_お金の授業_基礎編Part3

【お金の授業】日本の破滅的な状況と解決方【基礎編Part3】

前回は労働単価を上げることが、自由時間と自由なお金を作る上では必須という話を詳しく公式として解いて説明した上で、しかしその労働収入が現在の日本だとヤバイことになっているというところで授業は終わりました。

今回は日本の社会のやばさについて説明していきます。

日本の未来は暗い状況です。
具体的に将来的に起こりそうなことは以下です。

①周りの先進国の賃金が上がる中、日本のみ賃金が上がらない。
→相対的に貧乏になる。
②収入は増えないのに、物価は上がり支出は増える。
③不景気とAI時代により、大リストラ時代と就職氷河期の到来。
④年金受給額の低下による、老後資金問題。


つまり一般的なサラリーマンはこんな状態になります。
70歳まで低賃金でリストラに怯えながら働き続ける。
支出は増えて、又老後資金の貯蓄が今まで以上に必要になるため、主に以下の2つの状態に分類されます。
①私生活を低水準の生活レベルまで落とす
②複数の仕事を行い時間を削ることで一般的なレベルの生活を送る

①を選んでもお金に追われて奴隷のように
②を選んでも70歳までほぼ仕事に追われ、自由になった時には身体が思うように動かない

絶望ですよね。


そもそもなぜこのような状態になってしまうのでしょうか。
これはデフレのよるものです。

デフレとは簡単に言うと、モノが買われない経済状況です。
デフレの問題点は以下です。
モノが買われない→企業が潤わない→労働者の賃金低下→さらにモノが買われない。
実際に先進国で唯一日本はここ20年間で賃金が低下しています。
他の国が1.5倍ほどに伸びているにもかかわらずです。

このデフレの主な原因は人口減少少子高齢化によるものです。
人口減少は大きなデフレ圧力になります。
また少子高齢化はデフレ圧力を加速させるものになっています。
このWパンチを喰らっている国は前例がありません。
まさに歴史的の危機です。

現状ですら経済成長していない日本が、今後さらなる人口減少によって経済が衰退していくというわけです。
人口減少を解決するには、経済を良くしなければいけません。
しかし人口減少でさらに経済は衰退方向へ向かう。
という最悪のスパイラルに陥ってしまっているが日本なのです。

他の国で前例が無いレベルの危機なので、確実な改善方法はありませんが、改善するには「金融緩和」+「生産性向上」を行う必要があると考えられます。

具体的には、国民全体の賃金上昇と同時にスキルアップトレーニングを行うことです。

実際に高生産性・高所得経済の成功モデルとなったデンマークでは、賃上げと人材育成トレーニングはセットで交渉されます。

日本でも、政府主導で各企業で人材育成トレーニングを実施させ、トレーニングによってスキル向上した者に金融緩和によってばらまいたお金で賃金を向上させ、結果国民にお金が生き渡るようにするのです。

また、5GとAI技術で世界のトップを走れるように、国全体として発展を助けることで、経済成長を遂げることができるでしょう。

これはあくまで政府が行う施策の一環ですが、政府がこのような舵を切るとは限りません。
もしこのように舵を切ったところで失敗する可能性も当然あります。

なので、個人個人でやっていかなければいけないことは、一般サラリーマンより一つ上の段階に逃げておくことです。

逃げておくというのは、暗い未来が来ても自分だけは助かるポジションを取っておくことです。
例えば、AIに代替不可能且つ希少性の高い専門的なスキルを身に着けたり、活動拠点を海外に広げられるように準備したり、個人で稼ぐ技術を身に着けたりということです。

どんな道に進むにせよ、確実にお金の勉強は行っておくべきです。
お金の勉強は言わば、地図みたいなものです。
ベースとしてお金の知識を持った上で、どの方向に進むのか決めなければ、途中で道に迷ってしまいます。
お金の知識という地図と日々相談しながら、あなたの生きる道を選んでみてください。

次回は、人生に必要なお金について勉強していきますのでフォローしてお待ちください。
次回でお金の授業基礎編は最終パートになります。
ようやく始まりが見えてきましたので、基礎は必ず理解するようにしてください。

次回→https://note.com/biz_yu1/n/n53f264a93273

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