで一緒にコミュニティをつくるところから楽しめる人が参加いただけるといいなと思っています。

実は以前、図解総研の前身である任意団体「ビジネス図解研究所」は、コミュニティとしての側面もありながら運営していましたが、全てのルール、制度を自分達で設計し、50人ほどいたメンバーとともに合意形成していくという民主的なプロセスを辿ろうとしたあまり、メインの活動よりも、コミュニティの設計の活動の時間に多く割かれてしまうという反省がありました(それはそれでいい経験にはなりましたが)。

そのため今回は、ひとまわり組織を拡張した形態をとる際に、ゼロから自分達で仕組みを構築するのではなく、既存のサービスプレイヤーと組む形にしようと決めていました。そんな中、TwitterのDMで、コミュニティ構築に最適なサービスを提供している「OSIRO」の方から連絡をいただいていたことを思い出しました。最初にご連絡いただいてからだいぶ時間が経ってしまいましたが、あらためて連絡をし、コラボレーションすることになり、こうして図解総研+のサイトが完成しています。

図解総研+のサイト

図解総研+メンバーになるとできること

メンバーになり、図解総研+にログインすると、さまざまな機能が最初から使えます。基本的につかえる機能は図解総研+のコミュニティ内の人しか閲覧しないクローズドなものです。

研究のゼミへ参加できる

月に1回はゼミを開催し、オンライン上で集う場をつくります。進捗を確認したり、お互いフィードバックしあったり、最後には発表の場を設けます。そういったゼミは、イベント機能を使い、いつどんなイベントが行われるかがサイト上で閲覧できるようにします。

さまざまな研究グループに参加できる

・面白いビジネスモデルをシェアするグループ
・会計の最新の動向を学ぶためのグループ
・ビジネスに活かせそうな政策を学ぶグループ
などさまざまなテーマでグループをつくり、そこで情報をシェアできるようになっています。公式グループもあれば、メンバーからのリクエストでグループをつくることもできます。

自分のプロフィールページがつくれる

自分のプロフィールページをつくることもできます。みためとしてはfacebookに近いです。他の人のプロフィールにアクセスしたり、フォローすることでその人の情報を追うこともできます。

興味関心タグを設定できる

興味関心に近いタグを自分に付与することができます。それによって、プロフィールにタグが表示され、他の方がプロフィールに訪れた際に、この人はこういったキーワード、ジャンルに興味があるんだなと知ることができます。例えば「ビジネスモデル」に興味があれば、ビジネスモデルのタグを登録しておく、といった具合です。

研究の進捗をメンバーにシェアできる

自分がおこなっている研究の進捗を発信したり、考えをブログ記事のような形でシェアすることができます。記事に対して他の人から「いいね」したり、コメントしたりすることもできます。

メンバーとのメッセージのやりとりもできる

ルームという機能で、メンバーとのメッセージのやりとりもできます。クローズドなチャット、のようなイメージです。

ほかにも地味に便利な機能などかゆいところに手が届くシステムになっているかと思います。基本オンライン上でのやりとりにするため、地方在住の方も参加できます。ゆくゆくはみんなで研究した研究成果をまとめるアーカイブ、各テーマのアドバイザーの参画、研究を対外的に発表する場、などいろいろやっていきたいこともありますが、まずはミニマムスタートで必要に応じて徐々に活動を拡張していきます。

図解総研+で培われる3つの力

図解総研+では、これらの3つの力をつけることにつながる場にしていきたいと考えています。

  1. これからの社会を 「見通す力」を得る
    これからどんな社会になっていくのか、さまざまなテーマを持った人たちと一緒に図解を通じて学び高め合っていきます。広い意味でのビジネス環境におけるマクロなトレンドを追ってみたり、新たなビジネスモデルが生まれる背景を探ってみたり、これから何が変わりゆくのか、情報を整理し、それを図としてアウトプットすることで一緒に考えていきたいと思っています。

  2. あらたな事業を 「考案する力」を得る
    社会を見通す力をつけていきながら、では実際にどうしたらいいのか?自分たちは何をしていけばいいか?も考えていきます。ビジネスモデルやパーパスモデルといったモデルを活用し、図解しながら、アイデアを練り上げていくこともできますし、自分の会社の事業を整理・分析し、何が強みなのかを振り返るようなこともできるかもしれません。

  3. さまざまな仲間と 「対話する力」を得る
    ここでは、ビジネスの話題や社会課題の話題などが入り混じって話されます。儲けられればいい、社会にいいことができればいい、というような何か1つのイシューだけ解決すればいい単純な話にはなりません。むしろこれからの時代では、経済性と社会性という一見相反するようなジレンマを同時にみたしていくような難しい問いを考えていかなければいけない。そんなふくざつなテーマにおいて、さまざまな立場に置かれている方と対話するためにも、図解のようにビジュアルで伝えるコミュニケーションを学んでいけたらと思います。また、このコミュニティ自体もみんなでつくっていくようにしていけたらと思います。

