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(Ch.1)具体的な行動に移る前に、計画を立てよう

押さえておくべき社会の変化、「新卒の通年採用」

この連載は、大学1,2年生向けに作成しているので、通年採用を前提に書いていきます。

2年生までの間にやっておきたいこと

・就活サイトへの登録
・業界研究
・職種研究
・気になる企業ピックアップ
・自己分析

やっておきたいことは上記5つです。


就活サイトへの登録

大学何年生でも就活サイトに登録することが出来ます。
(※サイトによっては利用規約で登録対象者を制限している可能性もあるので、必ず登録前に規約の確認をお願いします。)


就活サイトに早くから登録する理由は、就活市場における情報を定期的・効率的に収集出来るからです。

サイトには、
・どういった情報が掲載されているのか?
・就活に関するイベントでは何があるのか?
・プロフィール欄に書く項目は何か?
などを知っておくことで、インターンや応募などエントリー時のアドバンテージになります。


受験勉強でも志望校の過去問を一度解いて、『どんな問題形式なのか?どれくらいの難易度なのか?』といった事を把握し、合格可能性を高める為に準備していたと思います。

就活も同じです。

事前にどれだけの情報を頭に入れておくか?その情報を元に、大学生活をどう送るかを計画できるので、同級生よりも何倍も優位に立てる上、自分のキャリアについても考える時間を確保できます。

業界・職種研究

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詳細は【業界・職種研究】を取り上げる記事に書くので、ここでは触りだけ書きます。


『日経新聞も読んでいるし、社会経験も豊富だ』
『消費者に直結する仕事にしか興味がないから、見識を広める必要ない』
『誰でも知っている業界・会社で働きたい』

など現時点で考えていても、絶対に『全業界を知る=業界研究』を行って頂きたいです。

例えば、スポーツを『サッカー・バスケ・テニス』しか知らない状態だと、自分に合うスポーツを探す選択肢は3つしかありません。
しかし、たまたまマイナースポーツを知って調べてみたら、『サッカー・バスケ・テニス』よりも熱中できるスポーツかもしれません。

そして、そのスポーツには年齢制限があり、知った時にはプレイできなかったとしたら?『若い時に知っておけば。。。』と、失望や後悔はとても大きくなるでしょう。

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仕事においても、転職が当たり前の風潮が出てきたとは言え、転職より新卒の方が仕事に就ける可能性が圧倒的に高いとしたら?
『なんで就活時に、ちゃんと業界研究しなかったんだ・・・』と後悔することになるでしょう。

そうならない為にも、時間の猶予がある1,2年生から業界・職種研究を行うことで自分の可能性を広げられると思いませんか??

企業ピックアップ

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企業研究の詳細も、別の記事で書きますが、とりあえずやっておいて欲しいことは、気になった業界があれば、その業界を就活サイトで検索し気になる企業をピックアップしておくことです。

どんな理由でも問題ありません。
『社名を知っていた』『就活サイトの写真に惹かれた』『初任給が高かった』『社員数が多かった』『海外展開していた』『先輩社員が可愛い・かっこいい』
どんな理由であれ、少しでも興味を持った企業はリスト化しておいてください。

自己分析

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自己分析も詳細は別途、書きます。
ここでは、自己分析をより厳密に実施するために日常生活で行って欲しいことを書きます。

それは、一行・一言で十分なのでその日その日に起こった出来事で感情が動いたことを記録することです。

・出来事
・喜怒哀楽
・そう感じた理由

記録していくイメージは、下記のような感じです。

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Excelでも、Googleのスプレッドシートでも、メモ帳でも良いです。
ただ、自己分析時に集計結果を利用したいので、表計算ソフトを利用する方が後々を考えると便利です。

エンジニア志望の人は、難しいDB設計でもプログラムでも無いので、設計からテストまで試みてはいかがでしょうか?


この記録付けを1年間も行えば、どんなことが印象に残り、どういった出来事に対して喜怒哀楽を感じ、喜怒哀楽を感じた理由・ポイントは何なのかを深く理解することが出来るようになります。

3年生にやること


2年生までに一通りの分析・研究を実施したら、次は興味を持った企業の内部、社員としての働き方を体験する作業へと軸足を移します。

具体的に実施していくのは、

・OB・OG訪問
・インターン参加
・企業研究
・自己分析

これらを実施していきます。

企業研究・自己分析は、既にやってきた研究結果を踏まえて、新しい発見や変化があった際にブラッシュアップしていくイメージになります。

3年生は、自分の中で完結する事柄から、社会と積極的に接する機会を作っていきます。

具体的には、
『OB・OG訪問』『インターン』を積極的にやっていきます。
(※OB・OG訪問、インターンについても詳細は別途で書きます。)

これまで2年掛けて調べてきたものと、実際の現場とのズレを把握し、知見や見聞を広げ、社会人が使う言葉や話し方、仕事の仕方など、どんどん自分のスキルや感覚を社会人に近づけていきましょう。

4年生にやること


もしかしたら通年採用になったとしても、これまで通り3年の終わりから面接を実施し、内々定を出す企業もあると思いますが、一旦は通年採用になり、4年生から面接が始まる前提で記載します。

4年生は、
研究・体験結果から働きたいと思った企業の面接を受けていきます。

面接を通して、
・同期になる人たちはどういった人たちなのか?
・面接時の企業側の対応はどうなのか?
など、インターンに参加できなかった企業では、面接時に確認できる『人』の観点を重視して、最終的に自分がキャリアをスタートさせる会社はどこが良いのかを踏まえて、検討しましょう。

(※面接に関しても、別途の記事で解説します。)

内々定後は

内定を取り消されるような問題は起こさず、卒業出来ないといったミスを起こす事もせず、プライベートを充実させましょう。

『遊びに、入社後に活きる為の勉強に、適度な労働に、後輩の為に etc』といった形で、残りを大学生活を充実させることに一生懸命になりましょう!

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