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仕事の単価を上げる。

こんにちは、はるぽんです。

私は奈良の田舎の自宅でWebデザインをしています。いわゆるフリーランス主婦です。フリーランス歴は3年と3ヶ月、主にWeb制作会社の下請けをしています。

3年も経つとクライアントは大体決まっていて、どれくらいの案件が受注できるか目処は立ってきています。しかし同時に焦りが。自分の稼げる額が頭打ちになってきているからです。

今回はどうしたら「仕事の時給をアップ」できるかを考えました、この3つを分けてブログに綴っていきたいと思います。

「仕事の時給をアップ」する3つの方法。

1.「単価を上げる。」

2.「受注額より低い額で他の誰かに発注する。」

3.「自分のスキルをアップさせ、納品速度を早くする。」

まずは「単価を上げる。」とてもシンプルな考え方です。今まで10万で請け負っていたとすると、15万、20万にアップさせれば時給は上がります。しかし「仕事を失うかもしれない」というリスクもあります。

バカなクライアントは単純に「値段が安い」ということだけで発注を決めます。なので少しでも「高い」と感じると不満を言い、安く受注してくれるランサーへと移行するでしょう。

私もそれが怖くて、というか交渉にかかる労力が惜しくて、あまり今までやってきませんでした。しかし勇気を出し、今週は自分が一年以上付き合ったクライアント3社と交渉してみました。

一件のクライアントは私の元を去りました。ひゅるり〜

一件のクライアントは若干値切ってきたもののOK。(大体1.7倍の価格になりました。)

一件のクライアントは1.25倍になりました。

うん。勇気を出して良かったと思います。

それでは今まで1年以上付き合ったクライアントと値段交渉する際のポイントをお伝えしたいと思います。当たり前のことをやるだけでした。

「きっちり見積して、理由を添える」。これだけです。

なぜ今までできなかったんだろうか。最初の取引ではできるのですが、ナァナァになってきちゃうことってないですか。「次も同じ価格でいいや」みたいな。

逆に考えてみてください。「前回はこれだけの時間がかかって、どのような修正が発生した。」「担当者はどんなクセがあるか。(例えば納品間近にレイアウトの修正が入るなど)。」私のように制作会社の下請けをしていると、制作会社の担当者のスキルにも納期は大きく左右されます。

そのような過去のデータから「このくらいの値段だったら喜んで引き受けられる」という価格をつけるべきだと考えました。

それが仕事のモチベーションに繋がります。具体的に言うと、

「仕事の質が上がり、担当者との信頼関係もアップ。」

モチベーションも上がるので作業時間も短縮されるかもしれません。そうすると時給アップにつながり、負のサイクルから正のサイクルに変わります。

そして交渉の時ですが、見積書を添付します。Webサイト制作でしたら「デザインのページ単価」を手がかかりそうな時間の予想をつけてAとB、もしくはそれ以上にわけて記載します。コーディングも同じく。

こうすることによって1ページ○○○円といった丼勘定的な見積書ではなく、「このページはこんくらいかかりまっせ!だからこのお金がかかりまっせ!」ということを表明できます。クライアントはお金を出さないのではなく無知なのです。こちらがきちんと説明すればわかってくれるはずです。

そして、メールの冒頭にこう書き添えてみてください。

「制作費についてご相談ですが、前回より費用をアップしていただけないでしょうか。」「希望する額は○○○○○○円です。」「それは○○○○○○○○○○○○の理由からお願いしたいです。」「詳細は見積書をご確認ください。」

これで貴方と仕事を続けたいクライアントなら即OKを出してくれることでしょう。

逆に去って行くクライアントはクソだと思って、潔く去っていただきましょう。こうすることが時給アップ、さらにはモチベーションアップにつながります。

今回は1.「単価を上げる。」について書いてみました。次回は2.「受注額より低い額で他の誰かに発注する。」について書いてみようと思います。

お読みいただきありがとうございました。


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