軸にある研究ゼミ以外にもさまざまな活動が行われる想定ですが、活動すべてに参加する必要はないので、気になるところを中心に参加する形で問題ありません。 図解総研は場の管理者ではありますが、こちらから一方的に何か教える学校のような場ではありません。もちろん、こちらがもっているノウハウやツールはすべて提供しますが、参加する方がそれぞれ秀でているところを教え合いながら、ゆるやかにつながる場になるといいと考えています。

図解総研+のスケジュール

第1期メンバー募集のスケジュールは以下のようになっています。

第一期応募期間
12月4日(土)~ 12月19日(日)

結果通知
12月20日(月)

オリエンテーション
12月23日(木)

まずはオリエンテーションとして、図解総研+の改めての説明や具体的な進め方などについてご案内します。年末に差し掛かっているので、本格的にスタートするのは年明け2022年からになるでしょう。可能なら、年末年始に自分のプロフィールを整備したりと、事前に準備できるといいなと考えています。

19日締め切りなので、応募はお早めに!!!!!

図解総研+の第1期オンライン説明会

質問や相談などがある方もいるかと思うので、オンライン説明会を開催します。質疑も受け付けますので、お気軽にご参加ください。説明会に参加したからといって必ず応募する必要はありませんし、説明会に参加しなくても応募することも可能です。

オンライン説明会1   12月 9日(木)21:00~22:00

https://zoom.us/j/97838970923

※1回目の説明会は終了しました。

オンライン説明会2 12月14日(火)21:00~22:00

https://zoom.us/j/98388506629

  • 時間までは待機室にいて、時間になったら参加許可を出します。

  • 前半が図解総研+についての説明(30分程度)→後半に質疑(30分程度)という流れです

  • 基本的に質疑までの時間はマイクオフで参加いただきます

  • 後半、質疑の時間にマイクをオンにし自由に発言していただいて構いません

  • 質疑がなくなり次第、イベントは終了とします

  • 1回目と2回目の内容は同じのため、参加したい方はどちらかで大丈夫です

オンライン説明会は参加申し込み不要なので、上記zoomのリンクに直接アクセスください。ぜひお気軽にご参加ください!

ということでここまで長くなってしまいましたが、なぜ図解総研+をはじめるのか、どんなコミュニティなのかについて紹介してきました。はじめは人数もミニマムかと思いますが、こうした研究の場を設けることで、好奇心や探究心を通じた横のつながりをつくり、ふだんは違う領域にいるけど、似たような想いや価値観を持つ仲間と出会う場にもなるといいなと考えています。

月額の金額は最初もっと抑えていたんですが、内容を検討していく中で、周りの方のアドバイスもあり、引き上げることにしました。個人の方にとっては決してお安い値段ではないと思いますが、最初から人数が増えすぎてしまうと質が下がるため、コミュニティ全体の質を保ちながら活動を続けるためにも、最終的にこの価格にしました。

あらためて図解総研+へのリンクを貼っておきます。気になったかたは登録へお進みください。

最初に参加される方は不安もたくさんあるかと思いますが、後悔させないような場づくりをしていきたいと思います。一緒に場を盛り上げ、ユニークで創造的な図解×研究コミュニティを一緒につくる仲間と出会えることを楽しみにしています。

追記)説明会で質問を受けたので、以下に記します。

Q. PC、タブレット等使用機器に制限はありますでしょうか
→特に制限はないです。図解する際のスライド作業は大きい画面の方がやりやすいかと思いますが、タブレットでやっている人もいます。スマホだとさすがに小さいかなと。図解総研+自体の閲覧やメッセージのやりとりはスマホで可能です。

Q.ゼミはどんなふうに進みますか?
→月に1度オンラインで集まり、お互いにフィードバックする機会をつくり、3ヶ月後にコミュニティ内で発表します。人数に応じてゼミチームをつくります。ただ、チームのメンバーが同じ作業をするわけではなくそれぞれやることはバラバラです。

Q.図解をするツールは具体的にはどのようなものでしょうか
→基本的にgoogleスライドでみんなで共有しながら図解することを想定しています(googleサービスが使用できない場合、パワポ、keynoteなど別途相談可です)

Q.自分のビジネスモデルを考えることも可能ですか?
→はい、可能です。既存の事例を研究するだけでなく自分が新たなモデルを考えることもできます。

Q.共通言語5つのどれを選ぶかは参加したメンバーそれぞれが選びますか?
→はい、何を選ぶかはメンバーに選択権があります。

以上です!

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