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【大学新1年生へ】就活に活かせる大学生活の送り方part9

今回は、【調査編】になります。
大学生の場合、就活サイトを見て企業や業界の切り口で会社を選ぶ事が多いと思いますが、ぜひ【職種】という切り口でキャリアを見る事も一度はした方が良いです。
美容師・デザイナー・シェフetcなどなど小さな頃から夢を持ち、その仕事に就くことを考えている人は、この先の記事は読んでも意味はあまり無いと思います。

やりたい仕事がないなら、『給料』を軸として考えることがオススメ

よく「やりがい」という言葉を全面に押し出して職探しを訴求する記事をよく見かけますが、個人的には好きではありません。
「やりがい」は不要だということを言いたい訳ではありません。「やりがい」は、どんな仕事でも本気で取り組めば、自然と得られる報酬だからです。

そういった前提なので、私はやってみたい仕事が決まっていない人は、給料ベースで仕事を捉えた方が将来、後悔しない確率が高いと思っています。
給料を考える際は、ぜひ中途採用市場での給料情報を見ることをオススメします。

なぜ会社の平均給与ではなく中途採用市場を薦めるのか?
それは、会社は倒産・賞与カット・給与削減など景気によって給料が下がる可能性があり、この部分は自分の力ではどうにも出来ず防ぐ事が出来ません。
しかし、【職種】という観点でみれば、もし自分のいる会社や業界が不況になれば、他の会社・業界で好況な所に転職すれば良く、給料が下がることを自分の判断で防ぐことが出来ます。

調べ方は、ネットで『中途採用 職種別 給料』などで検索すれば、大手サイトがまとめてくれていますので、簡単に調べられます。

注意点としては、時代の変化が急激な現代においては、3年後には市場価値が急落している職種になってしまっている可能性もあるので、一度見たら終わりではなく、定期的に確認することが大事です。

給料以外に見るべきポイント

中途求人には、必ず求める経験・スキルが記載されています。
経験年数は平均すると何年くらいを求められるのか?
どの求人にも共通して記載されているスキルは何なのか?
などを確認し、必要なスキルを就活までに勉強しておけば、実際に就活する時に語れるエピソードもありますし、最初からスキルがある事もアピールできるので、就活を有利に進めることができるでしょう。

もう一つは、どこのサイトでも構いませんが、その職種での中途求人数が日本全国でどれくらいのボリュームがあるかの確認もしておきましょう。
求人数が多く、かつ複数業界でも募集をしている職種であれば、汎用性も高く身につけるスキルや経験職種として魅力的と言えます。

まとめ

すでにやりたい仕事・職種が決まっている人は、その道で成功できるように努力し続けてください。

特に、『これ!』という仕事が決まっていない人は、「やりがい」という観点ではなく「お金」という観点で仕事を選ぶことが大事だと私は思っています。

「お金」があれば、道を変えたいと思った時に、勉強に費やす時間をお金によって確保できます。好きなモノ・コトを我慢せずにやりたい時に実行できる自由も手に入れられます。

そして「やりがい」は、どの仕事であっても高い目標を掲げて本気で取り組めば手に入ります。だったら、「やりがい」も「お金」も手に入れられる仕事の方が良いと私は思います。


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